いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

赤青黄色のレーシングオイル

天気が悪かったせいもあって、今日は実はカブトムシの幼虫を探しに行ったのですが、結局採集はできませんでした。

以前に採りに行った場所に行ったところ、「山林への立ち入り禁止」ってな感じの看板がやたらとあったので、遠慮せざるを得ませんでした。
“農地の隅に肥料として積んであるキノコの培地として使用済みのオガクズ”なんですけどね。そのカブトムシの幼虫が居る場所って。
だから立ち入り禁止なんて気にしなくても・・・、とも考えられるけど。

同じ一帯に10カ所くらいあって、幼虫の糞もたくさんあったんですが、
ま、しょうがないです。



さて、オイルの話です。
私が勝手に気に入っているオイルでしかなくて、格別いいって訳でもないとは思いますが。

これまでの投稿で紹介した“お気に入りエンジン”っていうのは、車両(NC30)に載っていたエンジンなんですが、とってもパワフルに廻っていたので、元のオーナーさんに使用していたオイルを教えて貰っていました。

そのオイルの銘柄は「AGIPレーシングスペシャル10W-50」です。

あんまり調子がいいので、同調も敢えて触らず、オイルも交換せずに交換時期を引っ張っていたのですが、最終的にはあまりにもタレて替えざるを得なくなったので、あまり深く考えずにS9に替えました。そうしたら・・・、
ニュートラルでクイっで軽く6000回転」っていう軽い吹けが失われてしまったんです。
あれま!、と思ってカストロシントロンだか何だかに替えてみたんですけど、直りませんでした。

で、AGIPのレーシングスペシャル10W-50なんですが、探しても見つかりません。インターネットを駆使しても販売店舗は見つかりませんでした。
既に廃番なのか否かはイマイチ判然としないんですが、メーカーのHP上には載っていません。

AGIPのオイルで一番似ているっぽいのは、
「ゼアラレーシング10W-50」これかな~。
と思ってネット上のインプレを色々調べると、同じような内容の記述が多く、同系統のオイルであるとか、名前を変えただけで中身は同じオイルっていう可能性もあるな~、なんて考えて、レーシングスペシャル10W-50の代わりとして仕方なくゼアラレーシングを入れました。そうしたら・・・、

やっぱりね、直りました。
すぐに完全に元の吹けに、ってこともなかったとは思いますが、8~9割方はゼアラレーシングに入れ替えて一発で直りました。元のツルルン小町です。
確か中低速のトルク感も同じように回復したように記憶しています。

イメージ 1
これがそのゼアラレーシング10W-50。
フルシンセ(100%化学合成油)です。
※詳しい人に言わせると、フルシンセの定義の問題もあるらしいですが。


イメージ 2
その後、ヤフオクで個人ストックのレーシングスペシャル10W-50を手に入れました。
APIのSMだか何だかっていう規格の具体的な理屈はロクに理解できませんが、
“かなり似たオイルだったりするんじゃないの?”っていう雰囲気を感じます。

ゼアラレーシングをオイル交換する時に、このレーシングスペシャルに替えたところ・・・、
特に差は感じませんでした。
どっちを使っても大して変わらない、っていうイメージだと思います。

このレーシングスペシャル10W-50って、現在どこかで売っているのかどうかは分かりませんが、売っていた頃の価格は4リットルで4000円くらいです。
つまり1リットルで1000円。フルシンセで。

私はエンジンオイルはゲージのミニマムの線+αくらいしか入れないので、2000円チョイでマアマアのフルシンセオイルの1回のオイル交換ができるっていうことになります。
四輪用ですし、責任を持てないので堂々とオススメはできませんけど、私としてはお気に入りです。

以降もアンテナは張っているんですが、再度レーシングスペシャル10W-50にお目にかかれてはいません。



イメージ 3
今日の帰りにドンキに何となく寄ったら、こんな物がありました。

レーシングスペシャル10W-50は実際の液粘度が番手よりは柔らかいらしいですが、私のインプレだと“NCにはちょっと硬いかな~”なんて思うこともあるので、
「これでもいいのかも、っていうかコイツの方が良かったりして」
なんて思って4リットルを3缶買っちゃいました。1缶3980円です。

で、気分良く帰宅後にレーシングスペシャル5W-40の市場価格を調べたら、
4リットルで2980円とか1980円で買えることもあるんですって。
ちぇ~、って感じですけど、レーシングスペシャル10W-50と同じようなオイルであってくれればそれで十分です。今後のオイル調達の見通しが立ちますから。

まるっきし違ったらorzですが、その場合は四輪に使いましょう。


ところで売り手側のセオリーとしては、四輪の走りを求める連中といった客層に高級オイルと思って貰うためには、
『まず価格がやたらと高くなければ、いいオイルとは思って貰えない』
のだそうです。

私の私見だと、
『粘度の番手が低めの数値だと高級オイルとは思って貰えない』
っていうセオリーもありそうな気がしますが、どうでしょうか。