今日(日曜日)は天気が良かったので、近場の富山湾に釣りに出掛けました。
いつもよく行く漁港に到着しました。
漁業者が要らない魚を漁港にポイポイ捨てるっていうのは普通によくあることなんですけど・・・。
ぱっと見でも30匹くらいは捨ててあります。いや、もしかすると50~100匹くらいかな。こんなのは初めて見ました。これはちょっと異常です。
これが“要らない魚”? そんな風には思えないですけどね。
ルアーで引っ掛けて1匹回収してみました。
やっぱりね。ブリとかハマチとかフクラギとかじゃなくてマグロです。
多分クロマグロ(本マグロ)です。
こんな幼魚でもクロマグロの市場単価は、フクラギやガンド鰤なんかより圧倒的に上です。未調理でもこれ一匹で1000円以上すると思います。
ということはやっぱり、法律の問題で捨てるしかないんでしょうね。
法律的に漁業者が捕獲枠を持っていないか、そもそもこのぐらいの小さいクロマグロは捕獲禁止だとか、そんなようなことなんだと思います。
どんな法律で規制されているのかパソコンで検索して調べてみたんですけど、よく分かりませんでした。
以前こんなこと ↓ がありましたから、かなり厳しいんでしょうね、規制が。
そう言えば、2キロないかもな。あのくらいの大きさだったら。
“採るな”なんて規則を作ってみたところで、網に掛かるのは防ぎようがないですよね。そして、一旦マグロが網にかかってしまったらそれを生きたまま海に返すことも不可能なんだろうな、きっと。
最近スーパーで売っているのを見たことがないです、メジ(=ヨコワ=本マグロの幼魚)を。気が付いたら“懐かしの幻のお魚”になっているかもね。