11月14日未明時点の天気予報です。
11月15日未明時点の天気予報はこちら。
つまり、11月15日(日)午前の伝説のヒラメポイントの海の荒れ具合は「土曜日より少し良い(波が穏やか)」と予想できたのでした。なので、かなり期待して伝説のヒラメポイントに向かいました。
だけど、11月15日(日)朝5時半頃に伝説のヒラメポイントに到着すると・・・、
波が強くて海はメチャメチャ荒れています。降雨や気温の天気予報は当たるものですけど、波の高さの天気予報ってあんまり当たらないんですよね。まあ、波の高さなんて、波の高さ実績を実測で評価することもかなり無理っぽいですし、天気予報情報のなかでも波の高さは多分“オマケ”くらいの位置付けなのでしょうから、当たらなくても仕方がないですけどね。
だけど、風速の予報はこうです。
「風速=波の高さ」かというと、全然そうではないのですけど、少なくとも影響や因果関係はあります。波が緩まることを期待しながら、6時前からルアーキャスティングを開始しました。ルアーは前日同様「MVS-16+MARS SM-90ライムチャートグロー(カッター加工済み)」です。
「ああ~なんだか波が弱くなり出したような気がするな~」と思いつつの6時41分。
来ました。ヒラメ、推定全長32cm。
続いて6時59分、ヒラメ、推定全長36~37cm。
7時5分、ヒラメ、推定全長41cm。
“爆釣”でいいですよね。え?ダメ?(笑) ※ちなみにこの3匹が釣れたポイントは前投稿の赤矢印のところですよ。
※一番大きい個体だけをお持ち帰りにして、あとの2匹は結局海に返しました。
でも、この後アタリは止まってしまいました。
7時過ぎの時点で波は大分穏やかになっていてナイスコンディションになっていましたので、やっぱりマズメタイムを過ぎるとヒラメのアタリはあまり来なくなるものなのかも知れません。
この日も私の他に10人くらい釣り人がいましたが、マズメタイムが終わると大体の人は帰ってしまうので、8時半頃には河口周辺も2~3人くらいになっていました。
なので、河口周辺の“深いポイント”に移動していって「MVS-16+MARS SM-90ライムチャートグロー」を投げると・・・、
バツーンと衝撃的なアタリがきました。結構いい引きで40cm前後くらいのヒラメだったと思いますが、波打際まで来た時点での一暴れで残念ながらフックアウト。
でもまあ正直言って『「誰も釣れていなかったのに私が入っていったら即釣れた」ってなると、それをすぐ横で見せ付けられる人にとっては不愉快だろう』という気がしなくもないので、これで良かったのかな。
私はヒラメに関しては、他の釣り人と比較してルアーで圧倒的優位に立っている筈で、「MVS-16+MARS SM-90」を使用している私だけがヒラメが釣れる期待値が突出して高かったものと思います。
正直言って「儂1人だけすっとぼけて爆釣ルアー使ってズルいよなあ~」っていう感覚でいます。
※でも、このポイント(伝説のヒラメポイント)に来る人ってほとんどがシーバス狙いで、私みたいにヒラメ狙いの人はあんまり居ません。
7時5分に釣れて以降、10時までの間、アタリはそのバラした1回だけでした。
10時7分時点の海の状態です。海の荒れ具合はヒラメ釣りには絶好のコンディションといった状況でした。
ということは、海の状態が良くてもマズメタイム以降はやっぱり期待値が圧倒的に低いってことなのかなあ~。
この後、前日の釣行と同様に伝説のマゴチポイントに移動しました。
で11時37分にこの釣果。マゴチ、推定全長40cmチョイ。キープしました。
11時47分、またマゴチ。コイツはちょっと小さくて35cm弱くらいかな?
コイツは即リリースしました。
場所が分かってしまうので、本当はあまり見せたくないのですが、敢えてお見せします。
伝説のマゴチポイントってこんな場所なんです。
千里浜よりも“もう一声浅い”っていうくらいの超遠浅で、海水はビタッと透明。
私のMVS-16フルキャストが30mくらい(笑)で、2匹とも10mくらい巻いた時点でヒットしましたから、ヒット地点の波打際からの距離はおそらく20mくらいです。ウェダーで楽々入っていけるので分かるのですが、ヒット地点の水深は50cmくらいだと思います。
そんな状況の場所でこんな大きなマゴチが捕食挙動なんかしたら、上から見たら丸見えの筈なんですよね。
こんな状況であっさりドスンとルアーに喰い付くなんて、ちょっと信じられないような感覚です。人がほとんど来ない場所ではこういうことが起こるという理屈なのかなあ~、う~~ん分かりません。
この後「50.3cmのマゴチを釣ったミニサーフ」にも寄りました。
そこでルアーを投げること数投・・・、アッサリとこの釣果。※時刻は13時2分です。
伝説のマゴチポイントで釣ってキープした個体より微妙にちょっと大きくて、肥え具合も勝っている感じでしたが、魚を入れ替える作業がめんどくさく感じてしまって、ついつい即リリースしてしまいました。
でね、今回の能登での釣りはここまでにして、なんと雨晴サーフに向かうことにしました。
理由は、以下のように思い始めたからです。
・釣れ過ぎ。こんなに釣れても仕方がない。もっと釣果が落ちても構わない。
・ルアーが「MVS-16+MARS SM-90」であれば、近場でもおそらくなんとかなる。
・奥能登のポイントはあまりにも遠いので、疲れてしまって仕方がない。
・釣果が落ちても良いから、安定した釣果を叩き出せる近場を開拓した方が良い。
今みたいに休日のたびに奥能登釣行を繰り返すのは身体的負担が大き過ぎる。
食事、休憩、どうでも良いポイントへの寄り道等を経て、16時頃に雨晴サーフに到着しました。
そして「MVS-16+遠州UVシラス」や「MVS-16+ライムチャートグロー」を投げ続けましたが、何も食ってきません。
「このルアーこれだけ投げてなんも食わんのやから、やっぱこんな不評サーフにはなんも居らんのか」
「でも伝説のヒラメポイントでも、VJやMVS何時間も投げてまったくの無反応のこともあるわな」
とか思いつつの周囲の照度的にそろそろ限界の17時頃・・・、
バツーンとはっきりしたアタリが来ました。ヘマすることなくアワセを入れられたのですが、残念ながら魚は乗らず即バレになりました(泣)。
アタリの質からして、いいサイズのヒラメだった可能性は大いにあります。
フックを触ってみると砂で砥がれて少し丸くなってしまっているようでした。
「フックなんざツルンツルンで指にまるきし刺さらんくても、乗るときゃポンポン乗るし、あんま関係ないかもしれんけど、フックが甘くて刺さらんかったんかもしれんな~」とか思いました。
という訳で、
『MVS-16+MARS SM-90を使えば近場の雨晴サーフでも、ヒラメやマゴチが普通に釣れてくれる可能性は十分にある』
と分かりました。
次回の釣行は“朝イチから雨晴サーフ”にしようと思います。