2021年7月3日(土)の釣りは、まずは内灘放水路へ行くことにしました。最近釣果報告サイトで内灘放水路が結構アツいんです。それでマゴチ狙いのつもりで内灘放水路へ向けて出発しました。
朝の4時前に現地に到着してまだ暗かったんですけど、釣り人はいっぱいいましたね。その時点でやっぱり「私には向いていないポイントだな~」と思っちゃいましたけど、モチロン釣りは中止なんかせずにやりました。で普通に何のアタリもなく5時頃に投了。
「マズメのうちに灘浦行こ」そう決めて灘浦海岸に移動します。それで6時10分くらいに灘浦のお気に入りポイントに到着しました。
6時30分頃、ここでズドンとアタリが来ました。でも残念ながらフックに乗りませんでした。
「多分、もっかい食うよな」そう思って同じ場所にキャストすると、予想通りバッチリヒットしました。
マゴチ、実測全長47.5cm、重量675gです。ルアーはリズムカーリー5インチブルーギルパールホワイトです。
やっぱりあれですね。ネット上の釣果報告なんかに惑わされずに、自分のスタンスで自分なりのポイント情報で釣りをするのが釣果期待値の問題として一番合理的なのかもしれませんね。
そしてウェダーなしの長靴渡りでこのテトラに乗り、デタラメに気のないキャストをすると、一発でバスンとヒットしました。7時頃だったと思います。
でも水面までたぐり寄せた時点のひと暴れであっさりフックアウトしちゃいました。まあまず間違いなくマゴチだと思います。引きは結構強かったので、1匹目よりちょっと大きいくらいの個体かな~と思います。一旦は完全にフッキングさせたので、リバイトはしてきてくれませんでした。
その後も結構粘ったのですがアタリはなく、帰路に着きます。
その帰路で寄った佐々波漁港横サーフにて、
でっかいクロダイが弱ってクルクル旋回しながら悶絶していたんですよ。それで引っ掛けて釣ってやろうかと思って、防波堤の上からかっ飛び棒(フックが3本付いているルアーです)を投げましたが、何度やっても上手くいきません。
「まあいいや。サーフに降りて網で掬っちゃおう。」 そう思ってサーフに降りて魚の居た辺りに歩み寄って行くと、魚は既に砂浜に打ち上がっていました。
クロダイ、実測全長約49cm、重量1.78kgです。
ひっくり返したらエラ蓋から大量に出血していましたので、弱って悶絶していたのは失血によるものだと分かりました。誰かが釣ってリリースしたけどエラに傷がついてしまっていてこうなった、みたいな感じですかね。
履歴的に正体不明丸出しでちょっと不気味ですが、持ち帰ることにしました。完全に血抜きしようと思って、ハサミでエラ切りをしようと魚を掴もうとしたら凄まじく暴れ、私の顔中に砂をぶちまけてくれました。タイの50cm級ってパワーが凄いんですね、ちょっとオドロキでした。
帰宅後すぐにこのクロダイの調理に取り掛かり、昼頃には完了しましたが、やっぱりね1.8kgとかのデッカい魚を捌くのはホント大変です。
卵巣が空で肝臓は小さくてドス黒かったです。ということは味は・・・、
とりあえず画像の一皿分だけ食べてみましたが、養殖の魚みたいに脂は乗っていて脂の旨みは感じるものの味トータルとしてはよろしくなかったです。2皿目を食べる気になりませんでしたから(笑)。まあただ、寝かせで熟成させると急に様子が変わったりするかもしれませんけどね。
寝かせても美味しくなかったら、海鳥に食べてもらうしかないなあ~。
で翌日の7月4日(日)は、同じ灘浦のお気に入りポイントに今度は張り切って朝4時に到着し釣りをしてみましたが、粘りに粘って最終的な釣果は“完膚なきまでのボウズ”でした。
ポイントよりさらに右の方の一角で魚のアタリらしき反応が2~3回あったにはありましたけど、単なるフグアタックかもしれませんし「まともなアタリは1回もなかった」と見なした方がいいんだろうなくらいに思っています。
ということは多分・・・、食わなかったというよりマゴチが居なかったんじゃないかなあ。マゴチが居れば序盤で直ぐに食いますからね。
で、昼頃には一旦帰宅したんですけど、“やっぱり家にいてもヒマ”という事情と“夕方になればマゴチが寄って来ているかも知れない”という希望的推測により、また同じポイントに再度出掛けちゃいました。
着いたのは夕方17時前くらいだったかな。先客が1人居ました。車を適当に停めて道具を出していると、その先客から声が掛かりました。「ブログの人、ですよね?」って。
初めてです、当ブログの読者さんから声を掛けていただいたのは。多分車だけでも“いも工房”だと分かってしまうので、いつか釣り場で声が掛かるだろうなとは思っていましたけど、いざ声が掛かるとちょっと焦りますね(笑)。
釣りに限らず、イシガメでも潮干狩りでも訊かれたことは全部答えますから、どなたでも私の車を見かけたら遠慮なく近寄って来てくださいね。
で、夕方の釣りの方もやっぱりアタリゼロでした。半日ポイントを休ませるくらいじゃやっぱりダメなんですかね、あそこは。