いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

糸魚川の海のニッコウイワナ

2月の無理ゲー。2022年2月12日(土)はちょっと気分を変えて市振漁港に行ってみることにしました。

で張り切って出掛けて、市振漁港に着いたのは朝の4時半頃でした。夜明けまでまだ1時間半くらいあります。時間潰しを兼ねて能生の方までさらにドライブを続けてみました。

浦本漁港、能生漁港、筒石漁港と立ち寄りますが竿は出しません。名立のドライブインに到着して時間潰し完了(笑)。能生漁港まで戻ってしばらくルアーを投げました。が、当然の如く魚の反応なんてな~んもありません。漁港の中で尺に近いような大きなアジが20匹くらい釣れている人もいましたけどね。

ちなみに、糸魚川上越の漁港や釣りポイントには長野県から来た釣り人の車がいっぱ~い停まっています。得にこの日の能生漁港は長野、松本、諏訪とかのナンバーの車ばっかりでちょっと圧巻な感じがしました。

 

さて、どうしましょう。適当にドライブしながら、富山県のどこかでワカメの幼体を少しむしって帰ろうかなあ~。※富山県にはワカメの漁業権のない場所が結構あります。

 

「ちょっこだけ、サーフでも投げてみるか。サワラが廻って来てたりするかもしれへん。」そんな風に思って、糸魚川市内のゴロタサーフに適当に入って行きました。

開始後5分(午前8時5分)、波打ち際から10mくらいのところでドスンとハッキリとした魚のアタリ。

「おっわ、ウッソ、来たわ」さあ、どんな魚でしょう。マゴチかな。

 

「エソ?いや違う、あれナマズか?んなわきゃない」「あ~なんだ、ウグイかよ~」

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「え、マスかトラウトか何かやぞ、これ。」※目にフックが入ってしまったので、ボカシをかけてあります。

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「こんなとこで、トラウトが釣れることあるんや。」

ビックリしました。

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「おし、今日はこれでええわ、納竿にしよう。」

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「任務完了、これより帰投する。」※嘘です。帰路の何箇所かでもルアーを投げました。

 

家に着いた時点(13時10分)での撮影です。

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5時間も車の中で揺すり続けたわけですが、このパッキン付き密閉コンテナの性能はやはり優れているようで水漏れはほぼ起こっていませんでした。今後の釣行でも大活躍してくれそうです。

 

魚もバッチリ元気です。

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この緑のタフ舟に海水ごと移して、一旦家の中に入ってから戻ってきたら外に飛び出していました。※ちなみに後ろの方の傷はサギか何かの鳥に襲われた痕跡だと思います。反対側にもほぼ同じ形状の傷跡があります。

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すぐに絞めて血抜きしました。

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実測全長35.0cm、重量は340gありました。

 

しかし、何の魚なんだろう。私はサケやマスや渓流トラウトの類の魚の知識がまったくないのでほとんど見当がつきませんが、「イワナに似ているような気がするな~」とだけは思いました。

 

身の色はサケみたいに赤っぽいですね。

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とりあえず片身だけ当日刺身でいただくことにしました

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見た目がイワシの刺身みたいですけど、サバやイワシみたいに捌く時にすぐ崩れてしまうグニャグニャな身ではなくてしっかりした捌きやすい身の魚でした。

当日刺身なので身がプリプリでしたけど、食感は良い方で旨みもしっかりキッチリあって美味しい刺身でした。脂の旨みも感じられましたので、しっかと状態のよい魚だったものと思われます。もう一方の片身は明日(2/14)あたりに食べる予定です。

 

指を刺したところにあるのが卵巣です。未成熟でほんのチョロっとしか入っていませんでした。ご参考まで。

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で、結局この魚の魚種は何なのでしょう。

tsurihack.comイワナに似ている」それは確かに言えるのですけど、アメマスと呼ぶべきか。う~ん、イマイチ判然としません。

 

ですが、最終的にはおおまか判明しました。

海に降る岩魚の謎… : 新潟フライフィッシング釣行記

海に降る岩魚の謎…その2 : 新潟フライフィッシング釣行記

海に降る岩魚の謎…最終回 : 新潟フライフィッシング釣行記

糸魚川地域には“海のイワナ”が居るんですね。

厳密なところを語れば「決してアメマスではなくて、“海に出たニッコウイワナ”」ということになるようです。

ヨッサ さんの 2022年01月26日のイワナの釣り・釣果情報(富山県 - 富山湾) - アングラーズ | 釣果250万件の魚釣り情報サイト

 

2月3月は糸魚川地域のサーフでの海イワナ釣りが熱いかなあ~、と思い始めた今日この頃です。