いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

2022年2月 日本海ハマグリ 潮干狩り

行ってきました。

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到着は9時でした。

 

で、早速いつものポイントに入って潮干狩りを始めたんですけどね。全然採れません、居ません。殻長2cm前後とかの稚貝もほんの1個も採れませんでした。

それってやばいんですよ。「あれ~、もしかして繁殖が崩壊したか?。やべ~ぞ、終わりだぞ、それって。」そんな風に思いました。

https://www.youtube.com/watch?v=K1Zz0mXxL2I

こんな動画がありましたのでね「また増え始めたのかもな~」なんて思っていたのですけど、そうじゃなかったのかな。

 

しょうがないので○川の中に入っていきました。

当然の如く同様にまったく採れなかったのですけど、しばらくしたら殻長3cmくらいの小さいヤツが1個だけ採れました。でも、それだけです。

半分諦めて“潮位が下がって干上がって一時的に陸地状態になっている部分”を歩いていると・・・、

「あ!」

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こんな風にハマグリらしきものが砂の表面に顔を出しているのを2つ見つけました。

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掘り起こしたらバッチリハマグリでした。

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この場所の1~2メートルくらい横にも同じように1個居たみたいなのですが、海鳥が掘り出して持っていってしまったようで、ほじくり出した痕の穴だけが残っていました。

シオヒガラーの人達があまりジョレンを振るわない場所で、生き残り個体がほんの少しだけだけどちゃんと生活している って感じなのだと思います。

 

元のお気に入りポイントに戻って“稚貝が本当に1個もいないのか”調べるつもりでさらに続けました。

「あれ!、居たよ。」なんと意外にもでっかいハマグリが1個採れました。そして直後にその隣でまた1個採れました。

その後もしばらく粘りましたが続かず、10時40分で終了にしました。

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右の2つが最後に採れた2個です。ともに殻長95mm、爆裂個体ですね。まだ居るには居るんですね、こんなのが。

でも、稚貝が1個も採れなかったのはマジでやばいです。個体の密度が繁殖可能の臨界点を下回るレベルまで減ってしまっているのかもしれません。となると、しばらくしたら全滅しちゃうのかなあ~。

4月か5月にもう一度行って再調査しておこうと思いますが、それが最後になってしまうかも知れません。

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最初の1個はリリースしました。

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さてと、

https://www.pref.ishikawa.lg.jp/soumu/koho/1302/documents/250228g-10.pdf

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これを元に以前に私が編集したデータ↓です。正しいか否かは分からないですけどね。

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“アワビ(とナマコとシラスウナギ)漁業権の有無に関わらず遊漁での採捕は完全禁止”となったそうですので、訂正しました。その罰則も凄まじく重いようですので、絶対に手を出さないようにしましょう。

 

今日はここにでも行ってみようかな。

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あれっ!

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ぬぬぬ、どうしよう。

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ホタルイッキングは明日の未明にしましょうか。