いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

頭突き

anglers.jp↑以前からこのサイトをよく見ていましたけれど、実際のところ見ない方が自分の釣果は良くなる傾向があるように思います。

その理屈は「釣れたポイントの位置情報が不正確だから、却って撹乱情報になる」ってことですかね。『スマートフォンで釣果の写真が撮影されて、GPS機能でその座標がシステムに送信されて、システムはその座標に一番近い“登録ポイント”を無責任に選んで表示する。』みたいな感じなんですかね、知りませんけど。

“姫川河口”って表示されているのに、写真は堤防の上丸出しで、“これって姫川港の構内のどこかでしょ!”とか思ったりしますもんね。

サイトの画面に“姫川河口”って表示されていれば、姫川河口で大きなヒラメが釣れたと皆信じて、姫川港じゃなくて姫川河口に行っちゃいますよ。そんなオチがあるなんてそうそう気が付きませんから。

それからさ、ああいうサイトに船釣りの釣果情報なんて要りませんわ、少なくとも私には。船釣りやボートやカヤック使っての釣りなんて個人の趣味じゃなくて金にもの言わせた道楽です。普通の素人系の個人は陸から釣りするんですよ、というか普通は陸からの釣りしかできません。そこを踏み外したら野遊びの基本を外してますわ、私に言わせれば。

どこの釣果を投稿しようと好き好きではありますけど、船釣り釣果と陸っぱり釣果が区別されていないのもどうかと思いますね。タチが悪いのは、船釣り釣果なのに敢えてそうと分からないように投稿して、明らかに意図的に“陸っぱり釣果のフリをする”人も結構いらっしゃるということです。海岸に戻ってきてサーフや漁港に上陸してから釣果の写真を撮影している場合もあるんじゃないのかなあ。この点は結構要注意だと思いますよ。

でもこの座標詐称については無敵の言い訳がありますよね。「ポイントを曝さないために敢えてそうしているのだ」「釣りのポイントをネットで曝したりするのは重篤なルール違反だ」。

まあいいです、どうでも。 なら私はどうするのか。

釣りポイントについて本当に有効な情報を得たければ、自分の地元近辺のyoutube釣り動画からポイント座標を解析するのが一番ですよ。「グーグルマップ」じゃなくて「グーグルマップのストリートビュー」を使って解析すれば、その動画の撮影座標なんて結構カンペキに特定できてしまうものなんです(解析にかかる時間は相当に長くなってしまうことが多いです)。私は最近では、西日本の田舎の方の釣堀の如きヒラメ爆釣ポイントまでストリートビューで探り当てましたからね。まあ遠すぎるからそこにはハナから行く気はありませんけど。

 

 

さてと、5月21日(土)早朝です。能登島の北側に行きました。穴水や能登町より近いので所要時間の感覚を誤って暗いうち(朝4時過ぎくらい)に着いちゃいました。

まあいいやと思って、薄暗いうちからルアーを投げ始めました。

で、しばらくしたらキツネ色の細長い魚がルアーをチェイスして来たのだけれど、見切られてお触りのみでUターンして行きました。そのルアーのワーム部分はフラッグシャッド4インチのフラッシュグローでした。

なのでこれに変更してみました。ヘッド、フック、ワームともにダイソーのフル純正(笑)です。※ヘッドは22g、ワームカラーは青です。

 

で、4時50分頃、来ました。

スズキ、実測全長58cmです。この状態で生かしたままにして釣りを継続しましたが、ヌカカの猛攻が酷くてね、継続30分でギブアップしました。

で、現地でエラ斬りと脳天絞めして完全に血抜きしてから帰宅しました。

帰宅してから重量を測定したら、なんと2120gありました。58cmで2.1kgってメッチャぶっといと思います。

↑この時点でまだ朝の7時半なんですけど、直ぐに捌きに掛かりました。

予想通り内臓脂肪が凄いです。胃袋の中に入っていたベイトはカタクチイワシ。どういう訳か、今穴水や能登島北側の極浅瀬にはカタクチイワシが沸いている場所が多数あります。

 

1日寝かせで翌日の5月22日(日)の午後に食べました。脂乗りすぎです。

現地即絞めと寝かせ1日が良かったのか、前回みたいに水っぽくなくて旨味はあってメチャメチャ美味しかったです。もちろん嫌なニオイはまったくなし。

ただ、私の味覚と胃腸の弱さでは“脂がたっぷり乗っている”ってのは、別に味覚上のプラス要素にはならないな~って思っちゃいました。

 

5月14日(土)に釣って、5月20日(金)に食べたマゴチです。

マゴチもスズキもこれからが旬ですね。