いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

頭突きテトラ

2022年11月27日(日)の釣行記です。

朝の6時10分にここに到着しました。まだ暗いです。

 

テトラにウェダー渡りして4投目くらいで来ました。時刻は6時24分でまだ薄暗かったです。

狙い通りのスズキです。まだ暗かったのでルアーはフラッググラブのオレキンザブトンにしていました。口腔の奥の方まで丸呑みでした。

魚の全長の実測値は62.5cmありました。

 

その後直ぐにこの個体よりちょっと大きいヤツがヒットして、なんとか手前まで寄せて来れたのですが、タモ入れが3度4度といつまでも決まらず、最終的にはなんとフックアウトしちゃいました。※見た目での推定全長は65cm強程度です。

タモ入れの腕が悪いこともありますけど、帰宅してから色々と調べていたら、以下の通りで不利要素満タンだったみたいです。

 ・タモの枠長が縦横ともに50cmしかなく小さい。

 ・タモの網目が細かく水の抵抗が大きい。材質もゴワくて網全体が拡がりにくい。

 ・タモの柄が入門用の安価品で剛度不足でクニャクニャでたわんで使いにくい。

 ・タモの柄先の開閉ジョイントの操作が難しく、開閉で苦労して焦る。

既に1匹獲れているのでまあいいやと思い続けていると、さらにヒット。2匹目よりも大きいかな?というくらいの引きで、しばらくやり取りしていると魚が強い走りに入りロッドがのされかけの状態になり、それでも走りが止まらず、“ビンッ!”。テンションにあっさり負けてリーダー(銀鱗の8号)の結び目で切れました(魚の推定全長は70cm弱ということにしておきましょう)。

私はリーダーの結び目を手抜きしてユニノットにしています。ユニノットってしばらく使っていると結び目の締上げ効果で締上げられている部分の糸が傷んでかなり強度低下して、最終的には大したことのないテンションでアッサリ切れてしまったりするんですよね。結んだ当日中だけくらいならまったく問題ないように思うんですけど、横着して何釣行もそのままで使用していたらこうなって当然かもしれません。この点は今後の反省点です。※ちなみにPEラインとサルカンとの結び目はパロマーノットにしているので、不安なしだと思っています。

この後一旦別のテトラに徒歩で移動して、ルアーカラーはアピールピンキンにして第1投目、あっさり来ました。

マゴチ、実測全長46.0cm、重量640gです。血が付いていますけどこの魚の血ではなくて、フックを外す際に魚の歯で負傷した私の血です。こんなパターンの怪我を繰り返していますので、この点も今後の反省点ですね。

 

そして、最初に入ったテトラにまた戻りました。もうはっきり明るくなっているので、ルアーカラーは油断カタクチにしました。それで何投かしてもアタリがなかったので、ルアーをこれまでの経験でスズキ釣果が好成績のフラッグシャッドのフラッシュグローに替えてみました。

そうしたら直ぐに反応があり50cmくらいのスズキが釣れました。記録していないのではっきりしませんが8時くらいですかね。↓この画像の通り一旦ストリンガーキープしましたけど、帰宅する際にリリースしました。

 

そして8時10分くらいだったでしょうか。アタリの瞬間の重量感で「あっ、こりゃデカいわ!」と分かるようなアタリがあり、バッチリヒットしました。

推測の通り相当にデカいスズキでフックの掛かりが良いのかバラすことなく、かなり苦労しつつもなんとか手前まで寄せてくることはできました。でも「こりゃデカ過ぎやわ、獲れんかもしれんな」なんて思いました。ランディングに3回4回とチャレンジしますが上手く入り切ってくれません。ちょっと拍子が良ければ入ってくれたと思いますが上手くことは転ばず、そうこうするうちにフックが網枠の近辺に絡み、どうしたものかと思案しながら色々とトライしていると途中で“スッ”と魚が網から離れました。フックアウトしてしまったわけですが、フックが伸びたせいで外れたみたいです。魚は疲れ切っていたようで、“脱兎の如く”ではなく“ユラ~”っと沖側へ帰って行きました「うっそマジで、またか~。笑っちゃうな。」

過去のランカー級取込時の記憶との比較から推定すると全長75~80cmくらいあっただろうと思います。

デッカイ奴4匹を含めて計5匹(62.5cm、65cm強、70cm弱、50cm位、75~80cm)のスズキをバッチリヒットさせてラインブレイクの1匹以外は完全に手前まで持って来たのですから、紛うことなきスズキ爆釣(?)だと私本人的には思っています。

当日の海の状況はこんな感じで、波の高さは凪ぎレベルで低かったですが、海面表面が全般的にさざ波立っていました。この微妙な荒れのせいで魚の警戒心が少し下がって喰いが良かったのかな。分かりませんけど。

 

マゴチと最初に釣れたスズキとを生かしたまま車に積んで、9時には帰路に着きました。

 

当日の午前10時2分、我家の庭での撮影です。

スズキもこのまま2~3日生かして、金曜セットで絞めて捌くつもりだったのですが、既にかなりグロッキーになっていたのか1時間くらい経過したら横になったりするようになったので、スズキだけ直ぐに絞めて捌きました。

それでもまだ時刻は11時30分くらいで時間があったので、こんな作業を。

12月中旬くらいでも全然OKとは思いますが、富山県では11月中にスタッドレスに換えるのがセオリーだということになっているので「折角時間が空いたんだから」と思って換えてしまいました。

 

11月28日(月)と11月29日(火)の夕食です。

灘浦のスズキだから変な匂いなんかまったくしませんしバッチリの味です。七尾北湾の極上品には負けるかな~、という気はしますけどね。

 

あのポイントに命名しましょう。単車も魚も私の中ではスズキの愛称は“頭突き”です。だから命名は「頭突きテトラ」。また今度の土日も行きますよ。