いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

2023年5月6日(土) PTZ防犯カメラ試運転

DIYや設置作業漬けでもういい加減ウンザリなんですが、5月6日(土)も朝から頑張って作業しました。

まあやってみたら2時間もかかりませんでしたけど、LANケーブル25mを何十個ものステープルを打って2階の新参謀本部まで引く作業を無事に完了しました。

そしてLANケーブルをNVRに差して、NVRの電源を入れてログインしてしばし待つと・・・、

何もしないでもとりあえず無事に映像が出てくれました。

だけどなんだか縦横比がおかしいかもですね。横に間延びしている感じがします。

確かめてみましょう。

この穴ってドリルで空けたものの筈ですから当然完全な真円です。明らかに横に間延びしてますね。

色々検討して、↓この設定を1920*1080(比率1.778)から1280*1024(比率1.333)に変更してみました。

あ~、これでいいんですね。まともな縦横比になりました↓。

でも普通のカメラ版(4:3)よりも、ちょっとだけ縦に長くないかい?と思ってまた巣箱の穴で確認してみました。

やっぱりね、ちょっとだけ縦に間延びしています。正しくカメラサイズの4:3なら縦横比は1.333になるのですが、テレビにメジャーを当てて実測してみたら縦横比は1.255くらいでした。まあ、PCモニターじゃなくてテレビですからね。何らかの副作用が出てしまうのだと思います。※ちなみに後日にPCモニターで4:3サイズで出力して確認したら、その場合は寸分の狂いもなく実測で縦横比ピタリ1.333になりました。

まあでも、テレビに映し出された映像としてはほとんど違和感はないので、チョイずれの1.255でも一安心できました。イシガメ達を鑑賞しながらPTZカメラ導入計画の成功を祝って乾杯です。

 

このNVRでは、映像の画面上でマウスでここを触るだけで録画の再生ができます。

再生範囲のスパンをこんな風にポンポンっと変えられるんですよ。※24h、12h、6h、1h、30min、10minの選択肢があります。

1クリックで任意の時間に飛べるし、再生スピードは×1→×256まで上げられるしで、めっちゃ使いやすくて優れものだと思います。

だけどこの再生時は音が出ないんですよね~、まいいけど

→2023年9月20日訂正:再生中はデフォルトで音声がオフになっていて、再生中に画面をタップするだけで画面の下に音声のスイッチが現れ、タップして開くと音声が聞こえます。※NVRのメーカーのエンジニアの方から教えていただきました。

普通にライブ映像を映し出している時はカメラの内臓マイクが音を拾ってくれて、庭や周囲の音がしっかりはっきりと聞こえます。庭池の井戸水のかけ流しの音もはっきり聞こえるので、これのライブ映像を鑑賞しているだけでいくらでもビールが飲めちゃいそうです。

ちなみに画面表示以外にも、こんな画面サイズ設定があります。

2592*1944って電卓で計算すると結果は≒504万です。このカメラは解像度500万だそうですから、その500万って2592*1944のことなのかもしれないですね。だけどこのサイズに設定すると録画の容量が半端じゃなく大きくなるし、バックアップ動画の再生でも私の古いPCだとお手上げ寸前くらいになってしまいます。

録画ファイルから時間を選んでバックアップを実行するとバックアップ動画ファイルをUSBの中に作ってもらうことができて、そのファイル形式がMP4(音声も付いています)なのでどんなソフトでも再生できてめっちゃ便利です。でもその動画の画面サイズはこのエンコードの設定通りになってしまいます。つまり正規の縦横比1.333のバックアップ動画を得たければ2592*1944を選ぶしかないみたいなんです。そんなデカいサイズの動画なんて扱えませんわ。

と思って他の3サイズを選ぶと・・・、縦横比1.778のワイドサイズになってしまうんですよ。鳥の巣箱の穴の横伸び状態の動画になってしまうんですよ。

それでも再生時に再生ソフトで強制的に4:3サイズにしてやれば、こんな風に完璧な縦横比1.333で鑑賞できるんですけどね。youtubeにアップしたら不正規間延びの1.778になってしまうんだよなあ。

 

さて、今回導入したPTZカメラのメリットディメリットを私なりの視点で列挙してみます。

ディメリット

・広角側が弱くて、ウチの庭の設置条件だと庭池の周囲全体を映し込めない。

・広角時は画像の隅側の画質が良くない気がする。

・停電やネットワークエラーが1回起こると自動復帰してくれず、再起動するまで映像が得られない。※1日1回の自動再起動を設定しておけば、その再起動時には無人で自動復帰してくれます。

・カメラから出ているケーブルのLANソケットがチャチで接触が悪い。差し込みの1~2mmの遊びを2~3回動かすだけでネットワークエラーになる。※差し込み時の抵抗感が妙に軽いです。

・多分CMOSのサイズは縦横比1.333で、その正規の縦横比で運転すると画素数は500万しか選べず、録画の容量や再生時の扱いにくさで苦労する。だからと言って画像サイズを落とすと一部の条件では横に不正規間延びしたワイドサイズを強要される。

メリット

・POE給電で動くのでLAN1本の設置だけで稼働させられる。

・僅か7万円程度で本格的PTZカメラを導入できるというコストパフォーマンスはかなりのもの。

・マウス操作一つでライブ映像を見ながらPTZの操作ができる。

・内臓マイクで音を拾ってくれる。

・ズームの拡大側の性能はまずまずの感じ。

・NVRについては大勢的には日本語表示の機械と思って差し支えない(英語が苦手でも特に苦労はしないと思います)。

 

 

まあ、まだ稼働開始から大した日にちは経っておらず、適正な設定の模索を継続している状態です。

今後も様々な視点での検証結果を報告していきたいと思います。