いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

ザリガニ号仮完成

ザリガニ号は一旦完成しました。
と言っても、実は既に完成後一ヶ月も経過してしまっているんですが(汗)。

一週間の特急でエンジンを完成させた後、1日でエンジンを搭載し、どんぐり号から外したエトスのフルエキ(後期ロット)を組み付けて、それで何とか車体完成です。キャブはパンダエンジンに使っていたNC24キャブ(皿とエアクリはNC30用)を、同調調整もせずにそのまま使いました。
※ちなみに構造上の決定的な違いがあるので、NC30用の皿には加工をする必要があります。NC24のキャブ本体はNC35車両にもNC30車両にも載りますが、皿とエアクリはNC24用は装着不能です。NC24用のエアクリボックスは、NC30やNC35のガソリンタンクに対しては大きすぎて載せられないんです。

車検の期限が迫っていたので、近所のガソリンスタンドに車検の相談に行ったのですが、前後ともタイヤがアウトで車検に通らないと指摘されてしまいました。

でも指摘が嘘くさく感じたので
「タイヤの交換が必要なんて言ってみたところで私が自分でやってしまうから、そちらさんに追加の売り上げは落ちないよ」
「それでも、このタイヤで通らないと言い切ります?」
という内容の発言をして、逆に指摘し返したのですが、向こうの見解に変化はなかったので、仕方なく前後ともタイヤをホイールごと自分で交換しました。
フロントは私の所有しているもう一台のNC35と入れ替えて、リヤタイヤは予備として部屋の中においていた物を使用しました。


イメージ 1

イメージ 2
でこんな感じになり、この状態で車検を通しました。6月10日のことです。ちなみに費用は42000円程度でしたので、店舗(ガソリンスタンド)にお願いしたにしては安く済みました。最近はこのくらいが相場なんでしょうか。

フロントは、NSRの3.0インチホイールに110/70R17だったのですが、デフォルト通りの3.5インチホイールに120/60R17に戻ってしまったという形になります。
※厳密にはZRなのでデフォルト通りではないんですが。

リヤの赤ホイールの似合わなさが泣けてきますね。
でもNC30用エンジンの黒光りについては“やっぱりこっちの方がいいな~”と思えてしまいます。

ガソリンタンクも実は車検通し仕様でNC35用に戻しています。NC30用のガソリンタンクはNC35のハンドルと干渉するのでハンドルストッパーが必要なため、そのままだと車検不可なんです。

キャブレーションはもちろん合っていませんが、問題外の状態でもなく、マアマア楽しく走り回れるレベルにはあると思っています。
そんな状態ですのでNC35用カムを入れた効果が吉なのか凶なのか今のところは分かっていません。

以前に紹介したように、RVFのフレーム、スイングアームにNC30のエンジンを載せるとチェーンラインがズレます。
今回はそれをキッチリ対策してエンジンを搭載することができました。

フロントスプロケットをサンスターの407の15丁にし、上げ底リングとしてホームセンターカーマで購入したキーリングを使用しました。そのキーリングの商品ナンバーは記録していなくて不明なんですが、内径が私の実測で25.8~25.9mmくらいで厚み(上げ底する長さに同じ)がこれも私の実測で4.2mmくらいのものです。
スプロケットボルトの締め付けトルクがスプロケットにはまったく掛からず、スプロケットボルトとスプロケットの間の僅かな遊びを保った状態で組み上がりましたので、将来的に不具合が出ることも多分なさそうに思っていますが、さすがに責任は持てないのでちょっと何とも言えません。

サンスターの407は525用のスプロケットで、これに相当する520用のスプロケットは存在しないようです。その点は残念と言えば残念ですが、私としては十分です。

NC30用エンジンのパルサーローターとピックアップコイルをNC35用に入れ替える工事は金属加工は不要なので結構かんたんです。
ザリガニ号は電気系もすべてNC30化してあるので、今回のエンジン搭載ではパルサーローターとピックアップコイルはNC30用のまま残しました。