いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

ユダ

さて、ウサギの密書シリーズを今回で仕上げましょう。
最後の違いです。それは・・・、

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あれ?
タンデムシートの中でヒューズボックスの横・・・、
そうだっけ?


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なるほど、国内仕様と違う場所に着けてあるんですね。
この場所なら冷却効率良いだろうし、表裏ともにフィン構造になっていれば放熱効率も良さそうに思えますね。
 国内仕様の対策品も結局は焦げてしまうことがあると聞きますが、やっぱり対策品でも“ワザと”仕様なんでしょうか。

 同じ構造のレギュレクをヤフオクで探してみます。

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これだよね。
 この投稿の2つ目の図にあるレギュレクの本体四角部分の左下がナナメになっていますが、そこも一致しているように見えます。

 これ国内CB400SFの純正品なんです、しかも教習車の。教習車だけこのレギュレクで、市販車はNC30やNC35の対策品と同じようなヤツということのようです。
 ヤフオクで“CB400SF”と“レギュレター”というキーワードで検索すれば、教習車用のレギュレクが今でも5点くらい出展されています。
 配線加工すればかんたんに着けられそうなので、買おうかと思っていた時期もあるんですけど、まいいや、と思ってやっていません。本当に合うかどうかの保障もないし。
 今は出展が一点もないのですが、国内VFR400も教習車だけはレギュレクがこのタイプなんです。以前にヤフオクの出品画像で確かめました。

 私はお客様などではなくて“単なる一消費者”。本物のお客様は企業法人であるお客様だけ。
ひねくれているようですが、私は客の側として時々そんな風に思わなくもないので、企業法人である教習所向けにはより壊れにくい車両を売るというのは、まあある程度は理解できてしまったりもするのだけど・・・、
 欧州に対してだけは日本向けよりも、っていうのは・・・、


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ウェブ上から勝手に拾ってきた外国のNC30の画像です。
 付いている場所が国内仕様のレギュレク装着箇所と一緒だし、モノ自体も国内教習車のレギュレクと完全同一には見えないけれど、日本の個人向けとは違うレギュレクが付いているってことは確かだと思えます。


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このウサギの密書シリーズはこれで終わりなので、もう一つ(ユダっていうタイトルとは関係ないです)。

 前後でどっちが太いのかの議論は置いておいて、120とか122とかのやたらと太いメインジェットが指定されているのは、この図柄どおりの極端なショートファンネルが装着されているからなのかも知れませんね。
 でも国内仕様のサービスマニュアルにも同じ図面が採用されていて、サービスマニュアルに載っている情報の時点では差がないってことになるんですけどね。


 nc30manuals っていうキーワードでググって、一番頭の検索結果をクリックすると、マニュアル等の一覧が出てきます。下から2番目のものはウサギの密書と同じ内容のようですよ。これも大いに既出ですけど。