いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

たたき池-9(基礎コンクリート打ち完了)

練ったコンクリートを流し込んで行きます。

欲張って強度を欲しがって固く練ったので、流し込むというより固い粘土を押し込むようなイメージの作業でした。

二日間にまたがると夜間に生コンが固まってしまって、一日目分と二日目分の継ぎ目の接着強度に不安が出てきます。
なので3月16日(土)中に完成させます。

イメージ 1
序盤の光景です。下の方が手練り生コンで、上に被せてある層がコメリのドライ生コンです。ドライ生コンはかんたんに面が出せて使いやすいですね。

この撮影の時点で3月16日12:30です。ペースが遅いかなあ~。


イメージ 2
この時点では3月16日15:45。こりゃ間に合わないかも。

途中からコメリのドライ生コンオンリーでの作業となったのですが、練るのがすごく大変で、手練り生コンより却ってペースは落ちたみたい。
スコップを刺すのに結構な抵抗を感じるくらいの固さで練るので、とにかく力が要るし時間も掛かります。

ドライ生コンは1袋20kgなんですが、2袋一気に練るのはちょっとキツいですね。
一袋ずつやるのが無難なように思いながら、2袋一気に練ったり1袋だけ練ったりを繰り返していました。時間に追われているので、無理と思いながらもついつい2袋一気に練る頻度が高くなるって感じでした。途中からは腰が痛くて地獄です。
 練るのに力が要るから、指が痛いし手の皮が破れるし・・・、ホント大変です。

カンテラ使ってでも土曜日中に仕上げる決意で、ムキになって地獄の作業を継続しますが・・・、


イメージ 3
3月16日(土)18:45。ここでギブアップしました。
昼はいい天気だったけど、まだ夕方以降はかなり寒いですね。私には無理です。


イメージ 4
翌日早起きして完了させました。3月17日(日)9:30の撮影です。
早起きなんてしてみたところで土曜日に打った分の生コンはほぼ硬化してしまっていましたが、その表面に水を掛けてから追加の生コンを足していったので、繋ぎ目の接着性についてはそんなに問題ないと思うことにします。
 繋ぎ目の強度ははっきり言って不安ですが、鉄筋の存在に祈りを託すことにしましょう。
致命的エラーを起こした感じはないので、自分的には初回にしてはまあまあの出来と思います。

それにしても疲れた。全身の筋肉痛が治まったのは、3月19日火曜日の朝になってやっとでした。


さて今回使用した生コンの量は、
 手練り1バッチ:59リットル(練り水込みで約134kg)
 ドライ生コン21袋弱:9×21-2=187リットル(練り水込みで約479kg)
合計約613kgでした。そりゃ疲れるよね。

容積は59+187=246リットルです。
 246リットル=0.246立米
 0.246÷1.23m÷2.25m=0.089m=8.9cm
コンクリート厚は10cmのつもりが、出来高では約9cmでした。
袋に書いてあった“59リットル”と“9リットル”が正確な数字じゃないからかも知れませんけど。


それと・・・、
コメリのドライ生コンの説明書きには
「ドライ生コン20kgに対して水3.0kgくらいで練ること」
と書いてあります。
私は平均して2.9kgくらいで練りました。
ただ、ドライ生コン1袋の個体によって練り上がりの粘度が全然違うんです。ガチカチだったりピッタリだったり結構ゆるかったり。
おっかしいなあ~、夕方になって寒くなってくると粘度が変わるのかなあ~、なんて思いながら作業していました。

でも後で考えると、
「こんな商品のセメントと砂利の混合比なんてそうそう安定しているとは思えないから、つまりセメントの量が1袋の個体それぞれによってマチマチなんじゃないかな~」
という風に思えてなりません。
その点の事実がどうなのかは分かりませんけど、練る時の水加減はやっぱり練りながら生コンの顔色を見て決めるのが正しいセオリーということなのかな、と感じてしまいます。

でも疲れ切っていると、そんなめんどくさくてオメデタイことはやっていられないですね。
で後で後悔します(笑)。