いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

鳥の巣箱

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うちの玄関です。

右の方の軒下に鳥の巣箱を設置してあるのが写っています。
4月の中頃にこのブログの中で
「スズメが営巣しているみたい」
っていうような感じの紹介をしたヤツです。

その投稿のちょっと後に巣箱の中からスズメのヒナ達の鳴き声が聞こえるようになって孵化が確認されたのですが、しばらくしたらなんだか静かになって、特に巣立ちしたような様子も観察できませんでした。
 巣立ちって「ある一つの時点で成立してその後は巣立ちヒナがまったく寄り付かない」っていうようなものではなくて、しばらくは行ったり来たりを繰り返して徐々に本当の巣立ち状態に近づいていくものの筈ですが、そういうモードは全然見られませんでした。

で「変だなあ、こんなもんかなあ~」なんて思っていたら、5月の末頃にまた巣箱の中から同じようにスズメのヒナ達の鳴き声が聞こえてくるようになりました。
それ以降、親鳥が頻繁に餌を咥えて運んで来ていて、それを見るのが中々いい気分というような状態が続いていました。

上の画像は今朝7:00に撮影したものです。
巣箱の入り口にヒナの顔が見えているように思えたので、“おやっ”と思ってちょっと見たんですね。

なんか、巣の入り口の右の上の方にドーナツみたいに丸くなっているような形のものが見えるような気もしました。
もう出社しなければならない時間なんですが脚立に登ってよく見てみました。



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なんだこりゃ?

「誰アンタ?」って聞きでもしたら、
「俺様の名は青大将。憶えておきな、クックック。」とでも言いそうですね。


もう出社しなければならないので、コイツと争っている暇はありません。
仕方なくそのまま放置して出社します。
でも、「当たり前みてえなツラして夕方までそこにいたらタダじゃおかねえ」と思いつつ。

「一回目のヒナ達が途中から気配薄になった気がしたのもヤツのせいか?」
「今順調に育っているツバメのヒナ達も、このまま続けてヤツにやられてしまうかも知れない」
そんなことも考えました。


会社で昼休みにアオダイショウについてパソコンでググって調べてみました。
①『アオダイショウは昼行性です。なので昼間でもよく見られます。』
②『アオダイショウは腹部に爪みたいなものがあるので、これを引っ掛けて垂直な壁でも登ることができます。』
なんていう説明が見つかりました。

①は昼行性の定義の曲解じゃないのかなあ。ノコギリクワガタミヤマクワガタも昼行性の曲解で昼行性と言われることがあるけど、少なくともノコギリクワガタは基本的夜行性だし。
民家の床下や屋根裏に住み着いて主化(ぬしか)しているアオダイショウって、夜抜け出してウロウロして朝の直前に帰ってくるんじゃなかったっけ。
※つまり「基本夜行性+昼間もまあまあ行動する」を、拡大解釈で昼行性と言ってるだけじゃないかなあ、と思ったということです。

②については、直立の大木かなんかならその爪とやらで登れそうな気もするけど、多少の凹凸があるだけの家の壁なんて登れるとは思えないけどなあ。


今日はあえてさっさと定時で退社して、17時過ぎくらいに家に着きました。
「幾らなんでも居ないよね」と自分に言い聞かせながら、鳥の巣箱の入り口を覗いてみると・・・、

ヤツの所在はどうだったでしょうか。