いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

夜のナマズ釣り

6月1日の夜に再度ナマズ釣りに出掛けました。
出発したのは21:00くらいだったでしょうか。

「そうだ、あそこに寄ってからにするか」
そう思って最初にここに寄りました。秘密の場所
最近スッポン探しを既に開始しているので、何回か見に行っています。
でも今年はまだ一回もお目にかかれていません。
※5月28日(火)の夜には大きいウナギがいたんですが、まともなタモ網を携行していなくて採集できませんでした。

ライトを照らして様子を見てみると・・・、
おや!
ナマズがいますね。
朝釣った最初の3匹と同じくらいかな。それよりちょっとだけ小さいか?

まあいいや。
準備した移送ケースの性能を確認する意味も含めて、とりあえずコイツを持って帰ることにしました。

はしごから降りていって、いけすの鯛をすくうような大きいタモ網で捕獲を試みます。
運よく網入れ一発でゲットできました。

イメージ 1
即帰宅して玄関で撮影しました。
体長は“ほぼ50cmピタリ”でした。

イメージ 2
上から撮影するとこんな感じ。
玄関の夜間照明なんて薄暗いのでシャッタースピードは1/5秒。絵の出来があんまり良くないのが残念。もうちょっとなまめかしい良い絵が撮りたかったんですが・・・。
こうやってあらためてまじまじと見ると、あの程度の庭池で飼うにしてはやっぱりでかいです。
でかすぎです。
まあいいやで庭池に放流しましたが、もっと小さい個体の方がいいという感じが否めません。
そのまま再度ナマズ釣りに出かけました。もっと小さい個体をゲットしたいです。


近所の小さい川のとあるポイントでジッターバグでの釣りを開始します。
水深が15cmくらいだったので、長靴でそのまま川に入っていって、川の中でキャスティングします。

結構な頻度でバイトしてきますが、前投稿の通りジッターバグなのでまるでフッキングしません。
バイト時のバキューム音も小さめな音ばかり。
バイトしてくる個体が小さいか、捕食活性が低いかの時は、バキューム音があまり大きくないんです。
「やっぱり朝のスプーンと違ってフッキング率悪いな~。ジッターはバイト音が聞けるからそれなりの迫力なんだけど、ここまで乗らないとなると呆れちゃうね。」

30分くらい粘って10回目のバイトでやっと乗り、1匹目をゲットしました。
結構でかいです。45cmくらいかな。
「さっきすくったヤツよりマシだけど、案外でかいな~。この大きさでここまで乗らないって何なの?」
もうちょっと小さい方がいいので、とりあえず放流してしまいます。

ここで、ある考えが浮かびました。
「今日のここの場所、どういう訳かちょっと薄明るいな。かろうじてスプーンが効くんじゃないだろうか?」
普通は、夜のナマズポイントは真っ暗で照明無しでは周囲の状況もロクロク把握できないものなんですが、ライトなしでも周囲の状況が忍者みたいになんとかかろうじて見えます。
周囲に街灯があるわけでもなかったのですが、住宅地の中だとこんなモンなのかな。

ルアーを前投稿の“ダイソースプーン金色チューン”に替えてみました。
※夜に水面下の底の状況がよく分からないようなところにシンキングルアーであるスプーンを投げる時は、比較的重要でないスプーンをチョイスしがちなんです。“根掛かりでロストしてもいいや”っていう理由で。でもお気に入りのクルセイダーも1個400円くらいなんですけどね。

3投目くらいでバイトしてきてルアーに乗ります。でもあっさりバラしてしまいました。

さらに5投くらいでまた乗ります。
「やっぱり今日のここの照度だと、かろうじてスプーン効くな」
今度はバラさずにゲットしました。40cmチョイくらいの個体です。
持って帰ることにします。
例の持ち帰り用プラケースに入れてブクブクのスイッチを入れ、ルアーをジッターバグに戻し別の釣り場にはしごします。

でも釣れません。3箇所で5回くらいバイトさせて1回だけ完全に乗りましたが、アッサリばらしてしまいました。引きからして30~35cm程度の個体の感じだったので、とても残念です。
「やっぱジッター駄目だな~」なんて言いながら、とりあえず今回はここで終了することにしました。


帰宅して“スプーンでゲットした40cmチョイくらいの個体”も庭池に入れました。


ところで、前投稿でナマズ釣り用のタックルとして画像中にLEDカンテラ照明を紹介しましたが、実際にルアーをキャストしてナマズ釣りをする時は照明の使用は完全NGです。
水面に照明を照らすとナマズは嫌がって逃げようとします。
釣り場の状況を確認しながらその場所に入って行って行く時と、釣れた後の取り込みの時しか照明は使えません。

このカンテラ照明を使うのってはっきり言って変質者みたいですよね。
22:00過ぎたような深夜にこんな変な照明を持って独りで車を転がしているなんて、路上で警官に車を停めさせられたら、このカンテラ照明のせいで覗き魔とか痴漢とかと勘違いされる可能性もなくはないと思います。
 ですから深夜にナマズ釣りをする時は、そういう警察尋問をされた時にどういう説明をするかを頭の中で準備するくらいはしておいた方がいいかも知れません(笑)。他にも色々なタックルを車中に積んでいるので本気で疑われることはまずないとは思いますけど。
 今までにそういう変人扱いをされたことはないですが、深夜にパトカーに停められると「あなたこんな夜遅くに何してるの?」という言い方はされてしまいます。


イメージ 3
ナマズを入れた庭池の光景です。
網で掬った方の個体は見えていますが、釣った方の個体は塩ビ管の中に入っていて見えていません。

グリーンウォーター化してしまって、水が透明でないんですよね~。
この辺は今後の課題ですね。

イメージ 4
ちょっと拡大した画像です。
6月2日(日)9:30頃の撮影なんですが、昼を過ぎても位置をまったく移動していなかったので、手を入れて軽く触ってみたら、仕方なさそうにモソモソと動き出しました。
つまり、“寝てた”んですよね、多分。
「そうか昼は“ほとんど活動しない”だけじゃなくて寝るんだ」
この考察が当たっているかどうかは分かりませんが、もし当たっていれば新しい発見です。

ナマズの24時間スパンの生態が把握できて、その情報を釣りや採集に生かせそうなそんな予感がします。
実際のところ、スッポンを捕まえたら川に戻してしまう可能性大なんですけど。