いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

スッポンの産卵場

現在スッポン釣りは一時お休み中で、行っていません。
「また食べたい時に釣ればいいや、あそことあそこならかんたんに釣れるだろう」くらいのつもりでいます。

そのスッポン釣りを始めた時期にこんな場所を見つけました。
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それで「もしかしてスッポンって、こんな場所で卵産むんじゃないかな~」なんて思って調べに行ったら、そこでスッポンが産卵していることだけは分かりました。

でもね、卵を産んだ場所が他の動物に荒らされているのを確認できただけで、肝心のスッポン卵には出会えませんでした。

で、ここに通いだしたんです。確か7月13日(土)くらいからだったかな。
川岸を200~300mくらい歩いてやっとここにたどり着けるんですが、その川岸にもスッポンの産卵痕がたっぷりありました。
でも同様に、他の動物に荒らされた痕跡としてのスッポン産卵痕です。
荒らされていないスッポンの卵にはどうしてもめぐり会えません。

私の考えでは、荒らす動物は何種類かいます。想像している範囲では以下の3通りが考えられます。
①テンとかイタチとかオコジョとかあるいはタヌキとかの小型哺乳類。
②ヘビ(主にシマヘビのようです)
③カラス

スッポンの産卵は基本的に夜に行われますが、ほとんどの場合、その産卵の翌朝には①②③のどれかに荒らされてしまうようでした。


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ここもスッポンの産卵場です。
1枚目画像の場所(+そのアクセス通路)と併せて、7月13日(土)~7月23日(火)くらいの期間に「他の動物に荒らされて卵をすべて食われてしまったスッポン産卵痕」を、多分25箇所以上は拝まされました。

どういう風に荒らされるのかというと・・・、

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こんな感じです。
丸呑みする荒らし屋と割って食べる荒らし屋がいるようで、掘り返した穴だけがあって卵の殻がまったく残っていないこともよくあります。

私の考えでは①が割って食べる派で、②が丸呑み派のような気がします。
③はよく分かりません。③は荒らし屋の主流ではないような気もしています。


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これは掘り返した穴を私がなんとなく埋めてしまってありますが、砂の中に産んでもこんな風に荒らされてしまいます。


『こりゃ、あんまりだな~。これじゃ歩留ゼロじゃないのか?』
真剣にそう思えました。
そして、
『夜に通わなきゃ間に合わないのか。翌朝ではもう遅いんだろうか。』
なんてことも考えてしまいました。

『夏の間ずっと通えば1箇所くらいは荒らされていない卵に出会えるよね』
そんな気持ちでいました。