いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

泣いてみましょう

今年の春のある頃からスロを一時中断し、屋外で遊ぶようになりました。
中断したのはいつだったっけ?
もう完全に忘れてしまいましたが、以来例外を除いて打っていないですね~。

以前にも何度か紹介しましたが、新鬼武者Zという機種が好きでそればっかりよく打っていました。
ここの街では既に機械が撤去されていて、後継機の新鬼武者再臨しか打てなかったんですけど。


イメージ 1
これはその新鬼武者Zを打っていた時の記念撮影です。九州に住んでいた時の撮影です。
レギュラーボーナスからフリーズを引いて、みの吉が“ボタンを押してくだされ!”って言う場面ですね。

この“みの吉”ってのがですね・・・。
原作のゲームの中ではサブキャラクターみたいな位置づけなんですけど、スロの中では大変に魅力的なキャラクターなんです。

上の画像は大役を引き当てた時の記念撮影ですが、通常寺でも頻繁に現れて“ボタンを押してくだされ!”って再三言って煽ってくれるんです。
※この“ボタンを押してくだされ!”っていうのは、スロの流れの中では“ボーナスが成立しているかもしれないよ~”っていう煽りの意味の台詞です。ほとんどの場合、次の1回転目で“残念でござる~”って言って、ボーナス不成立でしたって教えてくれることになるんですけどね。

このブログで散々貼ったリンクの使いまわしですが、みの吉の“ボタンを押してくだされ”が聞けます。→ボタンを押してくだされの発声

スロで、この“ボタンを押してくだされ!”に魅了されて“新鬼武者Zという台”あるいは“みの吉”のファンになってしまった人も多い筈です。


鬼武者Zが撤去されてしまって以降は、仕方なく後継機の新鬼武者再臨を打っていたんですけど、ある頃からさらに機種を変えました。新鬼武者再臨にはマトモな設定を入れてくれなくなってしまったので(笑)。

そういう流れで、新鬼武者再臨の隣にあった攻殻機動隊をなんとなく打ってみたんです。
攻殻機動隊”という原作のアニメについては何にも知りませんでした。
台のパネルの絵を見て「子供向けのSFアニメみたいなもんかな~」くらいに思っていました。

この台にタチコマっていう青色か水色かのロボットみたいなキャラクターが出てくるんですけど、なんだか妙に魅力的に感じて、それで攻殻機動隊っていう台が好きになってしまいました。

その記念撮影をちょっと紹介してみましょう。

イメージ 2
これは、通常時のロングフリーズの記念撮影。

イメージ 3

イメージ 4
これは一生お眼にかかれないくらい珍しいレア役と言われる“通常時からのエピソードin”。
私がアッサリ引けてしまったのは、多分台が“・・バージョン”だから。

イメージ 5
これは、電脳ラッシュ中の中段チェリー(レア役)引きの記念撮影ですね。
※ちなみに電脳ラッシュは無料アプリでプレイできるそうです。残念ながらスマホiPADだか何だかでしかプレイできなくて、パソコンだと駄目らしいです。


今日はスロでの大役引きを自慢したい訳ではなく、店の中でスロを打つことの雰囲気を伝えたくて上の画像5枚を使ってみました。

でね、このタチコマっていうロボットが、仕草も声も妙に魅力的なんですが、声の方がどうもみの吉に似ていてね~。ある日、パソコンでググって調べてみました。
そうしたら、やっぱりタチコマの声優はみの吉の声優と同一人物でした。

「スロの中でやたらと魅力的なキャラクターであるタチコマの原作中での位置づけやキャラを知りたい」
そう思って、アニメの攻殻機動隊の鑑賞を始めました。

ここでパソコンで観ました。
→攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX (1期)
→攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG(2期)
※ちなみにタチコマの容姿モデルは“ハエトリグモ”なのだそうです。

1期だけで26話もありますが・・・、
1期を最初から最後までキッチリ観たらね~、

もう泣けて泣けて・・・、
私のような冷血動物でも泣けて泣けて仕方がなかったです。

約25分×26話=650分≒約11時間もありますが、
1日に3話ずつとかに分けて、少しずつ鑑賞すれば、普段の生活を破壊せずに健全に10日くらいですべて見れます。

「世の中の人のうちの大半が脳を電子頭脳に換装している」という世界観の設定に抵抗感を感じてしまえばツマラなくて観ていられないかも知れません。

普通なら第1話で“ツマラナイ”と思ってギブアップしてしまうかな~と思わなくもないです。
“普通なら”というより“アニメなんぞに興味の無い大人だったら”と言った方が正しいかな。
私も第1話の時点ではあんまり面白いと思えませんでした。

私はスロで「原作の存在」と「その大まかなイメージ」および「大変魅力的なキャラが居るらしいこと」を予め知ったうえで鑑賞に入って行きましたから、「第1話,第2話を見ているあたりでアッサリギブアップする」という事態に至ることはありませんでした。


時間に余裕があればおススメです。
“泣ける泣ける”と強調しましたが、泣けるところが無くても全般的に面白いと思いますよ。
ちょっといやらしい言い方ですが、企業活動としてお金かけて製作されているから細部の出来も良いしね。

留意事項としては
①製作初版のオリジナルとほんの一部だけ変更した2版がある。
②初版と2版の違いは「放送禁止か何かの考え方を理由として、ほんの一部だけ吹き替えをしてある」
③吹き替えた部分は「タチコマが歌を歌う場面」。違いは、そこで“赤い靴”を歌うか、“ドナドナ”を歌うか。“赤い靴”の方が初版オリジナルバージョン。
④初版の動画にはどういう訳か“タチコマな日々”というショートコントが付いている。面白いのでスルーせずに観た方が得(と思います)。
⑤“ゴースト”という概念がある。その意味が分からないと話が見えにくい。ごく大雑把に言うなら“魂”くらいの意味と思われるが、視聴者各位なりに慎重に解釈した方が良い(と思います)。


まあとにかく・・・、
膨大な時間を消費して視聴する必要はあるけれど、第1期を26話すべてキッチリ観たら泣けます。
時間に余裕のある人は是非どうぞ。