いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

12月20,21日のヒスイ採取の成果

時間的余裕がなくて投稿が遅れましたが、12月20日21日23日とヒスイ探しに行ってきました。


まずは12月20日(土)。

朝、薄暗いうちから須沢を歩きますが見つかりません。
姫川の東側も歩いてみましたが見つかりませんでした。

その後、姫川の色々なところに雪をかき分けて入っていったんですが・・・、
歩いても歩いても、どこに入っていっても・・・、
ありません。
完全ボウズとなりました。


続いて12月21日(日)。
朝一から姫川の色々な場所を歩き回ります。開始したのは6:30くらいだったでしょうか。
しかし・・・、

まるっきり見つかりません。
12時過ぎくらいで観念してギブアップしました。

一旦帰路につきますが、
その帰路の途中で、「ラベンダーは砂だらけにはなっていないだろうし、見放された浜だから、それが一種の好条件として作用したりして、もしかして・・・」
そんなことを考え、プラ~っとラベンダー海岸に入って行きました。

夏にヒスイ探しを始めた頃にはラベンダー海岸には何度も行っていました。海岸の西端から東端まで大き目の石がズラーっと並んでいて、ど素人の私には、いかにもいいヒスイが落ちていそうに思えたので。

でもね、10gくらいで比重3.0くらいの怪しいヒスイを1個拾えたことがあるだけで、成果はまったく得られませんでした。
そのうちにインターネットでの情報収集の結果として「ラベンダー海岸はヒスイの少ないダメ浜」らしいということが徐々に分かって来て、行かないようになりました。

そのダメ浜を、天候最悪で風も強く傘をさしているのが辛いような状況の中、私にしてはしぶとく歩き廻ってみました。とは言っても、そんな期待もしていなかったんですけど。
※ちなみに夏とは違って「砂で覆われてしまってどうしようもない場所」がかなり多くなってはいました。

30分くらい歩いたところで、波打ち際の目立つ場所の砂の上に見慣れた形の白い石が・・・、
「おお~、これは!」と思って、迷いもなく拾い上げます。


イメージ 1
ヒスイでした。

イメージ 2
重量は758g。体積の測定結果は249mlでしたので、比重は3.04です。
基本的には“単なる白ヒスイ”ですが、中にポツポツと入っている有色部の色調にほんの少しだけ“水色っぽさ”が感じられます。


イメージ 3
結晶は細かくてあまりギラギラとは見えてくれません。
がまあ、なんとか細かい結晶が見えます。

不純物もそれなりにありそうな感じですが、比重3.04なら、まあヒスイ認定して大丈夫でしょう。
形と石目はヒスイっぽさプンプンです。


イメージ 4
1個見つけると集中力がそれなりに継続するもので、もう少し粘ったら、豆ヒスイが1個だけ見つかりました。

結晶は結構よく見えているんですが、以下の通り比重がイマイチでしたので不思議です。
※重量11.97g、体積測定結果3.97ml、比重3.02。




私は海岸では、持つ手にずっしり来るようなヒスイを拾えたためしがまるでなくて、今回が初めてです。
「“海岸では夏はダメだけど冬は大きいのがよく拾える”っていうのは本当なんだなあ~」
と思ってしまいました。

時間は13時過ぎくらいだったと思います。
あんな目立つ場所で拾えたのは、
 「見放されている場所だから」

 「たまたまその時間になって初めて砂の上に打ち上げられたから」
なのか、

どっちなんでしょうね。