ボウズに意義ありなんですよね、本当は。
ヒスイ探しの真髄は、ボウズの方にこそあるのだと私は思っています。
ボウズがヒスイ探しの本来の姿であって、“いい物が見つかった”というのは“例外的位置付けの方の事象”なのではないでしょうか。
ボウズがヒスイ探しの本来の姿であって、“いい物が見つかった”というのは“例外的位置付けの方の事象”なのではないでしょうか。
普通、掲示板やブログではヒスイボウズの報告はなされません。報告されるのは例外の方の事象ばかり。
私はネット界でのヒスイ採取報告をそういう風に捉えていたので、敢えて本質の方のボウズをここでなるべく漏らさず報告するようにしていました。
私はネット界でのヒスイ採取報告をそういう風に捉えていたので、敢えて本質の方のボウズをここでなるべく漏らさず報告するようにしていました。
なんですけど、最近あまりにも不調が続いて、ついつい投稿する気が起こりませんでした。
他のカテゴリーの事に結構なエネルギーを投入してもいたので、ヒスイ採取の方の集中力を失っていたっていう側面も実はあるんですけど。
酷い時はなんと朝の7:00の時点で「採れる気がせん、や~めた」なんて言ってヒスイ探しを投げて、2時間後の朝9:00には自宅に戻っていたことすらあります。確か先々週くらいのことだったかな?
他のカテゴリーの事に結構なエネルギーを投入してもいたので、ヒスイ採取の方の集中力を失っていたっていう側面も実はあるんですけど。
酷い時はなんと朝の7:00の時点で「採れる気がせん、や~めた」なんて言ってヒスイ探しを投げて、2時間後の朝9:00には自宅に戻っていたことすらあります。確か先々週くらいのことだったかな?
さて、言い訳はこのくらいにして、投稿をサボっていた間の成果を報告します。
①は重量533g、体積169mlで、比重は3.15。
②は重量136.63g、体積42.53mlで、比重は3.213。
石墨の入った石目で割れた面が多いので、見映えがバッチく見えるんですが(そういう面は下に向けての撮影です)、結構いい石です。
石墨の入った石目で割れた面が多いので、見映えがバッチく見えるんですが(そういう面は下に向けての撮影です)、結構いい石です。
③は重量124.28g、体積38.51mlで、比重は3.227。
透過もなければ結晶もほとんど見えないパッとしない石です。
透過もなければ結晶もほとんど見えないパッとしない石です。
そしてこれ。
まあ要はこれが採れたから、何とか投稿再開が可能になったという訳ですね(笑)。
まあ要はこれが採れたから、何とか投稿再開が可能になったという訳ですね(笑)。
24.4kgあります。
変質により表面に形成された皮がすごいです。
変質により表面に形成された皮がすごいです。
丸いようで面はそれなりにあります。
ただ、石目は少ないですね。
ただ、石目は少ないですね。
見るからに明らかにヒスイという石でもないんですが、この結晶の見え方はヒスイであるように思えます。
左の方に三角に窪んでいる箇所があります。
過去にそういう割れ方をしたのでしょう。
このことからも、“ただ単に丸いだけ”な訳でもなくて、よく見ると“面がある”と言えるように思います。
過去にそういう割れ方をしたのでしょう。
このことからも、“ただ単に丸いだけ”な訳でもなくて、よく見ると“面がある”と言えるように思います。
変質層の有無がハッキリしています。
なぜか変質層のない部分の方が浸食が進んでいるように見えます。
理屈が分かりません。なんでこんなことになるのでしょうか。
なぜか変質層のない部分の方が浸食が進んでいるように見えます。
理屈が分かりません。なんでこんなことになるのでしょうか。
変質層の付いている部分は丸いです。
そして、変質層のついていない部分にはほどほどに面があります。
そして、変質層のついていない部分にはほどほどに面があります。
『一旦表面全体のすべてが変質層に覆われた丸い石になり、永久に泥の中で眠ることになるかと思いきや何らかの事象の影響で水中に復活し、その後廻りの石等に揉まれて割れた部分だけがヒスイ輝石らしき外観を見せている』
私に思いつく仮説はこんなところですが、当たっているがどうかは分かりません。
私に思いつく仮説はこんなところですが、当たっているがどうかは分かりません。
ところでこの白い変質層には結晶がまったく見えません。
この変質層が石全体を覆っていたら、この石がヒスイだなんてその疑いすら持たず何事もなかったかの如くあっさりスルーしてしまうでしょうね。少なくとも私のような初心者の場合は。
(まあ、まだこの石がヒスイだと完全断定できた訳でもないのですが)
この変質層が石全体を覆っていたら、この石がヒスイだなんてその疑いすら持たず何事もなかったかの如くあっさりスルーしてしまうでしょうね。少なくとも私のような初心者の場合は。
(まあ、まだこの石がヒスイだと完全断定できた訳でもないのですが)
透過はこんな程度です。※ペンライトの鏡筒の直径が25mmです。
多少は透過ありといった程度で、特筆するような良い透過ではないですね。
多少は透過ありといった程度で、特筆するような良い透過ではないですね。
ただ、この透過の色といい変質層に覆われていない部分の全体的な色目といい、準ロウカンのヒスイの色に結構似ているような気がするんですけどね~。
それにつけてもこの形状・・・、どうにも理解不能ですが・・・、
変質層は非常に安定で水中に放出しないけど、ヒスイ輝石のまま水中に露出しているとほんの僅かずつ溶解して水中に放出されていって微妙に減り続けるんですかね~。
う~~ん・・・、
かなりいい石なのか、そうでもないのか・・・、
全身“準ロウカン”だったりしたら最高ですが、いくらなんでもそれはないだろうな~。
体重計で測定する前の予想では“20kg弱くらいだろう”と思っていて、それで24.4kgでしたので、もしかして比重の値は結構高いのかも・・・、
都合のいい解釈連発です(笑)。
でも、まあ何にしても面白い石ですね。
真ん中でスパーンと切断したら、中に透明感の高い層がたっぷり入っているとか・・・、
そう思うことにしましょう。
そう思うことにしましょう。
端っこの方をちょっと削り落とすだけでも中の石質を知ることができそうですが、やめておきます。
この石が全身準ロウカンである可能性を一応は残せますから(笑)。
この石が全身準ロウカンである可能性を一応は残せますから(笑)。