いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

妙なヒスイ

7月5日(日)に糸魚川にヒスイ探しに行ってきました。

到着は朝の4:30頃・・・、
最近のお気に入りになっている場所を徘徊してみますが、見つかりません。


そのまま姫川下流に移動しました。


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なんですかね、これは?

色調が2種のハイブリッドになっていて魅力的ですが、比重は1.5くらいしかないようでした。
ヒスイじゃないのかも知れません。


イメージ 2
もう一枚撮影しようかと思ったんですが、ジャンプして逃げてしまいました。
矢印のところに居ます。
自発的に動くヒスイなんて珍しいですね~。




この後、車で遠くまで移動して、あるスポットに寄ってみましたが、
なんだか妙に賑やか・・・、

チョロチョロっとだけ探石して、直ぐに次の場所に移動しました。


で、その場所で対岸にまで渡ります。
あんまり無責任なことは言うべきでないんでしょうけど、今の水量だと姫川を対岸まで渡るのは楽勝ですね。

イメージ 3
これは?

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“見るからに”でもないですけど、可能性はありますね。

イメージ 5
ほんのちょっとだけ緑が入っている箇所もあります。
「かろうじてヒスイ」の可能性くらいはあるってなところでしょう。


イメージ 6
意外と大きかったのでバールを使って起こしました。
十分にヒスイの可能性を感じさせる外観をしていますね。

乾かしてからじっくり観察したところ、私の鑑定結果は予想通り「かろうじてヒスイ」となりました。
無理矢理にリュックに入れて、仰向けまがいの格好でそのリュックに両手を通し、そのまま立ち上がろうとしますが・・・、
立ち上がれません。
重すぎるんですね。40kgくらいだと思います。

でもムキになってなんとか立ち上がり、顔面蒼白のような状態で必死になって姫川を渡りきりました。
後は川原を歩いて車を停めた場所まで行けばいいだけなのですが・・・、


イメージ 7
リリースしちゃいました。部屋が狭くなるだけで、持って帰ってもどうにもならなさそうに思えたので。

画像だけで場所は分かると思いますけど、慌ててハイエナしに行くような価値のある石ではないです。



そして、さらにこの近辺の対岸側で、おもいっきり緑色の入った石を見つけました。
「おおお~、コイツは~!」
ワクワクしながら箱メガネでさっと一覗きします。

「ぐあああ~、外した~!」
見るからにただの3流鉱物でした。


でも、緑色のモロに入った石って、
パッと見3流鉱物に見えても手にとってじっくり観察すると「あ~、これやっぱりヒスイなんだ」って分かることが多いです。

そういう展開になることを期待してとりあえず記念撮影をします。
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思いっきり緑色が入っているんですが、写真に撮ると全然そういう風に見えないですね。

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もう一枚。
この画像だと緑色が入っているのが多少は分かりますね。

で、手にとってじっくりと観察してみました。
「あ~、やっぱりヒスイじゃんか。」

低質というか、まあ低質なんでしょうけど、低質というよりはどちらかというと“変なタイプ”のヒスイのようでした。多分大所産のヒスイだと思います。


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家に帰ってからのその石の撮影です。
重量は5.2kgありました。

矢印の部分は緑色というより“角閃石のまま入っている”という状況のようです。


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小滝のいいヤツとはまるでタイプが違いますが、これでもヒスイなんだと思います。触り心地もまずまずスベスベです。

緑色の入り方が層状なので“ロジン石”とか“流紋岩”とかの疑惑を掛けられてしまいそうですが、大所のヒスイでこういう緑色が層状にブワーと入ったヤツって、結構ブログや掲示板で紹介されていますよね。
(と私には思えるのだけれど、違うかな?)


イメージ 13
透過が意外といいですね。
マアマアの獲物だと思うことにしましょう。


この2つのヒスイを比較的アッサリ見つけられたことからして、“この日”あるいは“この場所”は「期待値大の状態だった」ように思えました。

でも後ろ髪を引かれるような気持ちで、11時過ぎにはこの日の探石は終了にしました。

もうそろそろ車を乗り換えないといけないので、インターネットで見つけた候補の車両を見に行ったりしているんです。
この場所から100kmチョイ離れた場所にある自動車屋に目当ての車両見学に行ってきました。

いい車だったと思うんだけど、高いなあ~。どうしましょう。