いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

夏休みの川ヒスイ探し

我々会社員には夏休みなんてものはなくて、ちっぽけなお盆休みがあるだけですが、子供や学生には一ヶ月以上に亘る強烈な夏休みがありますね。

ヒスイ探しっていう遊びは、実際のところお小遣いを持った大人でないとできないっていう風に正直感じます。「実際のところ大学生でも金無いから無理だわな~」くらいによく思います。

でも、夏休みのうちに一発立派な川ヒスイを叩き出して欲しいな~、と思うんですよね。
特に若い人に。
最初のうちはメッチャ嬉しいんですよ。いいヤツ見つけると。
その“メッチャ嬉しい”を味わって貰いたいものです。


さて、私の今年の夏休みは8月13日(木)~16日(日)の4日間なのですが、8月13日(木)だけヒスイ探しに糸魚川に行ってきました。
ザリガニの調達が上手く行かなかったので、タコ釣りプロジェクトは不発動となりました。


姫川の下流に朝の4:45に到着、
淡々と探石を開始しますが、いつものようにボウズ。

「上流行くか。最近相性悪いんだけど。」
そんな気持ちで姫川の上流に向けて車を走らせました。

大野のヒスイ店舗のところで姫川をチラと見ると・・・、
「おやー、大分水かさ減ったなあ~」
そう思えました。

赤い橋の上からも姫川を観察すると・・・、
「うん、大分水かさが減った感じがするわ」
再度そう思えました。

「ならまあ、ここも寄っとくか。」
「一番深い所なら、今がタイミング合ってるっていうことになるのかもしれない」
ウサンくさい自己理論ですが、そんな気になって川原に入って行きました。

この場所は・・・、
戦車が強制的に造った川底を水が流れています。工事が終わった後に流れが変えられたんです。
掘ってあるから自然の元の川底より座標がZ軸方向にちょっとだけ深い。
冬の間から足繁く通い、ポツリポツリと収穫もありましたが、最近はあまり寄らなくなっていた場所でした。



「どうせある訳ないけど、とりあえずいっちゃん深いとこや」
くだらない呟きとともに川の中に入って行きます。
時間は朝の7:00くらい。


イメージ 1
な・・・、
ななな、なんだこれは・・・!


イメージ 2

イメージ 3
何枚か撮影したんですけどね。
泡が噛まないくらいまで箱メガネを奥に突っ込むと、体が水流で揺すられてしまって上手く撮影できず、こんな絵しか撮れませんでした。

でも、すっげーモロに全体的に緑色だったんですよ。



イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6
流れの上から撮影してみるとこんな感じ。
見えたり、見えなかったりしていますね。


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どうだ!(エッラそうですね、すみません)
石の中全体を翠色がのたうち回っているかのように見えます。
ちょっと下品な表現になりますが、“翠の脳みそ”って命名したくなってしまいました。
重量は3.6kgでした。


イメージ 9
場所はこういうところです。
モノサシのつもりでフマキラーを置いて撮影しましたけど、この場所では特にアブ対策は必要ありませんでした。

イメージ 10
若い人に成果があるよう祈りを込めて、今回はこんな写真もつけます。


イメージ 11
ロウカンってことはまるっきしないですが、色の白い部分にいわゆる“ねっとり感”がありますね。


成果が出てからの後出しジャンケンに過ぎない見解ではありますけど、
「やっぱり、愚直に通っていれば、いつかは引き当てるものなんだなあ~」
とそういう風に思ってしまいました。


夏休みはまだ終わっていない。
特に初心者の人が一発ご立派な川ヒスイを叩きだせるよう祈っています。