いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

業者工事の手直し

家の給湯器の交換と風呂追炊き配管の設置工事を業者に施工してもらいました。

見積もりは4件も取ったのですが、そのうちの3件はウルトラボッタクリ価格で、残りの1件の一番マシな見積価格を出した業者に施工してもらいました。
※後に気付いたところによると、それでも健全な価格体制のところより3割くらい高かったようです。


その工事って、実は去年の年末に数日にわたってやってもらったのですが・・・、



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こんなんです。
この樹脂チューブは追炊きの循環配管なんですが、なんの固定もせずに地面にドスンと放置されているだけでした。

それで、“せめて壁に固定してください”と言ったら、こんな拙い固定をしてくれたんです。




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この配管の保温材巻きなんて、後で私が施工したんです。
業者がやったのは、給湯器をただ載せかえるだけで、保温材のリペアリングをする気すらまったくないようでしたので、
「後で私がやるから、部材だけください」
と言って部材を出させて、後日に私が巻き直ししました。


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これは業者の施工です。
一つ前の画像で赤字で示した金具を両側からジョイントして循環配管が連結されている部分への保温材施工がこの拙さ・・・、
泣けてきます。


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ただ配管をセットするだけで、その他の手当てはロクに施されておらずあまりにも酷いので、“雨の吹き込みだけでも直ぐに対策しないとマズい”と思って私が応急処置を施してこの状態になっています。

中がどうなっているのかというと・・・、


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これです。
この爆笑の“ゴミ袋によるカバーリング”がなければ、壁の内部に雨水が多量に吹き込んでくることは必定です。


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切り取った外壁をシーラントで拙く貼り付けてありますが、この外壁を切り取った部分に相当するくらいの大穴を柱と基礎コンクリートに空けられてしまいました。

とんでもない大穴なので、
「なんでこんな大きな穴をあける必要があるの?」
と聞いても、帰って来る返答はしどろもどろ、

「最後はなにで埋めるの?」
と聞いたら
モルタルで埋めます」
との返事だったのですが、

その次回の施工日には、
「なにかあった時の再施工を想定して、断熱材で覆うだけにする。一旦モルタルで固めてしまうと、それを取り除く作業がかなり困難になる。だからその方が良い。」
「断熱材で覆った方が断熱効果が高くなって良い。」
との発言。

胡散臭さプンプンでしたが、すべからくにおいてあまりにも施工が拙く、説明もウソのオンパレードなので、
“どうせ施工が不味くて、直ぐに漏水が発生するに決まっている。”
と邪推せざるを得ず、騙された振りをしておくことにしました。


で、その“断熱効果が高くなるように断熱材で埋める”という施工の内容が・・・、


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これです。
呆れるというか、悪いけど“笑”だな。
※しかもこの断熱材って、よそのリフォーム物件から排出された廃材です。

「断熱効果を高くするためとか言ったけど、穴が埋まってないよね、なんやのこれ? 矛盾があるわな。」
まともな返答は帰って来ませんでした。
でも敢えて論破することはしないでおきました。


こんな状況ですから、実際のところモルタル施工をさせてみたところで、決してまともにはできない筈です。
多分私がやった方がマシです。
“なんで金払う側の俺が代わりにやってやらないかんの?”という問題は当然あるんですけど。

不具合が起こるか否かを見極めるために1ヶ月くらい様子をみて、その後にモルタル補修を業者側で実施するという約束を一応取り付けておきました。
でもまあもうあんまり期待しない方がいいですね。


そんなこんなで、自分で細部の補修を行いたいところなのですが、
私は素人なので雨や雪の降っている状況ではちゃんとした施工ができる気がしません。

例としての今日の時点での天気予報なんですが、北陸の冬ってこんな風に“ず~~っと雪か雨”なことが多いです。
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ですが、1月17日(日)の天気予報が
 6:00~12:00 降水確率30%
 12:00~18:00 降水確率10%
となっていました。

「オシ!、このチャンスに進められるだけ進めておこう」
という訳で1月17日(日)に自分で補修を実施しました。
同時に井戸ポンプの交換も行いました。


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井戸ポンプの交換で結構時間を食ってしまい、結局ここまでとしました。
これだけでも補修する前よりは大分安心して状況を見守ることができるようになったと思います。
※この画像に写っているのは今回設置した新品のポンプです。


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井戸ポンプは順調に稼動してくれて、庭の池に井戸の水を満たすことも可能になりました。
ただ、その庭池送り水道管の止水バルブが見つからないので、その辺りの追施工も今後必要になります。

井戸ポンプ交換の業者見積もりは、高いところで20万円程度、安いところで13万5千円でした。
私の今回のDIYでは72880円+“3000円程度の工具購入”で済みました。


風呂の追炊き配管新設なんて個人での施工は絶対に無理ですもんね~。
引越しの時はスケジュール的に自由が効かないせいか、業者の選択で失敗しやすいものなんだな~、なんて勝手ながら思ってしまいました。

まあでもあんまりイライラせずに、なんとか無理にでも楽しみながらノンビリと自己補修を進めていこうと思います。
今日の投稿は“グチ”ではなくて“笑い話”なんです(笑)。