いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

ヌカエビとトゲウオとヨコノミ

ウチのイシガメのゼニガメですが、
特に加温もせずに普通に部屋飼いしていたら、何匹かの顔が白くなってきました。
鼻の穴も塞がりかけの感じです。
「ヤバイ・・・」

庭池のスペースに放ってやって“太陽パワー”に頼りましたが、最低気温が10℃とか11℃とかの気候が続いていて、半冬眠状態になってしまっている感じがしました。
「ここもダメかなあ~」
う~ん、どうしたら良いのだろう。

という訳で、
何の知識もないのですが、先週の日曜日(2016年10月16日)から、ガラス水槽での加温部屋飼いを初めました。


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こんな風に。※詳細は述べませんけど、A県産とB県産のイシガメです。
水温は28~29℃。
餌は見ての通りで、冷凍赤虫,レプトミン,カメプロス,ちりめんざこ,でなんとか凌いでいます。

とりあえず、皮膚病は徐々に快方に向かい、現在では完全にヤマを超えました。
鼻の穴も全個体ともにすっきり通っています。


で、餌なんですけど、
「あそこにエビ採りに行くか?」なんて言って、程ほどに近所な某地へ昨日出掛けました。


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その“某地”とは、こんな場所です。これでも川です。


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採れるのはこんなものです。
何なのか? この画像だけでお分かりになりますでしょうか。

























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混ざるように少しだけ網に入るのがこれ、トゲウオです。
敢えて持って帰りません。正直言って“トゲウオだから偉い。エビみたいに安易に持って帰っちゃダメ”みたいなことは考えていないんですけどね。

エビは・・・、う~ん、
ヌカエビだと思うのだけれど、ヌマエビかな。
ま、ハッキリ言って「そんなもんどっちでも同じことだよ」って気がしないでもないですが、どっちだろう。

私の中ではどんな種類のカメだろうと仔カメの餌に最適で、イメージ的には“伝説の究極奥義の如き餌”です、ヌカエビ(orヌマエビ)って。


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パパパッと30分程度でこれだけ採れました。


で、
意外と馬鹿にできないのが、混ざっています。
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お分かりになりますでしょうか。


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私の中での名称としては“ヨコノミ”。
水の綺麗な淡水小河川に棲む、鬼のようにでかいノミです。

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ね、“ノミ”に見えるでしょ。



さっきパソコンでカンニングしていたら、これって世間的には“ヨコエビ”っていうみたいですね。

テトラガマルス=天然ヨコエビ として売られているものって、もしかしてこのヨコノミそのものなんだろうか。



これを生きたまま水槽に入れればカメが食べることは以前の経験で知っていました。
ただ「あんま喜んで食っていたような気はしないんだよな~」くらいにイメージしていたんですけど・・・、



意外にもウチのイシガメ(ゼニガメ)達はかなり喜んでガツガツ食ってくれました。
餌としてヌカエビよりもよっぽど気に入ってくれたみたいでした。
食われる時に引き裂かれるヨコノミをじっくり観察していたら、別に“殻だけ”な構造な訳じゃなくて、エビみたいにちゃんと中に“身”も入っているみたいですね。

エビは“ピンッ”って跳ねて跳躍的な挙動を使って逃げるから噛み付いて捕まえるのは結構難しいみたいなのですが、ヨコノミはただ“つらつら~”と泳ぐだけなので、仔カメでも捕まえ易いようです。
泳ぎ回るヨコノミを猛然と泳いで追いかけて噛み付いて捕まえたりもします。

「多分喜んでは食べないだろう」と思っていたのでヨコノミは少ししか採らなかったんですが、実はここのポイントってヨコノミの多い場所を狙って網を入れれば一掬いで100匹とかのヨコノミが採れます。

カメ達が“食い飽きた”と言い出すまでしばらくヨコノミをメインの餌にしようかな~、と思ってしまいました。