いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

あ~あ、えっちゅう、



皆さん知ってます? このコマーシャル。

多分、東京でも大阪でも流れていたんじゃないかと思いますが、今でも流れているのかな?
上のリンクの動画は昭和臭プンプンだから、今はもうTVコマーシャルはやっていないっていうことかなあ~?




さて、前投稿の“残りの自然薯”で、11月5日(土)に自然薯鍋を作ってみました。


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作り方はこんな感じ。
材料は自然薯と豚小間と水菜だけです。
その昔千葉県で自然薯に凝っていた時と比べると、手を抜きまくりだったりするのですが・・・。

で、この鍋に使う味噌ですけど、
千葉県の時からこの味噌を使っていました。
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富山県の米の味噌。
東京でも大阪でも普通に売っています。珍しいものでもなんでもなく、高価な訳でもありません。
スーパーで普通に売っている“ただの普通の安価な味噌”です。
ま、要はただ単に“私が個人的にとっても好きな味噌”なだけです。
その“好き”の理由のうちの一つに“あ~あえっちゅう にほんか~いみっそ”のフレーズの存在がある訳ですね~(笑)。

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味噌を入れます。

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できました。



さて、お味の方は・・・、

「お~、キター!」「これだよ、これ。噛むと芋の外に滲み出るこの芋のジュル~ンとした甘さと食感。」
今度は成功していました。

鍋の作り方の問題か、採ってきた自然薯の個体の当たり外れの問題なのか分かりませんが、千葉で食べていた自然薯鍋の味が70~80%くらいは再現できていました。
すごく美味しくいただくことができました。


「こりゃあもうちょっと自然薯遊びを継続しないと損だなあ~」
そう思えてきたので、今日(11月6日(日))ポイント開拓として自然薯を探しに県内を車で走り回ってきました。

で、運よく4箇所ほど自然薯がたっぷり生えている場所を見つけることができました。
私有地でなくて誰に何の遠慮もせずに掘れる場所です。しかもイノシシはまったく来ていない。

「なんだあ、こんないい場所があったんだなあ。今まで知らずにいて、損しちゃったよ。」そう思いましたけど、1つ懸念事項があります。
それは・・・、
“もしかして、ものすごく掘りにくい地質なのではないか”ということ。

まあいいや掘りにくくても。今度の土日から本格的に自然薯掘りに取り組もうと思います。
という訳で、ホームセンターで専用の自然薯掘りを買っちゃいました。
しかも2本、1万円散財しちゃった。


ちなみに・・・、
ひとことに“自然薯”と言うけれど、実際のところ実に様々な自然薯があります。
“本物の一級品の自然薯”から“栽培品種と交雑した雑種”、“ほとんど栽培品種みたいな感じのもの”と実に色々な自然薯があるんです。

インターネットの定説だと以下①②のように言われています。私も最近まで①②の通りだと信じ切っていました。
 ①自然薯と長芋は種類が別であり、染色体の数も違い交雑は起こらない。
 ②長芋は中国原産であり、日本起源の植物ではない。

しかし・・・、
自然薯の交雑相手ってもしかして長芋じゃないのかな?
今回の自然薯プロジェクトをやっているうちに、種々の観察結果からどうにもそういう風に思えてきて、
「①②の説なんざ只の“情報”だから、ホントかどうか分かったもんじゃない」と考えるようになりました。

そして先ほどインターネットで色々と情報収集してみたところ、以下のような情報が見つかりました。
 ・②はウソなのでは?。長芋は日本の固有種だという説の方が現在では優勢?。
 ・ジネンジョとナガイモは交雑する、との論文あり。
 ・ナガイモとヤマトイモとは交配させられる、との論文あり。

どうなんだろうね? 本当のところは。



で、一級品の良い自然薯を掘りたければ、耕作地から遠い山の奥深くに入って行ってそこで掘れば良いだけのことではあるんですけど、
そういう場所って“遠慮なく堂々と自然薯掘りをしても構わない場所”ではないことが殆どです。

でも、遠慮しないで掘っても良い場所だとね~、
交雑してそうな変な自然薯のことが多いみたいなんですよね。

今日見つけた4箇所のうち1箇所には、明らかに一級品の良自然薯と思われるツルが10本くらいありました。
逆に別の1箇所は、葉とツルに長芋のような特徴が出たインチキ自然薯ばかりでした。
そんな“インチキ自然薯”でも芋は結構本物自然薯に近いような感じだったりするものなんですけどね~。

今後、“本物自然薯”から“インチキ自然薯”まで、葉やツルや芋の画像も掲載して色々紹介していきたいと思います。