いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

自然薯を掘ろう(その2)

でそのインチキ自然薯を掘ってみました。

すると・・・、


20cmくらい掘り下げたらなんと一面に平たく敷設されたコンクリートが出てきました。
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こんな風に(分かりにくいとは思いますが)。

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芋は複数に枝分かれして迷走しています。
したがって芋が細いです。

「こりゃダメだな、この場所」
「石だらけなだけならまだいいけど、木の根が多すぎだし、底がコンクリートになっていて芋がこんなに枝分かれするようでは、そうそう良い芋にはならないだろう。それに多分水はけが悪い。」
よく分かりませんが、そんな風に思ってしまいました。

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バキバキ折って分割しながら回収した自然薯です。

「ここはもうこれでいい。ここは終わりにしよう。」
そう考えて、次は場所②に向かいました。

場所②は掘りにくいことについては場所①③④と同じですが、自然薯の血統的に最も期待できそうに思っているんです。
だから最後に立ち寄った訳ですね。


場所②に到着し、あまり立派でないツルでしたが1つ掘ってみました。
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これは既に芋を取り出してからの撮影ですが、20cmくらい掘り下げたらこんな大きな石に遭遇。

スコップの右下に写っているのが掻き出した土です。
つ~か石ばかりですな(笑)。

芋は石を避けて横の方に伸びていました。

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そんな立派な大きさの芋ではなかったので、運よくほぼ無傷で芋を取り出すことができました。


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もう1本掘って、場所②で合計2本の収穫です。

石だらけなだけでもやっぱり“枝分かれ迷走”しやすいみたいですね。
今後のメインポイントには成り得ないかなあ~、う~~ん。


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場所②の自然薯のツルです。

葉の形からしてすごく性質の良さそうなナイス自然薯と思えるのですが、なんだか妙に葉の形とツヤが良すぎの感じがして
「畑栽培用の天然自然薯として、山の野生自然薯から性の良い個体として選抜されて増やされたヤツなんじゃないだろうか」なんていう風にも思えてしまいました。

もしその推測が当たっていたら、わたし的にはちょっと萎えます。



帰宅して当日収穫した芋を歯ブラシでキッチリ強い目に洗いました。
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容器の中に入っているのが、場所①のインチキ自然薯。右側のかけら3個は場所②の“モノホンそうな自然薯”です。
場所②の自然薯は良いもののように思えるので、かけら3個以外の大きい芋は庭に埋めて種芋にしました。



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“芋だけ先にじっくり火を通す”の図です。


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いつもの“豚汁風自然薯鍋”のできあがり。
※この日は2鍋作りましたが、この画像は1鍋目で芋は場所①のヤツしか入っていません。

“インチキ自然薯”だと言って呼称の上では酷評しましたが、味は普通に美味しい自然薯でした。

ニガカシュウとかオニドコロみたいな“インチキどころか完全ニセモノ”の葉っぱとの区別さえできれば、インチキ自然薯っぽい葉っぱの個体でも掘ってみて損はないと思います。


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“豚汁風自然薯鍋”にて機嫌良く昼間からビールを飲みつつ、無意味に記念撮影。
時刻は11月12日(土)14時35分。

場所は最近2階に移設された我が家の参謀本部です。
イシガメ事情で日当たりを考慮した等の理由で1階から2階に引越ししたのでした。


今度の金曜日の晩酌にも自然薯鍋を食べたいと思い、その鍋用の芋を確保するために翌日の11月13日(日)にも自然薯掘りに出かけることにしました。
目的地は、とりあえず一旦“掘り易そうな場所”に変えます。