いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

あらっ!

今朝、出社前に庭池を見ると・・・、


「あらっ!」

イシガメの仔が1匹居ます。
「・」

「?」

「??」

「???」

「もう出るわけないんだけど・・・」
「どゆこと???」


とりあえず防獣ネットの中へ入ってみます。




イメージ 1

イメージ 2
そうしたら、こうなっていました。

私の把握できていない産卵が秘かにあったんですね。


今ほど防犯カメラ動画で確認してみたら、這い出しの正確なタイミングは“2017年9月20日(水)16時30分頃”でした。

9月12日の孵化同様に、天気予報の過去データから這い出しのタイミングを簡易分析した結果がこちら。
イメージ 3
共通しているのは“天候の推移”ではなくて“這い出し時刻が夕方のほぼ同じ時間であること”でした。
なるほど、夕方に出ることが多いんですね。

“夜”になるまで待った方が安全なような気がしないでもないですが、敢えて“明るい夕方のうち”に出るのはどうしてかなあ?
なにかそれなりの理論的必然性がありそうな気がしますね。







さて、私の把握できていない産卵があったことを今日になって初めて認識できたわけですが、推測では実際の状況の仮説は以下の3通りとなります。
 A:ピラピラ君が2回卵を産んだ
 B:9月12日孵化がピラピラ君の卵、9月20日孵化の方は純ちゃんか虎模様君の卵
 C:9月12日孵化が純ちゃんか虎模様君の卵、9月20日孵化の方はピラピラ君の卵



場面を今朝の出社前に戻しましょう。

サクサクと大雑把に庭池エリアを探索すると、今回孵化した仔ガメは6匹居ました。
どんな仔カメかというと・・・、


イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6
こうです。

この画像ではディテイルまでは視認できないので、こんな画像を見せられたところでなにも分からないとは思いますが、今回孵化した6匹の仔カメについて以下のことが直ぐに分かりました。
①純ちゃんの仔 や 9月12日孵化の仔 には結構似ている。
②ロバちゃんの仔 にはまったく似ていない。
③大きさは純ちゃんの仔と同等、9月12日孵化の仔よりも小さい。
④純ちゃんの仔とは甲羅の形の特徴が違っている(似ているけどよく見ると違っている)。
⑤9月12日孵化の仔と甲羅の形がかなり似ている。ただし9月12日孵化の仔のように“サブキールが目立つ感”はない。

ということは、今回の仔カメの親は虎模様君である可能性が比較的高いです。
ロバちゃんと純ちゃんの線はまずあり得ないですね。
ピラピラ君の可能性もあるように思いますが、虎模様君の仔であって欲しいなあ。


ここまでの私の観察結果では、虎模様君は今年は産卵しなかったんですよね。
それはとても残念なことでしたので、虎模様君が私にバレずに秘かに産卵した卵から孵った仔カメだととっても嬉しいんですけどね。



ちなみに“ロバちゃんの仔”ですが、いつまで待っても土の上に這い出してこないので、9月9日(土)に産卵箇所を掘ってみたんですよ、第1クラッチの方だけ。
卵の殻が破れて既に孵化していて、ヨークサックも少ししか残っていませんでした。
で、また土を被せて埋めなおしたんですけど、その後も土の上に這い出してくる様子が特になく、
 “まるでモードオンしていなくて、来年の春までこのまま休眠する気満々”
と思えたので、土の上に出てきていただくことにしました、強制的に。
私の観察では“その強制デビュー後2~3日でモードオンにまで達した”と思えました。

現在では元気に庭の第2飼育場の地面を闊歩し、“レプトミン小”や“津幡のラムーのちりめんざこ”等を食べています。

多分ですが、第2クラッチの方の仔達は来年の春まで土の上に這い出してこないと思います。




という訳で、庭池エリアで飼育しているイシガメの仔カメは今日(9/21)で総勢21匹となってしまいました。
9/30,10/1の土日かその次の週の3連休あたりのタイミングで放流しよう、元の産地に。
全部B県の個体なんです、この仔カメ達の親は。


で、そのB県ってね~。

正直言って教えたくなってきたよ。
「○○県産なんですか。いいなあ、欲しいなあ。」とか言って貰えそうな気がするから。

去年のうちは「絶対誰にも教えない」っていうような気持ちでいたんですけどね。
今はそうでもないのですよ。

ヒントだけでも出してみようかな(笑)。