前投稿で報告したとおりの“いじめっ子オスイシガメ”を放流しに、再度例の川に行ってきました。
まずは、出発前にそのジャイアニズム個体をデジカメで撮影します。
測定していませんが、背甲長は13~14センチくらいかな?
オスの割に妙に大きいんですが、年輪の痕跡はピッチがかなり細かく、成長が速かった訳ではなくてただ単に“かなりの高齢なので体格が大きい”ということのようです。
測定していませんが、背甲長は13~14センチくらいかな?
オスの割に妙に大きいんですが、年輪の痕跡はピッチがかなり細かく、成長が速かった訳ではなくてただ単に“かなりの高齢なので体格が大きい”ということのようです。
この“四肢が甲羅からあふれ出る感じ”は・・・、
もしかすると“キュウ”の特徴だったりするのかな?
もしかすると“キュウ”の特徴だったりするのかな?
そして好天の下、意気揚々と出発して現地に到着しました。
まだ増水の状況は残ってはいましたが、昨日よりは圧倒的に減水していて、ジャイアン捕獲ポイントにたどり着くのになんら難はない状況でした。
で、ポイントに到着したら・・・、
ほほう~、2匹居ますね。
実は先週ジャイアンを捕獲した時も、反対側の岸に到着した時点でこんな風に同じように2匹甲羅干ししていたのですよ。
でも、先週も今日も私が近寄っていくと、水中に逃げ込んでしまいました。
ま、当たり前です。
ま、当たり前です。
見ての通りの地形なので、甲羅干しポイント側の岸を歩いて近づいていくということはできないんですよね。
ま、しょうがないです。
早足で甲羅干し座標の直前まで駆け寄っていくと・・・、
早足で甲羅干し座標の直前まで駆け寄っていくと・・・、
すぐ側の水中の岸壁の縁にイシガメが1匹へばりついていました。
水深は20~30cm程度なので、サクッと手で捕獲して記念撮影です。
水深は20~30cm程度なので、サクッと手で捕獲して記念撮影です。
両個体ともオスなのですが、甲羅の縦寸法と横寸法の比率に露骨な差がありますね。
他に穴の中に2匹居たけれど、私が以前にここにリリースした個体でした。
その2匹は手に取っただけで、そのままリリースです。
その2匹は手に取っただけで、そのままリリースです。
で、今日はこれで終わり。
家に帰着してから、
「今日捕獲して写真撮ったヤツって、甲羅干ししてた2匹のうちの大きい方だよな?」
「ちょっと写真引き伸ばして、観察してみるか。」
てなことを考えて、パソコンでその通りにチョコチョコっと操作して確認してみました。
「ちょっと写真引き伸ばして、観察してみるか。」
てなことを考えて、パソコンでその通りにチョコチョコっと操作して確認してみました。
その結果は、
「う~~む。」
「右のはオスだな。」
「尻尾が半分水中に沈んでいるな。」
「尻尾が半分水中に沈んでいるな。」
「あれっ! 左の個体ってもしかして。」
「この尻尾は!」
「左のヤツ、もしかしてメスか!」
「左のヤツ、もしかしてメスか!」
「遠くて体格の大きさがイマイチよく分からなかったけれど、アダルトサイズのメスなのかも?」
右の個体は多分“今日捕獲して記念撮影した個体”だと思われます。
左の個体は多分メスで、もしかすると産卵可能なアダルトサイズですね。
左の個体は多分メスで、もしかすると産卵可能なアダルトサイズですね。
「なんだ、先週の時点から居たんだな。あのポイントの中心人物のメスイシガメが。」
と推測するにいたりました。
と推測するにいたりました。
ということは、
水位が通常レベルまで下がって、水も透明だったら・・・、
水位が通常レベルまで下がって、水も透明だったら・・・、
ウェットスーツで潜れば、あのメスが採れるな。
カメがキッチリ身を隠せるような構造物はないし、水深は最深部でもせいぜい1.5メートル。
数日間降雨がなくて水が透明な状況だったら、箱メガネだけでも水中に逃げ込んでじっとしている個体を視覚で特定できるかも。
カメがキッチリ身を隠せるような構造物はないし、水深は最深部でもせいぜい1.5メートル。
数日間降雨がなくて水が透明な状況だったら、箱メガネだけでも水中に逃げ込んでじっとしている個体を視覚で特定できるかも。
11月中の水温だったらなんとか・・・、
でも、風邪引くかも(笑)。