いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

昼休み

私の車のトランク内部です。
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撮影時刻は2018年2月9日(金)12時44分。つまり会社の昼休み。
昼休み中に買い物をして、車のトランクにその買ったものを入れたのです。

バケツに詰めてあるのは駐車場の雪、保冷剤です。
天気予報で、この日は最高気温6℃とか7℃とか言っていましたから、そのままトランクに放り込んでおくだけでも問題なかったろうとは思いますが。


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夕方に帰宅した時点では、こんな感じになっていました。
結構溶けてしまっていますね。

で、何を買ったのかというと・・・、













これです。
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値段はこうです。
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単価が“78円/100g”と“58円/100g”の2種類ありました。

58円/100gのヤツは皿が横に大きいでしょ。
 ・デカイ個体は78円/100g
 ・小さめの個体は58円/100g
 ・小さめの個体は横に大きい皿で2匹セットで販売
っていう販売スタンスだったのです。

でも、その58円/100gのコーナーに大きい個体の1匹売りも2つほど紛れ込んでいたんです。
それで喜んで「あっ、これお得だな」と思って買ったのでした。




やろうとしていることは前回と同じです。
まず肝だけ取り出して食べて、魚本体は鍋で食べます。
前回→

でも、今回は“血抜き”の真似事をやってみます。


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既に捌き完了後の絵ですが、皮を剥ぐ前にえらぶたの所から出刃包丁をブスッと刺してみました、血抜きとして。


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皮を剥ぐ前の一番最初の取っ掛かり時点でやるんですけど、イメージとしてはこんな感じです。
この画像では斜めに刺していますけど、実際には真下に向けて垂直に刺しました。

“死んだ後じゃもう血抜きできない”なんていう情報が散見されるけど、こんなアンチョコ血抜きでもかなり効果があるようです。おもい切りブシューって血が流れ出てくれました。
この辺に秘孔でもあるのかな。



で、捌いている最中に分かったんですけど、単価58円/100gのヤツは78円/100gのヤツに比べて肝がちょっと柔らかくて崩れ易かったんです。
 「ああ~、そうか、昨日の売れ残りの再包装やの、これ」
 「やからデッカイのに58円の方に廻したんか」
と推測できました。


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左が58円/100gの1匹分、右が78円/100gの2匹分です。


で、味はね。





メチャメチャ旨かった。
78円/100gの2匹分は、魚臭さも血生臭さもほぼまったく感じなくて、甘さと旨さだけの塊でした。
“前回とは桁違い”っていうくらいに美味しかったです。
「このぐらい旨いのが本物のウマズラ肝なんだなあ」と思ってしまいました。

まあ、過去にもこれと同レベルくらいの旨いのを食べたことがあるのだろうという気はしますが、多分忘れちゃってるね、その時のことは。


ちなみに、
58円/100gの方は味が一格劣りました。妙な臭みがちょっと付いていました。
多分、捌き作業中の推測は当たっていて、“24時間経過分”の差が出たのではないかな~、と思います。



さらにちなみに・・・、
 前回は 黒部(生地)産
 今回は 氷見産
と表示してあったわけですが、

「どっちも魚津産じゃねえのかなあ~」と秘かに思っています。

でも別にそれでもいいです。私は氷見や生地に特に有難みを感じません。
自分の中では、氷見も生地も新湊も魚津も同じです、魚に関しては。
仮に表示に偽りがないにしても産地表示なんてどこの港で水揚げするかだけの問題だし、そもそも一緒だよ、どこで採っても。
※「新潟県で採っても氷見漁港で揚げれば“公式に氷見産”だ」と聞いたことがあります。



ズワイガニはさ、
新湊と魚津でも結構違うような気がするんだけど、どうだろう?

石川県の本ズワイガニ(加能ガニ)と新湊の本ズワイガニでは全然違うよね。


新湊漁港の○○に行くと、新湊のブランドタグの付いた一級品本ズワイガニをメッチャ高い値段で売っている。
でもブランドタグ付与選定に漏れた本ズワイガニを1500円とか2000円くらいでたっぷり売っていることもあります。
ギリギリで落選したヤツを買えば、ギリギリで当選したヤツと味は同じだ。
甲羅の背中の後ろの方を押して一番堅いヤツを選んで買えばいいのです。

漁期は確か3/20まででしたから、それまでに一度行ってみようかなあ。