いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

地引網

10月14日(日)も千里浜に行きました。


朝の7時前にここから入っていくと・・・、
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おやあ~、面白そうなことやってますね~。 ※この時点で朝の6時54分です。
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“観光コンセプトの地引網体験”みたいなイベントかなあ~。

「私も混ぜてくださいよ」とは言わないけれど、見るだけだったらいいよね。



7時7分時点です。
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いいなあ、面白そうだなあ~ とか思っちゃいますね。 私だけですか?そう思うのは。

カメラを構えている観客が1人いますけれど、この光景の全体的な雰囲気は“地引網体験イベント”って感じじゃないですね。
一般人は4~5人くらいしか居ないし、子供にいたっては1人もいません。

そばに居た一般の方に訊いてみました。
「これって地引網体験イベントみたいなものじゃなくて、ただ単に普通に漁業なんですかね?」
そうしたら
「ああ、そうだよ。普通に漁をしてるの。」
とのことでした。


でもさ、ちょっと変です。
 ・漁業従事者にとって日曜日の休みと言うのは神聖なものの筈なのに、なぜ日曜日にワザワザ?
 ・水揚げが7時を回るって漁師としては時間帯が遅すぎるんじゃないかな。
  日曜日だから、そもそも魚市場も休みでしょうけど。

モロ観光地の千里浜のメインっぽい地点で日曜日の朝7時に地引網・・・、
観光用の見世物としての意味が幾らか含まれているのかもしれませんね。

ということは、県か市あたりと漁協とで何らかの契約・・・、
それとも有志が集まって地域振興のために、みたいな感じかな。 
まいいか、あまり詮索しないでおきましょう。


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どんな魚がいるのかな?
ちょっと拡大してみましょう。


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めぼしいところとしては、ヒラメ、アジ、イカ、サワラくらいですかね。
“ポイ(捨てる)”の魚種としては、エソとサメが目立ちます。

左がエソ、右はサメです。
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エソは20匹くらい、サメは10匹くらい掛かっていましたが、すべて海にポイされていました。値段がつかないんでしょうね。

このサメを勝手に手に取ってみたのですが、魚のヌルヌルはまったくなくてザラザラの鮫肌でした。
指5本分の指先で軽く握っただけなんですけど“滑って落とす”ということは絶対に起こりそうにありませんでした。ヌルヌルゼロで摩擦係数無限大のサメ肌だから。

そばに居た一般の人に
 「あ~このサメ、口の中の歯はほとんどないですね。」
 「いかにもサメ肌って感じの触り心地ですよ。ちょっと触ってみません?」
とかいって触らせちゃいました。
 「ホントだ、サメ肌だ~」
って言ってましたよ。



で、この後、
最初の画像を撮影した地点から、羽咋川の河口南側まで徹底的に潮干狩りをしました。
2時間以上奮闘したけれど、結果は“アサリ1個”(笑)。

羽咋川の南側河口は干潮で干潟になって水位がマイナスの状態だったけれど、それでもそこで何も採れませんでした。


その後は・・・、
今日の朝、ある人にだけお話ししたけれど、
まあ、う~ん、 北陸での潮干狩りってやっぱり無理なのかなあ、 ってな感じでしょうか。


でも、私の潮干狩りはまだまだ続くと思います。
10歳未満の時に木曽川の河口でハマグリを採ったことが“逆トラウマ”だから・・・、
イザとなったら、新潟県柏崎か伊勢湾三重県各所海岸にハマグリ遠征するかもしれません。