いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

今年最後のハマグリ料理

イメージ 1
昨日12月7日(金)、晩酌用の食材です。 料理名は“ハマグリ湯豆腐”。
 食材は以下の4つだけ。醤油もみりんも何も入れません。
 ①12月2日(日)に採ってきたハマグリのうちの最後の20個(大きいヤツばかり)
  ・日曜日から水曜日までは柏崎漁港の海水で砂吐かせ
    ↓
  ・水曜日の夕方からは“柏崎漁港の海水を井戸水で1/3に薄めたもの”で砂吐かせ
    ↓
  ・金曜日の朝に上の画像のザルに貝を移し、濡れ布巾を掛けて出社(こうしておくと貝が水を排出します)
  ※貝殻の中にある海水(≒塩分)をなるべくゼロに近づけるための工夫です。
 ②昆布
  ・金曜日の朝に、上の画像の通り水に漬けてふやかし開始
 ③豆腐
 ④長ネギ
  ・使ったのは全体の半分だけ(根側の白い方だけ)


まず、上の画像の昆布と水を鍋に移し沸騰するまで煮ます。
水の量はそれだけ。追加しません。
そして沸騰したら、昆布を取り出します。

そして、刻んだ長ネギ、豆腐、ハマグリの順にポンポンポンと鍋に投入していきます。
イメージ 2

こんな感じです。
ガラス製の蓋をして煮込みます。

開いたものから順にハマグリの貝殻は取り出します。
食べる時に邪魔ですし、鍋の内容物の量が多すぎますから、貝殻は先に取り出しておくんです。
でも“見た目の美味しさ”っていう要素がありますから、5~6個くらいは貝殻を鍋の中に残します。


で、こんな感じ。 ほぼ完成時点です。
イメージ 3


いつも鍋のまま食卓に上げますが、今日は写真撮影を考慮して食器に移しました。
イメージ 4



中2階参謀本部にて。 
イメージ 5
既にビールが注がれています。
泡がちっとも立っていません。
ビールは大瓶、泡はなるべく立てない、 馬鹿にされそうですけどこれがアラ△グマ流なんです。



で、鍋の味はどうだったか?

前回の投稿で“身が痩せてる”だの“蒸すと風船みたいに水膨れする”だのと低評価したからには、あんまり期待していませんでした。
水木金と3連荘で会社の食堂で“蒸しハマグリ”を食べたのですが、「まあ旨いけど、今までのヤツと比べると味が落ちるよなあ~」という感想でした。






なんだけどね・・・、



メッチャ旨かったわ、今回のハマグリ湯豆腐は。 汁の旨さがすさまじかったです。
ハマグリの身自体の旨みは大したことなかったですが、煮過ぎで身が硬くなってしまうようなこともなく美味しかったです。
イメージ 6

イメージ 7

お金の話をするのは下品だけど 「この一鍋で3000円の価値はあるな」とか思っちゃいました。
私の味覚にたまたまドンピシャ合致しただけなのかも知れませんが、“大当たりのハマグリ鍋”となりました。

海水を追い出す工夫をキッチリ実施したのが、それなりに功を奏したのかも知れません。



貝殻の中の海水を追い出す工夫をまるっきりサボったりすると、結構塩辛くなることがあるんです。
いつもの“蒸しハマグリ”でも、
 「こりゃあちょっと塩が残りすぎてて辛いなあ~」
 「こんなに塩辛いとダメだよ。辛いからそうたくさんは食えないわ。」
みたいに感じてしまったこともありました。※そういう時は投稿しませんけどね(笑)。

そういう理由で、12月4日(火)に作った蒸しハマグリでは、塩辛くなるのを避けようと思って水風船を箸の先で破いて中の汁を追い出して捨てていたんです。
だから味がイマイチだったのかな。 まあ、身が痩せていて味が落ちることは事実だと思いますけどね。