いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

九鬼水軍

前投稿で仮投稿した通り、6月2日(日)はまた凝りもせずに釣りに出かけました。
どちらかと言うと主目的は“デタラメなドライブ”で、“そのドライブの途中で色々なところで安易な気持ちで釣りをする”という見方の方が正しいと思います。


出発はこの時間です。 本気出して釣りをするのなら、出発時刻は未明2時頃くらいが理想なんですけどね。
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次回は土曜未明2時出発にしようかな、金曜日の晩酌を我慢してさ。

 

釣りの雰囲気を醸し出すために、参考画像を撮影してみました。
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で、辿り着いたのはとりあえずは輪島。
各箇所で釣りをしながら11時過ぎ頃に、ここ石川県の鹿磯漁港に到着しました。
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昔からお気に入りでよく行くんですけど、例外なくドライブがメインコンセプトで本気で釣りをしに行ったことはないような気もしますけどね(笑)。


その鹿磯漁港にこんな船団が居ました。30艘以上は居たと思います。
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う~む、これは! もしかして伝説の九鬼水軍では?
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船の側面に“北海道”との文字が。  う~ん、北海道にも九鬼水軍が居るんですね。
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で、真面目な話ですけど、
今頃の時期になると能登半島の沖合いでだけスルメイカがたっぷり採れるのだそうです。
それを採りにイカ釣りの漁船団が北海道や青森から毎年やってきて、石川県屈指の大規模漁港である鹿磯漁港に水揚げするのだそうです。

 

北海道からの船旅の途中で燃料補給のために寄港したのかな~、とか思いましたけど、その手の事情じゃないんですね。


見るからにイカ釣り漁船ですね。
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で、釣れる気のしないルアー釣りをしていたら、正午頃に九鬼水軍が動き出しました。
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みんな写真撮ってました。
何十艘もまとまって大海に漕ぎ出して行くから、冗談抜きに雰囲気が水軍の出陣みたいでね・・・、
メッチャいい絵でした。
「こんないい絵、ここ最近じゃナンバーワンだよなあ~」とか私は個人的に思いましたから、どんな人でも写真撮りたくなって当然だよね。


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どこに行くんでしょうね。
北海道に帰るのか、それとも次のイカ漁に出ただけで翌日にはこの漁港に戻ってくるのか、 う~んどっちなんだろう。


さて、私も鹿磯漁港を後にし能登半島西側海岸を南下しながら色々な場所でルアーを投げますが、何も釣れません。

 

で、ちょっと方針変更。 小物狙いでこの極小ルアーにチェンジしました。
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そうしたらすぐにこれが釣れました。アイナメかクジメです。
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食べると美味しい魚で、十分に食べられる大きさですが、ひとまず即リリースしました。


次の次のポイントでこれが釣れました。カサゴです。
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ちょっと小さすぎで食べられるサイズとは言えませんが、ヒラメ釣りの餌にできるかな~とか思ってキープしました。

 

その後もヒラメ狙いに戻して各ポイントでルアーを投げましたが釣れず、羽咋市で左折。富山に向かいます。

 

最後は庄川の河口でルアーを投げますが釣れず。
19時20分、日没にてギブアップ。


「このまま帰っても、どうもね。新湊漁港にでも行ってみっか。」
という訳で新湊西漁港で夜釣りを開始しました。まあ、ただの惰性です。



「お、猫が居る」
気が付いたら私しか居ない釣り場に猫が居ました。 私が来たから寄ってきたんだと思います。

 

「お~どうした? 魚食べよか?」
野良犬や野良猫に餌をあげないのがマイルールなのですが、今回は迷いはありませんでした。

 

「よしよし、お魚食べよ、お魚」
そう言いながらキープしていた小さいカサゴを猫の前に置いてみました。
そうしたら猫は直ぐにカサゴに喰らいついて、咥えてどこかに持って行きました。

 

「ほう、えらい喰らい付きいいなあ~」
そんなことをつぶやいて釣りを再開しますが、まあ釣れる訳ないです。
なんとなく帰る気がしないから、常夜灯のある場所をワザワザ選んで惰性でルアーキャスティングを継続しているだけなんです。




そして20分くらい経過したでしょうか、 ふと後ろを見ると・・・、

 

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常夜灯の灯りの下に先ほどの猫がちょこんと座って待っていました。「もっとちょうだい」っていう気持ちなのだと思います。

 

「あ、そっか、そりゃあそうやな」 「いや、う~ん、釣りしとるけど釣れやせんのよ」
なんて言ってみますが、当然のことながら猫は帰ろうとしません。

 

「そうじゃな、 んな風に儂がおったら帰れんもんの」
釣れる訳ないのに、じっと待たせているのはなんだかかわいそうです。
ここで切り上げることにしました。


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「また来るでな~」
そう伝えて帰りました。


野良猫“パンダ君”の居た場所はここです。
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次回の釣りは終始極小ルアー使用で小物狙いにしようかな。
そうすれば、その日の夜にここでまたパンダ君に会うことができます。

 

皆さんも会いに行ってみてくださいね。