いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

茹でダコの“冷蔵庫寝かせ”

数日前の話になりますが、
7月4日(木)の夕食後に軽く夜釣りに出掛けました。


使ったルアーはこれ、ハタ喰い魚子ピンクイワシ3.5インチです。 ヒラメかナメラを釣るつもりでした。
イメージ 1


しかし、開始15分程度で、なんとマダコが釣れてしまいました。
7月4日(木)19時40分頃だったと思います。 ※訂正:正しくは“20時40分頃”でした。

常夜灯に小魚が集まってきている状況だったので、その小魚にヒラメがついていないかと思って岸壁の足元にルアーを落としてチョンチョンと誘いを掛けていたら妙に重くなり、あげたら立派なマダコがくっついていました。


30分くらいバケツの海水中に放置しましたからかなりグロッキーになっていますが、そのマダコです。
イメージ 2
色がやたらと白っぽいですが、これってマダコのグロッキーカラーなんです。
※足が1本だけ短いのは、他の生物に食われた痕跡だと思います。

マダコの重量は、調理前で517gでした。
イメージ 3

その日のうちにタコ飯の炊飯をセットすることにしました。タコ飯第3戦です。


ちょっと雑談ですが、炊飯器には以下画像のように水加減の標準線がついています。
イメージ 4

私はこういう標準線に合わせた水加減で炊いたご飯を“堅い”と感じるので、白米を炊く時の水加減はいつも“標準線より2mmくらい上”にします。

タコ飯第1戦ではいつもの通り“標準線より2mmくらい上(米は2合)”で水加減をセットし、そこに生ダコのブツ切りを叩き込みました。そして出来あがったタコ飯の水加減は結構ブヨブヨでした。

タコ飯第2戦では“標準線の通り(米は2合)”に水加減をセットし、そこに茹でダコのブツ切りを叩き込みました。出来あがったタコ飯の水加減は“ちょっと水が多い感じがするけどほぼ無問題”でした。

で今回は
 ・“標準線より1mmくらい下(米は2合)”で水加減をセットし
 ・そこに茹でダコのブツ切りを叩き込む
としました。
また、以下の通りの工夫を追加しました。
 ・タコを茹でる時間は3分間(いつもより明らかに長いです)。
 ・叩き込むタコの足は4本だけ(小さめのタコではありましたが第2戦では足8本分すべて入れました)。
 ・炊き上がり後に縮んでしまうので、ブツ切りの大きさはかなり大きめ。


ちなみに水位ってですね・・・、
イメージ 5
どっちが正解だかご存知ですか?
学校での理科の実験の時間なら、下の読み方が正解なんですけど、
普通は上の読み方で計量してしまうものだと思います。

でも、炊飯器の内面って普通は水を弾くように加工されています。
だから炊飯器の水加減では水位の合わせ方に個人差は出にくい、  と言いたいところだけど、
炊飯器内面での水の接触角がなぜか弾き状態でない“普通の対ガラスと同等の接触角”になって、メスシリンダー同様になってしまうこともありますよね。
まあいいや、この話題はここでヤメます。


で、そんなこんなでタコ飯第3戦のセット完了の図です。
イメージ 6
米の量は2合です。水位が2.5合の標線近辺くらいになっていますが、タコを入れた分上昇しているためです。誤解なきよう。


炊き上がりました。7月5日(金)朝5時半です。
イメージ 7

炊き上がったご飯の水加減は、私の好みにおいては“最適”でした。

で、タコ飯の味ですけど、
第2戦より一格上回る感じでとてもバランスが良くこれまでの3戦中で最良の出来で、とても美味しかったです。

「入れるタコの量が多すぎるとタコの風味が勝り過ぎて却ってバランスを崩すのかな?」なんてことも考えてしまいました。




でね、頭はいつもの通り細かく刻んで庭のイシガメ達にあげて、それで残った足4本なんですけど・・・、

ブツ切りの刺身にして昨日7月8日(月)の夕飯で食べました、2本分だけ。

なんかあんまり気が進まなかったんですよ、何日も経ったタコの刺身を食べるのは・・・、
でも意外にもやたらと美味しかったんです。なんだか妙に甘みが生成している感じでした。
「冷蔵庫でインキュベート3.5日間」の効果ですね、おそらく。


最後の2本を今日の朝同じようにブツ切りにして記念撮影しました。
イメージ 8
昨日同様にやたらと美味しかったですよ。

こんな画像でも美味しそうに見えますでしょうか?