いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

2024年8月24日(土) 能登外浦 初のヒラマサ

前投稿の“仮投稿”で十分なような気もしますが、一応本投稿しておきます。

 

2024年8月24日(土)、朝5時15分にここに到着。本当はもう少し遠方のポイントで磯マルをやるつもりだったのですけど「弁慶に何人くらい居るか、通り掛かりに見るだけ見ておこう」と思って通ったら、どういう訳か先客が誰もいませんでしたので、まずここ“弁慶”に入ることにしたのでした。

このポイントでは2月23日にサゴシが爆釣した以降は、釣果は1匹も得られていません。3月16日に1回ヒットがありましたが、アタリの有無で言ってもその1回だけなんです。多分10回以上とか行っていると思うんですけどね。

そしてコイツを投げ始めました。ダイソーの60gジグのシルバーに自前で夜光塗料を塗りたくったものです。

で当然の如くアタリなし。「誰も居らんし真夏で釣れない季節だってことなんだろうな~」くらいに思って、どのくらい粘るか考えました。「まあ釣れる訳ないけど1時間くらいは続けようか」なんて思案していると・・・、

ラインの残り約3m、そろそろピックアップに近い状態でジャークをくれている訳でもない水面直下ズル引き丸見え状態のルアーに、左方の水面下からデカい魚が突如矢の如く現れて迷いなくルアーに喰いつきました。※時刻は5時38分です。

魚の色が↑こんなくらいに見えましたので「あ~青魚やないか、スズキか?」と思いましたが、かなりのヒキです。それでもなんとか足元から50cmくらいまで寄せたら猛然と底に向かって潜り始め、相当なヒキの強さで驚いてしまいました。

8月13日に獲り損ねた磯マルスズキのヒキの強さを遥かに超えています。「うっわ、同じくらいの大きさやったらスズキより青物の方がずっとヒキ強いんやろな~とは思てたけど、こんなに引くんか青物って、やっぱ段違いやわ。」とか思いつつなんとか水面近辺まで上げてくることができました。

「やっぱ青やな、おし抜きあげるぞ!」

「おっしゃガンド!、60cmは行ってなさそうな気いするけどこれなら十分ガンドや!」

「今日はもうええわ、磯マルやらんとこれだけで帰ろ」

という訳で+10~15分くらいだけ継続してルアーを投げ続けて、それでアッサリ釣り終了にして帰宅しました。さらに1~2時間とか粘っていたら、あと1匹くらいは同じようなヤツが釣れたのかもしれませんけど、このレベルの大きさの魚は私1人で食べるとなると2匹はかなり無理があり、釣れても実際のところ持て余してしまいます。※釣れた魚の大きさの実測値は全長58cm、重量1.89kgでした。

自宅に帰着したらまだ朝の7時48分でした。

・なんかちょっとペラい。

・ウロコがちょっと大きめ。

・中央の黄色の線が目立ちすぎのような・・・。

一応パソコンで調べて“ヒラマサ疑惑”を晴らしてから捌くことにして、調べました。

結果は・・・、間違いなしのヒラマサでした(笑)。

ヒラマサなんてまったく眼中になかったのですけど、その方が却って好ましいのかな~くらいに思って捌き始めました。

あれ~「内臓脂肪たっぷり」だし、脂も結構乗っていますね。青物って冬が旬なんじゃなかったかな~。 ※ブリは冬が旬ですが、ヒラマサは夏が旬なのだそうです。

胃袋の中にはデッカいアジが1匹だけ入っていました。どこの海域でこれを喰って、今日のヒットまでどういう行動をしていたのかな?興味深いです。その辺りの理解が深まると、今後の釣果にプラスの影響が出てくるかもしれないですからね。

8時45分ってのは、捌き終わって熟成を開始した時刻です。釣った8月24日中に食べることはグッと我慢して冷蔵庫の中で熟成に掛けました。

このヒラマサの頭とカマとマゴチの刺身で土曜日の食材を凌ぎ、翌日の8月25日(日)早朝から、ヒラマサの刺身パーティーを開始しました。

いやいやいや~、おっそろしく旨いですね、ヒラマサの刺身って。もう感激です。

夏でもこんな美味しい青物の刺身があるものなんですね。脂の効き方が上品でクドくなくて、身全般に甘みを感じます。色も食感も私好みでした。

寒ブリなんぞよりこっちの方がずっと美味しいと思いますね~、自分で釣った魚バイアスは当然あるのでしょうけど。絞めや血抜きや捌きが上出来だったこと、すぐに帰宅したことなんかも効いているのかな、もしかして。

 

あ~でもなんか分かりました。例えば来週同じくらいの大きさのガンド(ブリ)が釣れたとして、それを同じように即帰宅で丁寧に捌いて1日寝かせで食べたら・・・、

同じように「寒ブリなんぞよりこっちの方がずっと旨い」って言うに決まってますね。やっぱり、気分バイアスかプラシーボの問題なんだな。

 

ところで台風なんですけど、近づいてくるのが全然遅いですよね。

これなら土曜日はまた早朝弁慶でなんとかなるかな~、とそんな気分です。