いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

2023年9月30日(土) 七尾北湾穴水某所マダイ炸裂

9月23日(土)に釣ったアオハタです。9月28日(木)の夕方に絞めて捌いて、29~30日(金土)にいただきました。

最高に美味しい刺身でした。キジハタより食感が柔らかいので、私はこちらの方が好きです。個人的にはヒラメにも負けない美味しさだと思います。

 

さて、9月30日(土)の釣行記です。

この写真は帰る時の撮影なんですが、朝5時半頃にここ“伝説のヒラメポイント”に到着しました。

私が到着した時点で先客の釣人が3組計4人も居ましたので、今後はこのポイントはもう人が多くてダメかもですね。

「まあ、ちょっとだけやっていこう」くらいの気持ちでルアーを投げ始めると・・・、

しばらくして「原因不明な不思議なワーム部分のロスト」と次のキャストで「軽いアタリ」があり、さらにもう一投で何か掛かりました。「ああ~、細長い魚だな、マゴチか?」と思いましたが・・・、

上がって来たのはこれ、デッカいフグです。実測全長38.0cmもありました。※ルアーはフラッググラブのメロメロメロンです。

喰ってきたポイントとしてはここです。

どうなるか分かりませんが、とりあえず生かして持って帰ることとしました。※コイツはシマフグですが、この浜では時々トラフグのデッカい奴も釣れることがあるそうですよ。

6時30分でこの浜は終了にし、色々思案した結果、内浦側に移動することに決めました。

で、移動した内浦側の1箇所目はここ、小木漁港です。アタリなしでした。

続いては、真脇の漁港→羽根海水浴場と寄りましたが、アタリなし。

次に入ったポイントでは何とか釣果がありました。

マゴチ、測っていませんけど全長40cmいかないくらいですかね。リリースしました。

場所としてはここ、中居のパーキングのちょっと手前です。

 

続いては穴水町内の某所テトラに入りました。※今回は敢えて具体的な場所は伏せますが干潮の時は長靴でも渡ることができるテトラです。

そのテトラの左端近辺で40cm弱くらいのエソが釣れましたが、当然これもリリースです。その後右奥の方へ移動して行って、以前超大物を掛けたことのある場所の周辺でルアーを投げましたが当然の如く何も喰って来ませんでした。

「では次の場所へ移動するかそのまま帰宅するか」という気持ちでウェダー渡りした場所まで戻ります。普段はその部分ではあまりルアーを投げないのですが、この日はルアーをこまめにキャストしながら戻りました。PEラインを2.5号から2.0号に替えたせいか最近飛距離が10~15mくらい伸びていたので、テトラの前方に拡がっている岩場よりも遠方の砂地にルアーが軽く届く気がして「ああ、そういや今飛距離伸びてるから、岩より向こうの砂地に軽く届くわ。やったら、投げる価値あるかも知れへん。」っていうようなことを考えたんです。でもまあ、何も喰ってくるわけないですけどね。

 

喰ってくるわけないわな~というオマケ気分全開のキャストを続けること数分、“ギュイイイ~~ン”、なんの前触れもアタリ感もなく突如ラインが猛然と出始めました。「え、あ、なに?、化け物喰ってきたわ!」※時刻は10時50分くらいかと思います。

前週の釣行では34cmのアオハタが釣れた時にドラグは出ませんでしたから、ドラグ設定は適切の筈です。ですが、ラインはノンストップで猛然と出っ放し。リールを巻いても、何の抵抗もなく魚がやりたい放題にラインを引きずり出して行きます。

「あかん、これは獲れん。絶対無理や。ホンマに魚なんか?なんのバケモンや!」と思いましたけれど、おもい切ってドラグを締めこんでみます。ドラグの出方にあまり変化はないような気がしましたが、そのまま1分間ほど魚とのファイトを続けました。

「意外にも根には潜られてへんみたいやけど、もしかして少しは巻き取れとんのかな?」そう思ってスプールをしばらく凝視してみたら、ドラグはゴンゴン出ていますが少しは巻き取れているようです。

「おし、もしかしたら獲れるかもしれへん」そう思って続けていると、ようやく魚の姿が一瞬見えました。「白かった、ヒラメの腹か?念願のヒラメか?ついにやったか?」 そして上がってきたのは・・・、

「アカダイ(マダイ)や!」 マダイの爆裂デカいやつです。

しかしこの日は実はタモを家に忘れてきていて持っていません。でも、フィッシュグリップで何とかなる筈です。穴水名物の足場の良い三角テトラの上に背中のリュックを降ろし、その中からフィッシュグリップを取り出そうとしますが・・・、

「ない!(笑)」「しまった、先週洗ったから車の中のまんまか!」 ハッキリ言ってこれでもう絶望的です。「落ち着け、なんかある。落ち着けば、なんか方法はあるかも知れへん。なんか、なんかないか。」

「そうや、ウェダーを履いとる。これだけは有利材料や。」「膝か腰まで海に入れば、横から万全の体制で手を出せる。その優位を生かして魚の腹側からエラに手を突っ込めば・・・」マダイのそこに棘があるか否かは未知数ですが、一縷の望みに掛けてその方法を試してみました。指にある程度の怪我をするのは覚悟の上です。

「おし、入った。」「棘はない感じやし、おもっきし掴んどらなあかんけど魚も暴れようがないみたいや。よし、このまま陸まで戻るぞ!」親指と人差し指を魚のエラ蓋に突っ込んで渾身の力で魚を掴んだままテトラの上に戻り、ウェダー渡りで入ってきた箇所まで戻ります。その距離は50m強程度だったと思いますが、とんでもなく長い距離に感じました。

そして何とか無事に陸まで戻り、魚をコンクリートの歩道の上に置くことができました。

「おっしゃ、捕獲確定!」

達成感抜群の瞬間です。意外なことに掴んでいた指の怪我もまったく無しでした。

デカくてど迫力の神々しい天然マダイ。実測全長62cmです。

ストリンガーに繋いでエラを切って血抜きし、キリで脳絞め、神経棒で神経絞めしました。

ちなみにルアーはコイツ、ダイソーVJ22+フラッググラブメロメロメロンです。

フックはダイソーの6番に替えているのですが、よく見ると1本折られています。マダイとのファイト中に折られたに相違ないですが、折られる前の時点で2本刺さっていたのかな?、バラさずに済んで幸運でした。バラシていたらショックでしばらく寝込んでいたかもしれません。

車載冷蔵庫があるので、今回の帰路は余裕綽々でした。途中で買い物をしたりして、自宅到着は14時30分だったのですけど、鮮度はまったく落ちていなかったと思います。

その“途中で買い物をした店”です。

以前からのお気に入りストアなのですが、アオキとの共同出店でリスタートしたようです。魚もいいんですけど、惣菜が美味しくてついでに値段も安いです。

今の私の一番のオススメは“焼きそば”です。豚肉がたっぷり入っていて、味付けが辛くなくて甘くて、値段は298円。今度は3つくらい買ってくることにしよう。

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帰宅後すぐに、シマフグとマダイを捌きました。

マダイの胃袋に入っていたベイトです。

矢印部分のツメはイシガニのものと思われます。イシガニ1匹丸々すべて嚙み砕いて食べたようです。他にはヒトデも入っていてちょっとオドロキでした。

実は直前に、釣った魚の熟成用にと思ってこんな袋をネットで調達していたんです。運よく0.03ミリ厚×200mm×900mmの袋が大活躍してくれることとなりました。

折角なので今回は面倒臭がらずにカブトもしっかりいただきます。

熟成1日の日曜日に1短冊だけ刺身↓をいただきました。

血合い骨を除去した部分のアラは細かくして庭のカメに上げました。私よりも旨そうに歓喜して食べていましたよ。

10月3日(月)に熟成2日目でいただいた刺身↓です。こちらはもう最高級レベルに旨かったですね。

日曜日に食べた分はそれほどでもなくて「アオハタの方が上だな~」と思っちゃったんですけどね。

まだ半身ありますから、今度の3連休(ていうか金土だけかな)はとっても楽しみです。

あんまり大っぴらにレポできませんけど、シマフグは既に捌いて冷蔵庫内で熟成中です。刺身一切れだけ食べましたが、特に体調に異常は出ていません。法律の問題としては、個人で捌いて捌いた本人だけが食べる分には、そうそう咎められないそうです。ただ、家族にも食べさせてはいけないし、非可食の内臓やアラはゴミとして捨ててはいけなくてちゃんと処理しないとダメなのだそうな。

 

先ほど食べたマダイのカブト煮です。

初めてかもです、大物天然マダイのアラなんて。

デタラメに料理しましたが、かなり美味しかったですよ。貯蔵脂肪みたいな魚脂がカブトの内部にたっぷり入っていて、その部分もいい味で脂だからって重かったりクドかったりする感じもなかったです。釣った本人の贔屓目が相当にあるのでしょうけど、さすがは天然マダイだなあ~と思ってしまいました。

利賀のお米

9月20日(水)は定期健康診断の2次検診のため会社を1日休みました。

でその2次検診は午後なので、午前中はここに行きました。

「道の駅」ではありますが、農協のカウンターの前にほんの1スペース確保しただけのめちゃめちゃチャチな道の駅です。おまけに営業日は平日だけで、土日祝は休みです、農協に合わせているんですね(営業時間は8:30~17:15です)。そんな店、行きたくても中々行けませんわな。

 

目当てはこれです。

“てんたかく”ってのは早生品種なので、8月中にはどこの店でも新米が出回るのですけど、8月末の夏休み年休の日に見にいってみたら、まだ令和4年産の物を売っていたので、9月20日に再訪してみたんです。

が、まだ令和4年産の米しか売っていませんでした(ガックリ)。

なんだか悪い予感がして、パッケージに記載されているとなみ野農協に問い合わせてみたら「令和5年産の利賀米は出す予定がない」とのことでした。まあね、“利賀米”なんて銘打って販売してみてもそうそう売れる訳ないだろうな~という気はしていましたので、続かないのもしようがないことだと思います。

なので4年産でもいいやと思って一袋買って来ました。すると意外な気づきがありました。

このお米ってパッケージにバーコードが印刷されていないですね。ということは普通に商業流通させる前提で生産している物ではなくて、限定生産品のような位置付けの物なのかもしれません。

富富富のデビューが2018年で、以来私は富富富が気に入って自宅の炊飯では基本的に富富富ばかり食べていたんですが、なんだか最近あんまり美味しく感じないんですよね~。それでも惰性で富富富ばかり続けて購入していたんですけど、炊く時のいい匂いはしなくなったし、一旦冷えるとチンしても味がなさ過ぎて「こんな旨くないものだったかなあ~」くらいに思うようになっていました。

早速その買ってきた利賀米で夕食です。

もうね、甘みや旨味が強くてとんでもなく美味しく感じられて感激しちゃいました。利賀米の旨さの絶対値よりも、今の富富富との味の差があまりにも歴然としているためなのだろうと思います。

実はこの利賀米の購入は2回目なんですけど、1回目の時はここまで美味しく感じなかったな、なんでだろう。1回目はハズレの田圃のロットだったのかな。

いずれにしても、私がウッカリしているうちに富富富の味(というか中身)は凋落したんでしょうね。研ぐために容器に移した時点で利賀米の見映えがあまりにも良くてツヤツヤしていて、研いだ後の米粒の崩れ難さなんかも圧倒的な違いがありましたから、「あ~もう、最近の富富富はインチキしとったんやな~。古米掴まされてたんかもしれんわ。」とか思っちゃいましたから。

“てんたかく”って米の品種としての市場評価は高くないです。だから結構安いんですよ、この利賀米。5kgで税込み1900円です。

富富富は普通2000円ちょいくらいで、こないだ店で見掛けた新米は2500円以上とかしてたな。新米だからってそんなに値段違うものかい? 怪しいなあ~。

今後の利賀米の確保方法をなんとか確立しておきたいですね。これだけ美味しければ別に4年産でも全然構わないので、5年9月上旬精米のヤツをあと2袋くらい買いだめしちゃおうかなあ~。

 

さて話題は変わって、2023年9月23日(土)の釣行記です。

マゴチの生かし持ち帰りに失敗してばかりいるので、こんな新兵器(車載用冷蔵庫)を導入して積んでいきました。

そして朝6時35分、ここに到着しました。

予想通り貸し切りでしたが、魚の居る気配はなくアタリはまったくなし。風が強くてイヤになり50分で撤退しました。

そしてここに移動しました。塩田業の下のところです。

ここもアタリがなく、風の強さもかなりのものだったので、内浦側への移動を決意しました。

という訳で、9時11分ここに到着しました。さすが内浦、いい凪ぎです。

ですがまあ、釣れる期待なんてそうそうしていなかったのですけど、開始後10分でデカいヤツが来ました。

「お~意外。どうせマゴチやろけど、これは相当なモンやわ。55cmとかあるぞ。」とか思っていたら、上がってきたのはコイツでした。

なんとアオハタでした。正式な測定はしていませんが、全長35~36cmくらいあり、かなりデカいです。タケノコメバルを除けば、ハタ類の釣果では自身最高記録です。※ルアーはフラッググラブのメロメロメロンです。→※捌く時に実測したら魚の全長は34.0cmでした

ハタ類は生かし持ち帰りで失敗しにくいので、せっかくの新戦力の冷蔵庫は敢えて使わず、これまでのやり方で持ち帰りました。

途中で一箇所だけポイントをハシゴし、自宅に到着したのは13時過ぎでした。

※予想通り余裕綽々で全然元気で、9月26日(火)夜現在も台所部屋で元気にしています。

 

翌日の9月24日(日)の天気予報はこんな感じ。風裏じゃないと釣りはほぼ無理そうです。

なので能登島の箱名にまず行ってみましたが、同じ考えで風裏狙いの釣人が集中したようで先客が3名も居ました。少しだけルアーを投げて直ぐに撤退し、七尾南湾側へ移動しました。

8時17分、この海水浴場に到着です。※7月2日にキジハタを7匹も釣った実績のポイントです。

予想通りバッチリの凪ぎです。

おもいっきりウェーディングできて遠方までキャスティングしましたが、アタリはまったくなし。盛夏を過ぎるとここのキジハタは居なくなってしまうんですかね。

その後もう一箇所ハシゴして、この日の釣りは投了にしました。この日の風は相当に強くて、よっぽど条件の整った風裏でない限り釣りは無理と判断したんです。

帰路で灘浦海岸を通りましたが“台風並み”と思ってしまうくらいの大荒れで、漁港の中すらもかなり荒れていました。

そんな中、宇波漁港でこの成果。タモ網での子魚掬いです。

土曜日の釣果の大きなアオハタをエアレーションで部屋の中で週末まで生かすことになるかも知れないので「餌をあげた方がいいかなあ~」と思ったのでした。

ちょっと大きめの魚はグレで、全長4~5cmあるかなと思います。

 

で自宅に帰着したら、まだ13時前です。

今度の週末のアオハタの刺身用に天然ワサビの調達に出掛けました。

 

「おお~、コイツは!」

よく分からないと思いますが、このミズゴケの生えた丸い球はワサビの根の塊ではなくてほぼすべてが1個の石なんです。その石の表面をミズゴケが覆っていて、その表面のミズゴケの中にワサビが4株ほど定着しています。

コイツはいい盆栽になりそうです。庭池の周辺でかけ流しで最高の盆栽ワサビに育て上げたいですね。

2023年秋 伝説のヒラメポイント 秋の接岸シーズン開幕か?

2023年9月16日(土)、伝説のヒラメポイントに行ってきました。

あまり気負わず、到着は朝9時50分です。

いい凪ですね。

フラッググラブの油断カタクチとメロメロメロンを投げていると、時折アタリはありました。11時20分頃までに4~5回アタリがあったかな? うち1回は明らかに大物でしたけれど、他のアタリはただのフグアタックだったかもしれません(コンッと来ただけでしたから)。

そしてルアーをフラッグシャッドのフラッシュグローに替えて続けていると、11時39分コイツが来ました。

70cmくらいかな?、ダツです。「なんだ君か?」って感じです。リリースしました。

 

そして11時46分、デッカイ奴が来ました。

「おっしゃついに来た。このヒキでヒラメなら50cmあるぞ!」と思いましたけれど・・・、

クロダイでした(笑)。多分40cm以上あります。やっぱりフラットフィッシュでない普通の魚ってヒキが強いですね。状態の良さそうな個体でしたので、持って帰る選択肢も大アリなんですけど、私のこれまでの経験では「クロダイは“味がハズレ”が多い」という認識なのでスパッとリリースしちゃいました。

ちなみにこの時点の海の状態↓です。

到着した時点の凪状態と比べるとかなり荒れ出しているんですよね。

だからポンポンと2匹釣れたということなのかもしれないです。

この日はこの後しばらく経った時点で終了とし帰宅しました。全然喰って来ませんでしたけど河口の左側にはスズキの群れが10~15匹とか居ましたよ。ただ、明らかに病気の個体も混じっていましたし、波打ち際から10mくらいのところをず~っと漂っていて、ルアーに喰ってこないのはもちろんのこと私が近寄って来ても終始全然逃げようとしなかったので、すべて病気状態の個体だったのかもしれません。

いずれにしてもアタリや釣果が程々にありましたので、既にこの浜の状態は「秋の接岸シーズン」に入りかけていると観てもいいのかもしれません。だけど到着から退散まで私以外にはただの一人も来ず完全貸し切りでした。

 

 

そして翌日の9月17日(日)です。天気予報はこうでした。

この日は気合を入れて未明に自宅を出発し、朝4時57分に現地に到着しました。見ての通り↓で、まだカンテラ照明が必要な暗さです。

カンテラを装着し、ルアーはフラッググラブの派手カラーのオレキンザブトンにてキャスティングを開始しました。

そして5時17分、来ました。

「おしっ、デカい。ヒラメか?」

「いや、孫やな」

撮影結果が全然バツですが、↑マゴチ、実測全長52.0cmです。

とりあえずこんな風↓にストリンガーでキープしました。凪の日はサーフでもストリンガーキープは可能です。

この青矢印の魚って、前日に見えていたスズキの群れの中の明らかに病気と思えた個体です。70cm以上ありそうです。やっぱり、この個体に限らず皆病気状態だったのかな。

ちなみにこの日は見えているスズキは1匹も居ませんでした。川水の流れ込みの方向と地形が変わっていて、川の水は沖側にまっすぐ遠ざかっていくだけの状態になっていましたから、その遠ざかっていく川水の辺りに移動したのかな。※前日は川の水は波打ち際沿いに左側に流れていっていて、スズキの群れはその川の水の流れの中に漂っていました。

その後はアタリはなく、6時30分頃には釣り終了を決意しました。ノンビリ釣りを続けていると釣果のマゴチが傷んでしまいます。※たった1時間半ですが、この日も浜は私一人で完全貸し切りでした。

ここのところマゴチの生かし持ち帰りに失敗してばかりいるので、5~6km走行した時点の漁港で状態を確認してみました。

「あれ?、胴部分の硬直が始まりかけている気がする!」

やっぱり今回も失敗のようです。その漁港で血抜きして絞めました。

 

その後輪島マリンタウンにちょっとだけ寄り、その後はまっすぐ帰宅しました。そしてすぐにマゴチを捌いたのですが・・・、

「あれ!、腸の中のウンコさんの臭いが身にモロに移ってしまっとる」

私はクーラーを使わないので、遠方での釣果ではたまにこれをやってしまうんです。車の中は25℃くらいだから、それで3時間とか放置するとこれがあるんですよねえ。

今回のマゴチは胃袋の中にデッカイ魚とカニが1匹ずつ入っていて、その分大腸の中の糞の量もかなりのものでした。その辺も今回の臭い移りが盛大になった原因の一翼を担っているものと思います。

なので仕方がないので臭いの移った部位は削いで、その削いだ部分は庭のイシガメ達にあげました。かなりの量があったんですけどメチャメチャ喜んでアッサリ完食したので、胃袋、肝、卵なんかもオカワリとしてすぐに追加してあげました。それも音速で完食してくれましたので、魚の持ち帰り失敗も、マア見ようによっては塞翁が馬だな(笑)。

 

ちょっとだけ当日刺身でいただきました。甘みが感じられてバッチリ美味しかったですよ。釣れた当日刺身も今後は時々やるようにしようかなあ~と思ってしまいました。

えっ?「二次検診前の生活改善でビール禁止」はどうしたのかって?

大瓶2本だけにしておきましたので、かなりの改善ではあります。

 

で、今回の釣行2日間の結論というか考察ですが、

「もう今年のあそこのシーズンinは始まりかけているのではないか?」

「来週あたりからヒラメが釣れ始めるのではないか?」

とそんな風に思っています。

でも多分貸し切りですよ、来週も。

2023年9月8日(土) 仔イシガメ放流

9月8日(土)朝4時40分の撮影です。仔イシガメ放流の準備です。

 

まずは1箇所目、ここで7匹放流しました。

 

次は2箇所目、ここで8匹放流しました。

 

最後はここです。ここで4匹放流しました。

この日は合計で19匹の仔ガメを放流し、自宅には6匹の仔ガメを残しました。

 

そのままこの川で秋のイシガメ美個体探しをやってみましたけれど・・・、

1匹しか見つかりませんでした(スカウトせず)。

そもそも個体数が全然少ない川ですし、まだ茂みの中から川に戻ってくる季節になんてまったくなっていなかったようです。

 

こいつを被っていったんですけどね、効果は万全ではなかったようでアブに3箇所も刺されてしまいました。

アブに一旦たかられてもしつこく追い回されることはない感じはしたので、アブが私にたかっているうちにオニヤンマ君に気付けば、それ以降は去っていってくれるってことだったんじゃないかなあ~。つまり、アブが麦わら帽子のオニヤンマ君に気付く前に私へ一撃を喰らわせることに成功したら、それで私はアブに刺されてしまうって寸法だったのではないかと思います。

2時間くらいのイシガメ探しで3箇所(掌の内側、顔、腕)刺されましたから、やっぱり9月中はイシガメ探しなんてやらない方が良さそうです。結構重傷でまだ患部の痒み痛みに悩まされているんですよ。

地域によっては別にアブなんかちっとも居ないところもあるでしょうけど、私の知っているポイントでは10月になるまではイシガメ探しはオアズケにしようと思います。

 

ということは今度の3連休は、これかな。伝説のヒラメポイントでのヒラメ釣り。

いい感じで水温が下がり出しているので、多少は期待値がありそうに思います。

二次検診前の生活改善をしなければならないので、ヒラメが釣れたところでビールなしで食べるしかないんですけどね。

2023年イシガメ産卵、孵化 まとめ

2023年9月5日(火)朝6時30頃、我家庭池での撮影です。

また新たに1クラッチ分孵化したようです。

 

庭池の岸部分を捜索すると全部で7匹の仔ガメが居ました。

 

今年のここまでの我家の庭イシガメの産卵と孵化のデータをまとめてみたら、↓こうなりました。

山の日の3連休の報告投稿で「今年は少なくとも7クラッチ分の産卵が確認できている」としましたが、私の誤認で正しくは “6クラッチ分の産卵が確認できている” でした。

そしてそれ以外の産卵はなかったようですので、今年のイシガメ孵化は9月5日ですべて完了となりました。

 

かなり興味深いです、このデータ。

穴柿産卵分の8月23日の孵化(地上への這い出し)は『ヨークサックが完全に吸収され切って消えていて甲羅も完全に伸び切っている「完全に出来上がっているカメ」』としての這い出しでしたから、3日ほど差し引いて62~63日と読み替えてもいいのかもしれません。

その読み替えにはまあちょっと無理があるのかもしれませんけど、そう読み替えると完全なパラレルデータになります。産卵のタイミングが真夏の入り口に近ければ近いほど(=地中孵卵の平均温度が高ければ高いほど)孵化日数が短い、という風に理解できます。

来年以降の這い出し日(孵化日)予測に役立つデータとなりそうな気がしてきました。

 

現在手元には25匹の仔ガメが居りますが、選抜して5~6匹残して他はすべて今度の土日に放流する予定です。

今年の稲刈りはもう既に始まっていますから、水田や森林から川へのイシガメの移動も既に始まっているかもしれません。秋のイシガメ美個体探しもやってみようと思います。

9月の灘浦海岸

8月31日(木)の早朝に庭池の廻りを確認していると・・・、

あれれ、イシガメがまた一組孵化しています。

全部で6匹居ました。

仔ガメ達が這い出た穴の位置からして“リク”の第2クラッチで間違いないです。

※リクの第1クラッチ産卵分の孵化については、↓こちらで報告しています。

山の日(8月11日(金))の3連休 - いも工房

 

リクの第2クラッチ産卵って7月7日の夜間だったのですよ。それが8月31日の朝に孵化したということは・・・、孵化までの日数はなんと54.5日ですね。

我家庭池周辺としてはオドロキの早さです。過去には孵化日数75日なんてこともあったのですから。どうなっているんですかね、今年は。

っていうか、防犯カメラ新設のご利益で産卵日を正確に把握できるようなになったから、そのおかげでいままで把握できていなかった“正確な孵化日数”を把握できるようになって、その結果として「孵化日数の短いパターンの存在を今年になって初めて知ることになった」っていうだけのことなのかなあ~。

 

さてと、アホの一つ覚えの「通販で買った冷凍のカツオのたたき」です。

↓9月1日(金)夕方。

↓9月2日(土)昼。

解凍の腕は大分上がったような気はしますが、もう結構飽きちゃいました。

 

日曜日になって「今日はどう過ごそうか」と色々考えながら、海の表層水温を確認してみると、データはこんな状況でした。

例年より妙に水温が高いのが気にはなりますが、夏の高水温のピークは既に過ぎたというように理解できます。

実際の海の状況が知りたくなり、思い切って久しぶりに釣りに出掛けてみることにしました。

という訳で、灘浦の先っぽのここに到着です。

出発したのが9月3日(日)昼の12時30分くらいでしたから、到着したのは多分13時30分くらいです。

天気予報での波の高さは「0.5mのち1.0m」となっていましたので、なんとかウェーディングはできるだろうと予想していましたが、意外なことにご覧の通りで海はかなり荒れていました。

なのでウェーディングは諦めてこのテトラに登り、フラッググラブの油断カタクチ(+ダイソーVJ22g)を投げ始めると・・・、数投目でコンっと妙な反応がありました。「あれっ、軽い反応やけど魚っぽい感じな気もするな」なんて思いつつ巻き続けたら、直後に再度反応が来て竿先がグニンとなり魚が暴れる感触も伝わってきました。

「うっわ~、意外。ボウズに決まってると思てたのにな~。まあマゴチやろけど。」

上がってきたのはこいつ。

産卵後の痩せからしっかり回復している感じのマゴチです。実測全長50.5cmありました。ヒットした時刻は14時頃だと思います。

こんな風に一旦ストリンガーで海中にキープしました。

が、魚を弱らせないようにと思って14時30分にはアッサリ釣り終了にして帰路につきました。

で無事に生かしたまま自宅まで持って帰ってきたんですけどね・・・、

すぐにクーラーの効いた室内に容器ごと移したのですが、それからさらに1時間くらい経過したら、胴部分だけ死後硬直が始まったような状態になってしまったので、その時点で諦めて血抜きして絞めて直ぐに捌きました。ちゃんとエラ呼吸は正常に元気に継続しているのに、胴だけ死後硬直状態になって固まっちゃうことがよくあるんですよ。どれだけ気を使って扱って音速で急いで帰って来ても夏だとこのパターンになってしまうことがかなり多いんです。そのメカニズムはまるで分かっていません。

こうなるなら現地で絞めて海中で血抜きした方がよっぽど美味しく食べられそうな気もするんですが、ついつい欲張って生かして持って帰ってしまいます。夏でも「生かして持って帰る」に成功して、帰宅後以降も何日間もアラ△グマ水族館で生かし続けられるパターンもありますから。

まあいいです。多少味は落ちるかもしれませんが、今度の金土は「カツオのたたき一本鎗」を一旦中止してマゴチの刺身に舌鼓を打つことができるでしょう、多分。

 

どうでもいいですが、最近使っている麦わら帽子です。

このオニヤンマは無意味な装飾ではなくて、虫除けです。

単なるオマジナイではなくて、アブにはマジでかなり効果があるみたいなんです、これって。

夏休み

学校の夏休み(≒7月21日~8月31日)もそろそろ終わりですね。

私は今年のお盆の週はあえてフル出勤し、8月24日25日(木、金)と有給を使用して4連休の時間差夏休みにしました。

まあ我儘な休みの取り方ではあるんですが、時間差夏休みの方が圧倒的に有意義に過ごせると私は昔から思っているので、こういうパターンにしてしまうことが多いんです。

 

で8月23日(水)の夕方に帰宅し、いつものように庭池をチェックすると、また新たに1クラッチ分孵化していました。

後日後追いでさらに2匹出てきましたけど、この日はとりあえず4匹だけでした。

親ガメはこの個体です。試掘魔な個体なのでこの画像を撮った日に産卵したわけではありません。最終的に産卵したのは2023年6月19日朝7時30分頃でした。

2023年 庭イシガメ産卵 中間まとめ - いも工房

8月23日の夕方に孵化したとして、孵化までの日数は65.5日くらいですね。

ヨークサックが完全に吸収され切って消えていて甲羅も完全に伸び切っていましたから「孵化した時点で完全に出来上がっているカメ」です。それで孵化日数65.5日って、我家庭池周囲のこれまでの孵化日数実績(≒70日くらい)と比較してやっぱり早いように思います。

 

先に孵化してタライで飼っていた2クラッチ分も、部屋の中に持ってきました。※10匹しか写っていませんが、全部で12匹居ます。→訂正:「第2陣6匹+第3陣4匹=10匹」のようです。

 

↓こちらが初陣で、

↓こちらが第2陣です。

この第2陣の6匹は今のうちにリリースすることに決め、翌日8月24日(木)の朝6時に産地に向けて出発しました。

↓その産地でのリリース完了後の撮影です。お元気で。

 

この後、利賀産てんたかく米の新米を買おうと思って道の駅利賀に寄ってみましたが、令和4年の米しか売っておらず、諦めていつものお気に入りスーパー↓へ移動しました。※富山県内の平地では今年はどこのスーパーでも8月22~23日辺りから“てんたかくの新米”が普通に販売されていました。

でもあんまり色々は買いませんでした。通販でこんなものを買っておいてあるためです。

1.2kgで送料込み税込み2980円ですから100gで245円くらいです。アルビスの指宿カツオは、美味しいのですけど258円/100g×1.08=279円/100gと結構高いのと、売っていなかったりハズレがあったりするので、思い切って通販購入に手を出してみたのでした。

 

その通販カツオです。解凍で手を抜かずに上手に溶かすことができれば味はかなり美味しいと思いました。

↑1本目はちょっと失敗ですけど、↓2本目は上手に解凍できたと思います。

全部で5短冊ありましたが、8月24~26日の間にすべて食べ切ってしまいました。当然その間は自宅に完全引き籠りでしたけどね(笑)。

その間にビール大瓶をどれだけの本数飲んだか?。 言ったら人格を疑われそうなくらいですから、言わないでおきます。

 

我家2階の新参謀本部の居心地が良すぎるからこうなっちゃうのかな~、という気がしないでもないです。

タライで飼っている仔亀も、新設の方の防犯カメラでズームアップしたライブ映像でこんな風に細かい動きや各々の個体の甲羅の色合いまで観察できちゃいますから、これだけでも引き籠り中の部屋の中で大分気が紛れます。

結局今年の8月は計画した「釣りをカンペキにサボる」という目標を達成することができました。

9月中もサボった方がいいかなあ~と思ったりしていますが、どこにも出掛けないでいると上述の通り飲み過ぎてしまうので、あまり長期間の「釣りサボり」は考えものですね。

 

現在タライで飼っている仔イシガメ12匹(2クラッチ分)です。

今年は何匹か我家に残すことになりそうな予感がしています。

 

あ、そういえば、4連休最終日の8月27日(日)は反省してビールは飲まず車の洗車をしました。ビフォアアフター画像を撮っておけばよかったです。