いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

奥能登 青物、磯マル釣行記

2024年8月31日(土)、9月1日(日)の釣行記です。

まずは8月31日(土)。弁慶で5時30分頃からルアーを投げ始めますが、反応なし。1時間ほどで撤退して、次はここへ。

しばらくしたらカンパチの20cmくらいのヤツが釣れたんですが、岩盤の上におろす前に自動でフックアウト。無事な取り込みに至らなかったことはマア別にいいんですが・・・、

このタイドプールに落ちちゃいました。大荒れの日に魚が海に戻れるように祈ります。

次は鹿磯漁港。釣り人が4人も居たので堤防の先端で数回だけルアーを投げて直ぐに撤退。その次は↓ここ、鹿磯のサーフです。

何ら反応なしでしたが、波打ち際にデッカいモクズガニがたっぷり居ましたね。背中に担いでいたタモで掬ったら20匹とか楽勝だったと思います。今ちょっとググって調べてみたら、モクズガニの旬は『秋から冬にかけて産卵のために海に下るため、旬は9月下旬~11月くらいまでとなります』なのだそうな。

今度の土日も釣りがボウズだったら、ここで10匹ばかりモクズガニングしちゃおうかなあ~。『上海ガニと同種なのでメチャメチャ旨いです』みたいによく言われますけど、私の経験上はそんなことないんですよね~。まあいいです、また再度「モクズガニの味にガックリするプロジェクト」を敢行することとしましょう。

この後西海漁港(=富来漁港)に向かって車を走らせていると、こんな出会いがありました。

イノシシが2匹。ウリ坊でもないけど子供です。

まあね、釣りの釣果なんざなくてもこんな出会いがあれば、それだけで十分満足できちゃったりしますよね。

この後は西海漁港と増穂浦サーフに寄って、増穂浦サーフではマズマズらしき魚がヒットしました。バラしちゃったけど推定では全長45cmくらいのマゴチかな~、と思っています。増穂浦のどの辺りか?って、そりゃあ河口の近辺です。増穂浦サーフなんてルアーキャストでの釣果期待値は鬼のように激低ですから、読者の皆さんは真似されない方が賢明かと思います。※ちなみに使用ルアーは「フラッグシャッドの5インチのオレキンザブトン」でした。

というわけでこの日の釣果は“完膚なきまでの”でもないけど“ボウズ”でした。

 

続いての9月1日(日)は朝5時頃到着で珠洲のT地域へ。磯マルのつもりで2時間ほど頑張ってみましたが何ら反応なし。さて次はどこへ入ろうかと思いつつ車で流していると、

この岩場のさらに奥に“かの有名な三十三広”があるのですが、駐車スペース2箇所に車が1台も停まっていません。時刻は7時30分頃です。

ここから三十三広のルアーキャストスポットまでは徒歩で1kmくらいあるのですが、別に険しい道のりでもなく、長靴履きで注意深く歩いていくだけでそうそう危険もなく普通に辿りつけます。「三十三広の貸し切りか。まあ何も反応ないだろうけど、ウォーキングのつもりで行ってみるか。」なんて考えて、リュックとタモと竿を担いで三十三広のルアーキャストポイントまで歩いて行きました。

で予想通り当然の如く何のアタリもありませんでした。皆の憧れの如き三十三広が貸切りで天気は曇りだし3~4時間くらい粘ってみたかったのですが、波がちょっと高めでね。粘っていたらそのうちに大波を被っちゃうような事態になりかねないな~、と考えて1時間くらいで終了にしました。

その後は鵜川の河口のところから鹿波地方に入っていって、川の濁りについているスズキを期待して3箇所ほどルアーを投げてみましたが反応なし。前日の土曜日は早朝が結構な大雨で川はかなり濁っていたんですけど、日曜日はその名残り程度にしか濁っていませんでした。土曜日に河口の濁り狙いをやっていたら、結果は違っていたかもしれませんね。

 

今度の土日は、う~ん、どこのポイントがいいかなあ。皆月~輪島辺りの道路の復旧状況調査でもしてみましょうか。実際に行ってみると意外と公開情報の通りじゃなかったりするんですよ。

 ↑

公開情報

 ↓

道路:令和6年能登半島地震 道路復旧見える化マップ - 国土交通省

この公開情報だと点線で表示されている道路は“一般車両通行不可”の筈なんですが、9月1日(日)に私が通った実績では、堂ガ崎~シャク崎の間は特に車種制限はなされていなかったですからね(私が制限の表示を見落としただけという可能性もなくはないですが)。

だから、輪島や皆月の点線表示道路も現地に実際に行って確認してみないとね。どうなっているか分からないですよ。

 

ちなみに、9月1日(日)の釣行での走破距離は363kmでした。さすがにちょっと無理がありますね、続けられないです。

ヒラマサの一週間コースの熟成

8月24日(土)の早朝に“弁慶”で釣ったヒラマサ(58cm、1.9キロ)です。

半身は釣った翌日の8月25日(日)に食べたのですが、残る半身はペーパーでくるんでPE袋に入れ、掃除機でバキュームして、魚熟成専用冷蔵庫で水没で熟成させていました。それを8月30日(金)の18時頃に刺身にしたんです。

ペーパーでくるんでPE袋に封入した青魚を単に普通に冷蔵庫に入れて熟成すると、2~3日くらいで血合い部分がアッサリ変色し切ってしまいます。※1日だけくらいならほぼ無問題だと思いますが。

だけど熟成を“水没状態”で行うと血合い部分の変色は相当に遅延させられます。既にそれは私自身による実験で証明済みなのですが、今回は結果としては少なくとも身の切り口の近辺では変色していますね。

トリムを掛けて切り口近辺を除去したら、まずまず問題なさそうです。

でもよく見ると表面近辺はちょっと変色しているかな?

背側の血合い部分は、ぱっと見でもハッキリ“変色している”と認定できる部位が少しありましたので、その部分(赤矢印のところです)だけ削ぎ落しました。

 

で、刺身の味はというと・・・、

「十分旨いけれど、古くなった魚のよろしくない風味が多少感じられる」といったところでした。

8月25日(日)に食べた刺身の旨さにはまるで及んでいなかったと言い切れます。

 

1.9kg如きでも食べ切るのに延べ2日要してしまうのですから、全長70cmの4キロくらいの青物が釣れてしまったら、どうすればいいんでしょうね。金土のビールにタイミングを合わせることにこだわらずに、平日の夕食でも食べて“釣ってから3~4日以内”くらいで食べ切ってしまうしかないのかなあ。

 

ただね、前にも言いましたけれど、PE(ポリエチレン)の袋って酸素の遮蔽性能がロクすっぽない素材ですから、酸素を遮蔽できるフィルム(or袋)を使って水没熟成すれば1週間くらいは軽く持つ可能性もまだ残されているように思います。

サランラップ(=化学名ポリ塩化ビニリデン)は酸素の遮蔽性抜群な素材で、その点ではPEなんぞとは比較にならないくらい優れているので、次回は水没熟成にサランラップも絡めて試してみようと思います。完全封鎖できる袋ではなくて、単に巻き付けるだけのラップでしかないから、空気の流れを物理的に遮蔽する視点ではかなり劣る筈ではありますけどね。

2024年8月29日(木) 庭イシガメ 3クラッチ目孵化

8月29日(木)、出社前に庭池のイシガメ達に餌をあげに行ってみると、池の中や周囲に仔ガメが何匹か居ました。

その仔ガメ達です。這い出し遅刻個体が1匹居たので、最終的には合計5匹になりました。

仔ガメ達の形態的特徴をこれまでの観察経験上の情報から判断すると、親ガメは↓コイツで確定です。“リク”です。

※↓この投稿の後半で“リク”について紹介しています。

連休初日、2日目 - いも工房

仔ガメ達が這い出した穴を探したら、↓ここでした。

 

先陣の2クラッチ分の↓今現在の状況です。

ちょっと、大きくなったかな。

2024年8月18日(日) 庭のイシガメ孵化 - いも工房 ←“先陣”についての投稿

 

ちなみに今うちの庭池で飼っているイシガメは、仔ガメを除いて以下の6匹だけです。

 メス:①リク、②穴柿、③ヨシ柿、④ヤマブキ

 オス:⑤コマワリ君、⑥サスケ

ヤマブキだけ、どういうわけか産卵しないんですよね~。食欲満点で健康体だと思うのですけど、どうしてかな。

まあ、ヤマブキがうちに来たのは2022年4月9日なので産卵スルーはまだ3年です。リクはうちに来てから3年目でやっと卵を産み始めましたし、ヤマブキもそういうパターンを辿って来年から産卵し始めるものと期待します。

 

imoengineering.hatenablog.com

2024年8月24日(土) 能登外浦 初のヒラマサ

前投稿の“仮投稿”で十分なような気もしますが、一応本投稿しておきます。

 

2024年8月24日(土)、朝5時15分にここに到着。本当はもう少し遠方のポイントで磯マルをやるつもりだったのですけど「弁慶に何人くらい居るか、通り掛かりに見るだけ見ておこう」と思って通ったら、どういう訳か先客が誰もいませんでしたので、まずここ“弁慶”に入ることにしたのでした。

このポイントでは2月23日にサゴシが爆釣した以降は、釣果は1匹も得られていません。3月16日に1回ヒットがありましたが、アタリの有無で言ってもその1回だけなんです。多分10回以上とか行っていると思うんですけどね。

そしてコイツを投げ始めました。ダイソーの60gジグのシルバーに自前で夜光塗料を塗りたくったものです。

で当然の如くアタリなし。「誰も居らんし真夏で釣れない季節だってことなんだろうな~」くらいに思って、どのくらい粘るか考えました。「まあ釣れる訳ないけど1時間くらいは続けようか」なんて思案していると・・・、

ラインの残り約3m、そろそろピックアップに近い状態でジャークをくれている訳でもない水面直下ズル引き丸見え状態のルアーに、左方の水面下からデカい魚が突如矢の如く現れて迷いなくルアーに喰いつきました。※時刻は5時38分です。

魚の色が↑こんなくらいに見えましたので「あ~青魚やないか、スズキか?」と思いましたが、かなりのヒキです。それでもなんとか足元から50cmくらいまで寄せたら猛然と底に向かって潜り始め、相当なヒキの強さで驚いてしまいました。

8月13日に獲り損ねた磯マルスズキのヒキの強さを遥かに超えています。「うっわ、同じくらいの大きさやったらスズキより青物の方がずっとヒキ強いんやろな~とは思てたけど、こんなに引くんか青物って、やっぱ段違いやわ。」とか思いつつなんとか水面近辺まで上げてくることができました。

「やっぱ青やな、おし抜きあげるぞ!」

「おっしゃガンド!、60cmは行ってなさそうな気いするけどこれなら十分ガンドや!」

「今日はもうええわ、磯マルやらんとこれだけで帰ろ」

という訳で+10~15分くらいだけ継続してルアーを投げ続けて、それでアッサリ釣り終了にして帰宅しました。さらに1~2時間とか粘っていたら、あと1匹くらいは同じようなヤツが釣れたのかもしれませんけど、このレベルの大きさの魚は私1人で食べるとなると2匹はかなり無理があり、釣れても実際のところ持て余してしまいます。※釣れた魚の大きさの実測値は全長58cm、重量1.89kgでした。

自宅に帰着したらまだ朝の7時48分でした。

・なんかちょっとペラい。

・ウロコがちょっと大きめ。

・中央の黄色の線が目立ちすぎのような・・・。

一応パソコンで調べて“ヒラマサ疑惑”を晴らしてから捌くことにして、調べました。

結果は・・・、間違いなしのヒラマサでした(笑)。

ヒラマサなんてまったく眼中になかったのですけど、その方が却って好ましいのかな~くらいに思って捌き始めました。

あれ~「内臓脂肪たっぷり」だし、脂も結構乗っていますね。青物って冬が旬なんじゃなかったかな~。 ※ブリは冬が旬ですが、ヒラマサは夏が旬なのだそうです。

胃袋の中にはデッカいアジが1匹だけ入っていました。どこの海域でこれを喰って、今日のヒットまでどういう行動をしていたのかな?興味深いです。その辺りの理解が深まると、今後の釣果にプラスの影響が出てくるかもしれないですからね。

8時45分ってのは、捌き終わって熟成を開始した時刻です。釣った8月24日中に食べることはグッと我慢して冷蔵庫の中で熟成に掛けました。

このヒラマサの頭とカマとマゴチの刺身で土曜日の食材を凌ぎ、翌日の8月25日(日)早朝から、ヒラマサの刺身パーティーを開始しました。

いやいやいや~、おっそろしく旨いですね、ヒラマサの刺身って。もう感激です。

夏でもこんな美味しい青物の刺身があるものなんですね。脂の効き方が上品でクドくなくて、身全般に甘みを感じます。色も食感も私好みでした。

寒ブリなんぞよりこっちの方がずっと美味しいと思いますね~、自分で釣った魚バイアスは当然あるのでしょうけど。絞めや血抜きや捌きが上出来だったこと、すぐに帰宅したことなんかも効いているのかな、もしかして。

 

あ~でもなんか分かりました。例えば来週同じくらいの大きさのガンド(ブリ)が釣れたとして、それを同じように即帰宅で丁寧に捌いて1日寝かせで食べたら・・・、

同じように「寒ブリなんぞよりこっちの方がずっと旨い」って言うに決まってますね。やっぱり、気分バイアスかプラシーボの問題なんだな。

 

ところで台風なんですけど、近づいてくるのが全然遅いですよね。

これなら土曜日はまた早朝弁慶でなんとかなるかな~、とそんな気分です。

仮投稿

釣れたのは2024年8月24日(土)朝5時38分です。

場所はここ。不思議なことに貸し切りでした。

ルアーはこれ、ダイソーの60gのシルバーにグロー塗料塗りたくり。

よく観察したらブリ(ガンド)ではなくて、ヒラマサでした。※8時45分は捌き終わった時間です。

1日寝かせて、日曜日に半身だけいただきました。

王冠の数? 美味しいものが釣れてしまった時は仕方がないです。

2024年8月18日(日) 庭のイシガメ孵化

8月18日(日)の釣行記です。

 

朝6時ちょうどにここ(例の超奥能登の“隠し堤防”)に到着しました。

だけどなんらアタリなし。小1時間で終了にしました。元旦の地震以降はここでは“アイナメのデカいヤツ1匹”だけしか釣れていないんですよね~、元旦以降でもう10回くらい来ているんじゃないかと思うんですけどね。青物やヒラメの超ホットポイントな筈なんですよ、ここって。もしかして、地震による地形変化で魚がほとんど寄り付かなくなってしまったのかな~?、地盤の隆起は2m程度なので水深的には“まだまだ十分深い”と思えるんですけどね~。

まあいいです。あまり気負わずに「いいよ別にドライブだけで」って気分で帰宅することにしました。

7時45分、どうでもいい記念撮影です。

この後、珠洲の市街地を通って小木、真脇、宇出津等をハシゴし、真脇でキジハタらしきアタリが1回だけありました。

宇出津漁港正面の公衆トイレはどういう訳か使用禁止になっていましたのでお気をつけください。

 

10時30分には、ここ鹿波湾に到着。アタリなし。

この後はもう竿を出さず、自宅に帰着したら走行距離は325kmくらいになっていました。※それでもクシャトリヤ號の燃費が良いので、ガソリン代は1900円とかそんなもんです。

参謀本部の部屋で昼飯を食ったりyoutubeを観たりして過ごし、夕方になって庭池に出てみると・・・、

「お、出たか!」

この画像では5匹ですが、合計6匹の仔ガメが孵化していました。

どうも2クラッチ分の同時孵化みたいです。

6月10日のこの産卵↓分の仔ガメが2匹で、

庭のイシガメのオヤツ - いも工房

6月15日のこの産卵↓分の仔ガメが4匹のようでした。

東京都知事選挙 - いも工房

這い出し穴の位置も産卵時の記録画像に合致しています。

 

6匹の仔ガメはその形態や色調上の特徴から2匹と4匹に区別でき、2匹はこれまでの観察経験上の情報から「あ~アイツの子か」って分かりましたので、6月10日産卵分と判定できました。残りの4匹は消去法で6月15日産卵分ですね。この産卵分の親ガメの産卵は去年が初回で今年が2回目なんです。去年は全滅だったのですけど、今年は歩留2/3くらいで孵化にいたったということになります。

6月15日産卵分の方は親に似て甲羅の資質がかなり綺麗のようです。黒系の色素が今のところまったく認められていないように見えました。まあもうちょっと観察してみないとなんとも言えないですけどね。

どうしようかなあ~。1~2ヶ月だけ飼って少しだけ成長させて形態や色調上の特徴を見極めてから放流しようかな。

夏の磯マル リベンジ

2024年8月17日(土)の釣行記です。

朝5時43分にここに到着しました。※8月13日に大きなスズキをヒットさせたものの、取り込み中に身切れでフックアウトしたポイントです。

でも、アタリなしでした。

 

近隣の岩盤で6時25分にこんなものが何とか釣れてくれました。

コズクラです、20cm未満でしょうね(笑)。リリースです。

このコズクラの釣れた岩盤一帯↓です。

コズクラは他にも10匹くらいは居たようですが、ルアーが大きすぎるせいかチェイスだけで釣れた1匹以外はバイトまではしてくれませんでした。

他にはアタリはなし。状況としてはスズキや青物か根魚が喰ってきてくれても良さそうな感じ丸出しだと思えるのですが、実際の状況はそうではなくまるで正反対でした。

 

車で移動し、黒島漁港の手前のテトラの外側でルアーを投げてみると・・・、

釣れましたけどクロダイです。全長は40cm弱くらいかな? サーフ個体なので美味しいかもしれず持って帰っても良さそうなものですが、結論としてはリリースにしました。

8月10日に七尾北湾の入り口で釣ったクロダイも刺身にして食べたのですが「やっぱりあんまり美味しくないな~」と思って、私が食べる用に作ったまともなお造りも全体の1/3くらいは庭のイシガメ達にあげてしまいましたからね。彼らは私と違う味覚の持ち主なので、毎回大喜びでアッサリ完食してくれます。

ちなみにここのポイントのグーグルマップ航空写真は既に「元旦地震隆起後バージョン」になっていますよ。

その後、黒島漁港の沖側の岩場に行ってみたらこんなものが釣れました。

全長20cm弱くらい、カンパチですかね? リリースしました。

狙い通りの釣果はなかったですが、まあ3匹も釣れたので上出来です。結構満足して帰宅しました。