2026年6月6日(土)の釣行記です。
朝4時過ぎに忍者返しの駐車スペースに到着して入って行くと・・・、
「あっ!」
なんと先行者が居ました。
忍者返しって実は私が入って釣りをしていると、近隣の磯のポイントから私がモロに見えちゃうんですよね~。だからいつかこうなるとは思っていました。
仕方がないのですぐ近所の磯に入りました。前回釣行時と同じで300mくらい前方でナブラが出まくってはいましたが、私のルアーに青物が喰ってきそうな気配はあまりしませんでしたので、5時過ぎくらいですぐに切り上げました。
「もう一戦どっか行くか」ということで、以前よく通った・・・・に移動します。

その・・・・です。 見えます? ナブラが凄いでしょ。

デジカメの最大望遠で撮影したらこんな感じです。そんなには遠くなくて磯場から200mくらいかな。このくらいの距離にナブラがずっといるなら、何匹かは手前近辺をウロウロしていたりするものなんですけど、投げても投げてもなんの反応もありませんでした。
「流れ変わるまでちょっこ待つか」なんて考えて休憩に入りました。でもね、あんまり風の吹いていない日でしたので、じっとしていると結構ヌカカが寄ってきて刺すので寝ることはできませんでした。そうこうしていると・・・、
「ああ~」「あれっ!」
「近づいて来とらんか?」
なんと左の前方からあのデカいナブラが私の方を目掛けて進軍してきます。ルアーが届くか届かないかくらいのところまで来たら、その最前線の喧騒は凄まじいものがありました。「見たことないけど、まるで関ケ原か桶狭間だよ」って、そんな感じでした。
とりあえず隣の岩場で休憩モードに入っていた3人組に大きく手を振ってナブラが近寄ってきたことを教え、それからナブラ打ちに入りました。ルアーはレガートF140のブルピンイワシです。前回の釣行でマイクロベイトパターンの珠洲のナブラにはおもい切り効くと証明済みなので自信満々です。
ナブラ打ち第1投であっさりヒット。でも10秒くらいでフックアウトしちゃいました。さらにもう1投、喰ってきますが弾かれてフックに乗らず。
「落ち着け、1本獲ればええだけや。ナブラはまださらに近づいて来とる。落ち着いてほんの1本獲ればええんや。」
3投目、水面アクションはさせずに水中でビュンとアクションさせるとスカッと喰ってきました。少し追い合わせしてフッキングします。
「おっし、今度は獲れるか。う~ん、ちんけえかな、ええんやけど。」手抜きをしてタモは車に置いてきてしまったので、抜き上げます。目の前の直径40cm程度のプチタイドプールにそのまま放り込んで無事確保できました。

即締めしてエラを切り血抜きしました。やっぱりイワシの小さい奴がベイトですね。この日は2匹以上獲る気はなかったのでしばらくナブラの喧騒に見とれていましたが「これでルアー投げずに指咥えてただ見学してるって、なんぼなんでもそれはないよな」、ついついもう1投しちゃいました。ルアーが着水してクイッとアクションさせると一発で乗りました。「うわ~、やっちゃった。2本は大変だぞ。」もうこの時点で後悔していましたが・・・、
「なんやコイツ寄ってこ~へん。言うこと聞かんぞ!」全然言うことを聞かずに好きなように走っていきます。「これはデカいな、よしドラグもう半周入れて・・・」
中々寄せられないと思っていたら、今度はヒラマサみたいに下に潜ろうとし始めました。「そう来るか、ならこっちも本気出すぜ!」グイっと力を込めようとしたら竿先がグニーンと絞り込まれて耐えようとした途端・・・、
バツンッ!
切られました。メインラインはPE3号でしたけれど、リーダーじゃなくてPE部分で切れていました。多分どこかが傷んでいたんでしょうね。私はラインのメンテナンスをほとんどせずに切れるまで使っちゃうことが多いので、こういうことはしばしば起こります。
釣果の問題としては「ああ、助かった」って感じです。ルアーは惜しいですけど、もうボロンボロンだったし、同じカラーの予備が2本あるから、まあヨシとします。
もうナブラが遠のいて行く段階↓ですが、まだ届くには届きますね。投げませんでしたけれど。※この撮影の時点で6時50分です。

これでナブラまでの距離はどうだろ?40mくらいですかね。一番近寄ってきた状態では、磯場からナブラまでの距離はわずか10m程度でしたよ。まるで映画の一幕みたいでド迫力でした。
車に戻る際に隣の岩場の3人組のところに近づいていって「何本獲れました~?」って声を掛けたら、一人が振り向いてメッチャにこやかに何か言いましたが、聞き取れず。20代らしきメッカワの女性でしたので私は唖然。もう一人のメンバーが「一緒です」「ヒラマサの方が良かったんですけどね~」って言われましたが、タイドプールにはデッカいガンドブリが2匹悠々と泳いでいます。
なるほど「私と同じように一人一匹までだった」っていう意味だったんだろうと思います。
そうか、あの女性だけ獲れなかったから、多分それを笑いながら私に伝えたけど、私は何を言ったのか分からなかった、ってそういうことだったんじゃないかな~と思っています。何か気の利いたこと言ってあげたかったですね。
ちなみに3号のPEラインを切られた時のリールのドラグ設定を後で確認してみたら、こうでした。

4.0kg、バッチリですな。やっぱりラインのどこかが傷んでいたみたいです。
釣果のガンドブリは全長67cm、重量は3.22kgでした。

この撮影の時点でまだ朝の7時20分です。魚が傷まないうちにとっとと帰りましょう。
「あれっ!」

このマンホールのところに・・・、

思いっきりのイシガメじゃんか。


産卵関係の行動だと思いますが、時間は9時30分くらいでしたので、多分産み終わった後でしょうね。甲羅の後ろの方が「畑の土で汚れた」みたいになっているでしょ。
路上でフリーズしていたのは「カラスに見つかっていじめられていたから」のようで、すぐそばで1匹のカラスがずっと監視していました。

すぐそばの小さな流れにリリースしてあげましたけど、カラスがまだ見張っていたので、すぐ脇の草むらの中に置いてその上に草を寄せて見えないようにしてお別れしました。
そうですか、能登半島全開なこんな座標にまでイシガメが居るんですね。そのうちにこの水系の上流を調査しなければいけないですね。
ストリートビューの画像で場所は分かるようにしてありますから、興味のある方は私に遠慮せずにお調べになってみてください。能登半島のイシガメ情報は私はほんの一件しか知らず、私は能登半島にはイシガメは居ないのだろうと思っていましたが、今回のこの出会いで宿題が増えてしまったような感覚です。
正午になる前に自宅に到着しました。


分かります、これ? ナブラの個体はおもい切り満腹しているから、糞の量が凄いんですよ。ナブラの青物を袋に入れて持ち帰ると、自宅に到着するまでに袋の中が大量に糞だらけになって、その部分の身が変質しちゃうんです。私はこれを「糞焼け」と呼んでいます。今回は7時30頃に出発して11時30頃に自宅に着きましたから、変色しているだけでセーフではあるのですけど、もう少し時間が長いと皮を通り越して身に糞の匂いやバクテリアが入り込んで不味くなってしまうんです。今回は魚の肛門近辺で袋に穴を空けて対策したつもりでしたが、結果としては効果なしの失敗でした。皆さんもナブラ個体の持ち帰り時は十分に注意さなってください。




12時25分で作業終了。刺身は翌日にいただきました。庭のイシガメ達と一緒に。