いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

カワハギの肝

昨日12月23日(日)の日記です。


去年(というより“前年度の冬”)はウマヅラハギの肝を何度も食べたのですが、カワハギ(丸カワハギ)は一度も食べませんでした。

で、カワハギの大きいヤツの肝も一度しっかと食べてみたいと思っていたので、ドライブを兼ねてカワハギを買いに出かけました。


行った店はここです。この店でカワハギを売っていることを最近特定したんです。
イメージ 1


でもね、こんな遠いんですよ。ウマヅラハギと違ってあんまり売っていないんです、未調理のカワハギって。
イメージ 2



店に入ると売っていました。大きなカワハギを。100円/100gでした。
ウマヅラハギは80円/100gくらいですから、ウマヅラハギよりもちょっと高めですね。
イメージ 3


あれ、一昨日のヤツなのか? 加工日12月21日って書いてありますね。
イメージ 4


このタコなんか“加工日12月17日”ですが、誤魔化さずにそのまま表記されています。
イメージ 5

メッチャ正直ですね、この店。
普通は再包装してごまかしまくるものだと思うのですけど、鮮魚の入荷日のゴマカシがないなんて、凄く良い店だなあ。
私の家からはかなり遠いんだけど、ファンになって今後通おうかなあ~とか思っちゃいました。


他の陳列棚にはこれがありました。 加工日12月22日(土)、すなわち当日の前日の土曜日です。
イメージ 6

イメージ 7

今日(12月23日)は日曜日だから魚市場は休みなので、今日入荷のヤツがないのは仕方がないことです。
ま、これでいいや。買いました。
思いつきで行動しているから、日曜日に買いに出かけましたが、当日の朝採れの魚を買いたければ日曜日の買物はNG。本当は土曜日に買うべきなんです。
次回は土曜日に買いに行くことにしましょう。




他の店舗になんとなく寄ったら、こんなものがありました。
千葉県産ですけどコタマガイです。石川県では皆平然と“アサリ”と言い切るみたいだから、ま“アサリ”との表記でも特に問題はないと思います。
イメージ 8
平均サイズで言えば土曜日に私が採ったものよりも一回り大きいですが、この中の小さめのヤツなら私が採ったものと同等の大きさですね。

6個で480円? コタマガイが?
そんな価値あるかなあ~。 味はハマグリに明らかに負けると思うんだけど。
1個50gとして6個で300g。 300gだったら200円~300円くらいが妥当かと・・・。 

ま、北陸では滅多に売っていないですからね、コタマガイは。
だから珍しさで良い値段を付けられるってことなのかなあ~。




さて、カワハギの調理です。 
去年のウマヅラハギ同様に、こんな感じに捌きました。
イメージ 9



肝です。
イメージ 10

で、その味ですが・・・、

私が調理を失敗したせいで、他の内蔵から臭みや苦味が移りでもしたのか、ちょっと変な味が混ざっている感じがしました。
でも、濃厚にトロリと甘くて“舌の上での溶け”もよく『素材としての味覚ポテンシャルは本来は極上』であろうと分かりました。
もしかしたらウマヅラハギの肝よりちょっと上かも知れません。

詳細に感想を述べると以下の通りです。
 ・肝の大きさがウマズラハギのそれよりちょっと小さい。
 ・肝が硬くなくて柔らかくてトロトロ。だから崩れ易くて取り出しにくい。ただし、柔らかさは“旨さ”でもある。
 ・鮮度が落ちると直ぐにグニャグニャになってしまうので、当日の朝採れたものでないと良い状態の肝を取り出せない(のでは?)。

どうなのかな? トータルバランスでウマヅラハギ肝とカワハギ肝とどっちが上なのか微妙な感じですね。
その日の朝採れのカワハギで、もう一度味を確認してみたいですね。

店舗の営業時間は20:00までですから、今週の金曜日の夕方に買いに行くという手もありますけど・・・、
ま、いいや、来年にしましょう。