いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

時は今、カメに親しむ、皐月かな

「時は今、カメに親しむ、皐月かな」

亀が元気に動き回る季節になりました。

理系女子小保方博士はスッポンを飼っていたのだそうで、テレビでもそういう紹介がされていたらしいですね。
小保方博士の真似をしてスッポン飼育にチャレンジする人が少しくらい増えるかな~。
そんな思いもこめてふざけて詠んだ句です。

パクリ元は明智光秀が歌会で詠んだとされる
「時は今、あめが下しる皐月かな」です。

ある頃から好きなんです、明智光秀が。
本能寺の変の首謀者が実は豊臣秀吉で、明智光秀南光坊天海として江戸幕府の施政下でも活躍ってな感じの、おそらくは事実に最も近いであろう推測に基づくストーリー展開のNHK大河ドラマが放映されたら最高ですね~。
 歴史ドラマってストーリーが「歴史教科書のカビの生えた定説通り」になっているから、常に同じ話で結末も最初から見えてしまっていて、そのせいによるツマラなさがありますよね~。


 さて「時は今亀に親しむ皐月」なので、わが家のスッポン飼育活動を少々本格化させようかという気になり、アラ△グマ田砂の仕上げに掛かりました。
「え、まだやってなかったの?」という嘲笑が聞こえてきます(笑)。

 含まれている貝殻を溶かすために投入したクエン酸を洗い流す必要がありますので、近所の庄川に出かけました。そこで洗い流そうと思って。

ですが・・・、
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ここでやりました。
「こんなの田んぼの用水路、つまりドブ川じゃん」と言われそうですが、庄川の雪解水を汲み上げて流している贅沢な用水路です、綺麗な水なんです。富山県ははっきり言って富山県じゃなくて富水県ですね。
なのでまあ「ここで洗っても大して変わんないか」なんて思って、横着してここで作業してしまいました。


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作業完了の図です。
左に少しだけ黒い砂がありますが、連休中に桂浜にドライブに行った時にあまりにもいい砂だったので気に入り、記念にほんの少しだけ桂浜の近隣の海岸で採ってきたものです。粒度はアラ△グマ田砂と同じくらいです。
 海岸採取の砂でこの黒さは素晴らしいです。前に述べた通り「水槽の敷き砂は黒い方が魚が落ち着くので好ましい」とするのが一般則なんですが、こんな黒い海岸砂は見たことがないですね~。普通はどこで採ろうとしても“白っぽくてアウト”なんですけどね~。
 ちなみに、桂浜の砂は砂というより“海岸砂利”でした。セメントをこねる時の砂とか公園の砂遊び場の砂みたいな粒度の細かい砂はほとんどなかったです。


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桂浜の記念撮影はこの2枚だけ。
一眼レフと交換用に望遠レンズまで持っていったんですが、なんとカメラの電池を持っていくのを忘れました。冗談抜きに泣けてきましたよ。


 さて、クエン酸を洗い流したアラ△グマ田砂を1日だけ家の中に静置しておいて、表面の水のpHを測ったらなんとpH約4.5。風呂で2~3回追洗浄しました。でも、2~3日でまた砂中から酸が染み出てきてpHが下がるかも知れません。このままスッポン飼育に使うのはちょっと怖いです。

pH5~9くらいなら、コイやフナくらいだと平気で飼えてしまうものなんですが今回は慎重にことを進めましょう。
※ちなみに私はpH5とpH9で普通に成体スッポンを飼えていたことがあります。

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パイロットFishとして、フナとメダカとスジエビを入れてみました。
この時点ではpH測定値は7~7.5くらいでしたが・・・、

どうなりますかね。



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1月21日の撮影ですが、我が家のスッポン達です。分かりにくいですが5匹写っています。
浮島用照明のせいで露出がまったく合わず発色を加工してありますが、全然駄目ですね。失敗写真です。