いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

アラ△グマ田砂の顛末

アラ△グマ田砂の調整の結果です。

結局、クエン酸に漬けたまま冬の間中ずっと放ったらかしにしてしまいましたが、含まれている貝殻を溶かすには1週間くらいあれば十分のようでした。
実際のところは3日くらいで十分だったのかも知れませんが、正確なところとしてはちょっと分かりません。

以前の投稿では「ダイソークエン酸3袋を使用した」と説明しましたが、2日後くらいに“保険”と思って2袋追投入してしまいました。
気が小さいので何をやる時も保険を掛けるんです(笑)。
 シリンダーヘッドボルトの締め付けトルクが3.5kgでは不安でついつい強めに締めてしまうのと思考回路は同じですね。
「それが妥当とは思い難し」という気持ちの中、ついつい保険を掛ける。小市民です。


田んぼの用水路の雪解水で用心深く洗浄したものの、家に帰ってから測定したpH値4.5にガックリし、追加洗浄をして水槽に田砂をセットし、パイロットfishを入れて泳がせた時点のpHは7.0~7.5でした。

それで、次の日に水槽内のpHを測定したらpH6.5~7.0くらいでした。
アッサリ中性域で安定するんですね。


イメージ 1
それから約10日経過した今日の時点での水槽の撮影です。
メダカ、ザリガニ、タナゴ、ドジョウ等たっぷり入れていますが、まったく落ちません。順調です。

少し緑色っぽく写っているので、グリーンウォーター化してしまったかのように見えますが、水槽のガラス表面に緑藻が生えているだけで、水は綺麗に透明です。

濾材満タンのエーハイム2215を廻していますから、微生物濾過も短期間で上手く立ち上がったようで、水槽はいい状態のように思えます。

一旦pH6.5~7.0を確認しているので、もうpHの心配はないでしょう。ガラス表面の緑藻の効果で現時点ではpHは7.0近辺で安定しているかも知れません。

と思って今ほどpHを測定してみました。
結果は・・・・・・・・・、
pH5.0(笑)。

ちょっと前の投稿でも書きましたけど、pH5.0~9.0くらいだと普通の魚は結構平気だったりするんですよ(責任を持てないので、そうだと保証はしませんけど)。
でもpH5.0は驚いたなあ~。


イメージ 2
こちらは残りの田砂です。水槽の砂と同じように追洗浄を1回施しています。

さらに、そこらへんの小川で採って来た水草を適当に放り込んであるんですが、育ってるんだよね~。
水面より上の部分の青々とした新緑はこの容器中で成長した分です。

この容器の中の水のpHも参考までに測定してみました。
結果は・・・・・・・・・、
ピッタリpH7.0。

どうして?
訳が分からん。

多分この田砂のpHポテンシャルは普通に7.0近辺なんでしょうね。


スッポンの餌キープ用水槽のpHが5.0なのは、う~~~ん。
エーハイムの濾材が何かをしているのか・・・、それとも水槽中の何らかの生物が酸を発生しているのか・・・?


明らかに言えることは・・・、
pHの測定なんてしなければ、餌キープ水槽の水のpHもはっきり言って認識の中ではpH7.0です。
一旦pH6.5~7.0で安定したことを現認していますからね。

宇宙の法則と同じ。
どっかから貰った情報を参考にして、ある程度は分かっているつもりになっているけど、実は何も分かっていない。

アインシュタインが“こう”と言っていたから、宇宙の真理は“こう”です」
それは分かった気になっているだけ。
正確に理解できる筈がない。

さて、明日は何か面白い発見ができるでしょうか。


まあいずれにしても、灘浦田砂は結構おススメのような気がします。