いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

土日2日間丸々ボウズ(?)-その2

さて翌日の10月18日(日)のヒスイ探しです。

今度はちょっと早めて朝の3:00に出発しました。
同じように姫川の下流に到着し5:00から探石を開始します。

土曜日の午後に河川改修の工事が少しは進んだ筈なので、当然昨日と同じようにアマサギ打法もやりました。しかし、普通にボウズ。

続いて姫川の中下流域を箱メガネで徹底的に攻めまくります。
しかし・・・、
至誠、天に通ずることもなく、3流ヒスイの欠片すら見つかりません。

「もうやばいね、ボウズの予感が漂うわ~」
正直言ってそういう気分でしたが、気を取り直して、上流域へ新たに攻め入ります。
しかし、至誠天に通ずること再度なく、ヒスイは見つかりません。

「場所の選択がナンセンスなのか?」
「思いっきり下流は場所さえ選べば石の動いてる感じのところもあるから、そこへでも行くか?」
そんな気持ちで、特に期待もせずに海岸近辺まで一気に北上しました。

で、姫川下流の某所に入り、水深や水の流れの強さ的に限界近辺くらいの箇所を箱メガネで攻め始めました。

その探石をしばらく続けていると、大石の横とも下とも言えないようなところに白い石があるのが見えました。石灰石丸出しの外観ではなかったのでで、一応確認することにします。

水深は約1m・・・、
バールで突つくこともできないので、とりあえず足で無理矢理その邪魔な大石をどけます。
白い石があらわになりますが、別に特にヒスイっぽくもありません。
なんだか虫こぶみたいな隆起がボツボツあるのが見えます。水深が1mくらいあるので、あまりしっかとは視認できません。

他に方法がないので、足で無理矢理少しずつ岸の方まで寄せました。
それでなんとか水深30cmくらいのところまで移動させることができました。
箱メガネで軽く確認してみます。

「ヒスイらしさが特にないね。“もしかしたら”って程度だわ。ダメだわ。」
心の中でそうつ呟き、袖を少し濡らしながら石を掴んで水面より上に取り上げて石を見てみました。








「おおお~!!」

イメージ 1
なんと圧砕のヒスイでした。  重量は2.7kgあります。
(私は圧砕ヒスイは初めてのゲットです)
10月18日(日)13:50のことでした。

写りが良くないので、乳白不透明に見えますが、かなり透過があります。


イメージ 2
自然光でも程々に透けているのが、この画像だとなんとなく分かりますね。


イメージ 3

イメージ 4
表面が結構劣化しているので、乾くと見映えが悪く、例によって濡らしての撮影ですが、透過も翠の入り方もとっても素敵なヒスイです。

イメージ 5

イメージ 6
水中で石の表面に虫こぶみたいなのがブツブツあるように見えていたのが、この部分です。


イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9
“とびっきり”までは行かないですが、透過はかなりあります。



イメージ 10
その後、須沢海岸で拾ったコバルトヒスイ。
コバルトヒスイなだけに超低質で、重量326g、体積118ml、
比重はなんと驚愕の2.76でした(笑)。

さすがに2.76ではダメです。今度のヒスイ採取の時に捨てようかなあ。


その後は収穫なし、16:00に探石を終了しました。
5:00~16:00の11時間・・・、気候がいいせいか、かなり頑張れました。
途中で挟んだ明らかなる休憩はコンビニの駐車場で昼食20分程度だけでした。



イメージ 11
自己満足の蛇足ですが、今回のヒスイ採取行2日間の走行距離です。

総走行距離479.4km。
私の家と姫川下流までの距離がほぼ100キロちょうどですから、2日間で糸魚川市内を約80km走り回ったことになります。
案外ウロツキ距離が長いものなんですね。

ガソリンは給油口思いっきり満タン方式で36.66リットル入りましたので、
燃費は479.4km/36.66リットル=13.08km/リットル となりました。

以前乗っていたクオリスの糸魚川燃費は11kmくらいでしたので、多少改善しました。


さて、天気予報によると来週の土日まで天気は良さそうなんですよね~。
その通りになったら姫川の水位はもっと下がるんですかね?
来週の土日に2匹目のドジョウに出会うことができるかなあ。