いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

煽りイカ 再び

時は、2017年9月2日(土)朝の7:00頃、

場所は、姫川の“最下流(河口)~高速道路下の間のいずれかの座標”、

川の状況は、“水が透明で水量も少ない方で川底がはっきり見えている”といった状態、
(流れの一番強い川の中心部を歩くのはちょっと無理なくらいの水量)、

大きな石の直ぐ横(下流側)の水流により砂利が比較的深めにえぐり取られた状態のところに、


この辺りが露出していました。
イメージ 1
石全体の1/4くらい砂利の上に露出していたかな。


イメージ 2
重量は4.0kg。
一番長さのあるところで17~18cmくらい。


イメージ 3
角閃石石質の蛇紋岩の皮。
よく見ると分かると思いますが、皮はもうほとんど残っていなくて中のヒスイが多数の箇所に露出しています。


イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6
圧砕ヒスイ構造になっている感じの部位はほとんどないですね。
“ここだけ、ほんのちょっと圧砕みたいに見える”ってなところでしょうか。



煽ろうと思って、水に浸したり濡らしたりの状態で撮影して無理やりナイスビジュアルにしましたが、そんなに上質な訳ではないです。
透過もぜんぜん大したことないんです。
でも、少なくとも色の付き具合はかなりのものだよね。

これで石墨(黒の発色)が絡んでいなければ、緑の発色も透過も一級品レベルだったのかなあ~?
う~ん。




姫川でのヒスイ採取を始めてみた
 ↓
ヒスイなのか違うのかよく分からないけど“もしかしたらこれヒスイかな?”と思える石が拾えた
 ↓
FMMで鑑定してもらったら“ヒスイですね”と言ってもらえた
(よくある話です)


『FMMの先生にヒスイだと言ってもらえた』
『 』内の事象は、その石がヒスイであることの定義に等しいのか?
答は問答無用で「ノー」なのです、実は。

でも “『 』内=ヒスイの定義” だと腹の奥底深く信じ込んでしまっている人があまりにも多い。
“多い”というより、ほとんどの人がそうです。

私もFMMで石をヒスイかどうか鑑定してもらったことがあります。
でも、ほんの1回だけです。それもヒスイ探しを始めてから1年以上経ってからのことでした。
石を鑑定してもらうことも大いに目的ではありましたが、“「FMMでの鑑定」とはどのようなものなのかをこの俺が鑑定する”ことも目的でありました。

「なるほど、FMMでの鑑定ってこういうタチのものなんだ。なら、してもらっても意味ないな。」
そう悟ったので、以来鑑定してもらいに行ったことはありません。




なんでそんな人に嫌われそうなことをここでワザワザ言うのか?

誰も言わない、ってことまではないけれど、ほんの一部の人だけだよね。FMM鑑定の否定論を言うのは。

最近ある人のブログを見ていて思ったのです。
「俺も言ってやろ!」って。




さて、次の停車駅は、
「姫川の河原は別にお前だけのものではない」
「姫川の河原は国民全員のものだ」
「いや、敢えて言えば“夏休みに観光で糸魚川に来てヒスイに興味を持ち、後に再訪した人”のものなのだ」
「姫川の河原のヒスイポイントを他人に教えることがなぜイケナイのだ?」
「さんざんヒスイをひっかき集めた君は、もうヒスイを採集する資格を失いかけているのではないか?」

どれにしようかな?
みんな同じか。