師匠が“チケイドクハ”だとか言い残していきました。
「“地形を読め”とでも言いたいのかなあ~」
そんな気持ちで庭全体を眺めてみます。
そんな気持ちで庭全体を眺めてみます。
庭全体の光景です。
もう既に孵化場には速攻で木枠の隙間の応急処置を施してあります。
もう既に孵化場には速攻で木枠の隙間の応急処置を施してあります。
そう言えば赤矢印のところに雨水枡があることを思い出しました。
これがその雨水枡です。
「そうか、師匠はこれのことを言っていたのかな~」
「そうか、師匠はこれのことを言っていたのかな~」
その雨水枡って、こんなチンケな水溜りです。
庭に降った雨水はほぼすべてここに集まって流れ込んで最終的には敷地外へ排出されていくんですが、水が集まるための傾斜なんて、あってないようなものでほんの僅かです。
庭全体を水浸しにして水の流れを発生させてみない限りは、この雨水枡の箇所がほんの少しだけ標高低になっていることは見た目では分かりません。
庭に降った雨水はほぼすべてここに集まって流れ込んで最終的には敷地外へ排出されていくんですが、水が集まるための傾斜なんて、あってないようなものでほんの僅かです。
庭全体を水浸しにして水の流れを発生させてみない限りは、この雨水枡の箇所がほんの少しだけ標高低になっていることは見た目では分かりません。
それに仮に傾斜がそれなりにハッキリしていたとしても、こんなチンケな水溜りにスッポンが寄っていこうとするだけの情報発信力があるとも思えません。
大きな池とか川とかだったら“ここに水がありますよ~”っていう情報の発信力がありそうですが、そういう大きな水とはまったく違いますもんね。
大きな池とか川とかだったら“ここに水がありますよ~”っていう情報の発信力がありそうですが、そういう大きな水とはまったく違いますもんね。
でも脱走した僅か1~2匹の仔スッポンが、たまたまここに運よく辿り着く可能性は否定できないでしょうから、とりあえず覗いてみます。
あれま~! 居ますね!
なんと10匹も居ました。
赤目の師匠の助言もさすがですが、マル流の風水術の技の切れ、お見事です。
赤目の師匠の助言もさすがですが、マル流の風水術の技の切れ、お見事です。
まあだけど、まじめな語り口に戻して、実際の話、
“20匹くらい孵化場から脱出して、10匹はここに辿り着いたけど、他の10匹は別のところへ彷徨い出て行った”
っていうくらいのところが実際の状況だったりするかも知れません。
“20匹くらい孵化場から脱出して、10匹はここに辿り着いたけど、他の10匹は別のところへ彷徨い出て行った”
っていうくらいのところが実際の状況だったりするかも知れません。
今後孵化して這い出すスッポンを一匹も漏らさず確保してその総数をカウントし、孵化場に埋めたすべて卵の数と照らし合わせれば、最終的には彷徨い出て迷子になってしまった仔スッポンの数の特定は可能です。
それが0匹であるように祈っています。