いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

仔スッポンの放流

何匹か迷子にさせてしまったっぽいですが、とりあえず庭の孵化場で孵化した仔スッポン10匹を雨水枡から回収してキープしていました。

そして8月24日(土)の夜には、さらに孵化場の砂の上に別の仔スッポンが這い出して来ているのが確認できました。

そこで、8月25日(日)の朝に表面から5cm程度だけ掘って、状況を確認しました。


イメージ 1
出てきた仔スッポンです。
16匹でした。
30匹くらい出るかと思っていたんですけどね。

さすがに、孵化場の100個以上の卵すべてが“全員一緒に”ってことにはなりませんでした。

スッポンの養殖場では回収した1万~2万個とかの卵をすべて一箇所に集めてしまうそうですから、孵化のタイミングを合わせるのにも多分そこそこ限度があるのだろう、と思っていたんですが、まあ大まかにはその予想通りになったと言えそうです。
「“無理をしてでも何が何でも全部一緒に孵化”ってことになったらどうしよう」っていう心配も少しはしていたんですけどね、実は。

10+16=26匹ですが、もしかしたら一つの産卵箇所分の1セットかなあ~。


イメージ 2
一番小さいのを1匹だけ残して、他の25匹は放流することにしました。
選んだ放流箇所はここです。

私の認識上では一番メジャーなスッポン卵産卵場で、産み落とされた卵のほとんどすべてが他の動物に食われてしまうっぽい場所です。


イメージ 3
ちょっと乱暴ですが、バケツをひっくり返して放流です。
ちょっと面食らっているような感じでした。
泳いで水の中の深みに去って行くことをイメージしていたんですが、皆直ぐに砂の中に潜って行きました。

ところで、多分ですけど、仔スッポンって別に夜行性じゃないように感じています。
庭で飼っていて、妙にそう思えるんです。深夜は餌の食いが止まっているように思えることもあるし、深夜に寝ているのが確認できることもあります。

仔スッポンをパクッと食ってしまいそうなナマズとかの凶暴キャラって、夜の方が多いっぽいですもんね。

当たっているかどうか分かりませんが、そういう風に思っていたので、放流の時間帯は夜間にしない方がいいかと思って、今日は朝放流しました。

仔スッポンが孵化して這い出してくる時間帯が“夕方が多い”のか“明け方”が多いのか、その辺を注意して見ていれば、答えが分かってくるのかも知れませんね。

でも、産卵箇所で砂の上に這い出してから水際までの移動は、夜間じゃないと危険ですよね~。
そこが一番優先するのかなあ、やっぱり。