いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

完膚なきまでのボウズ街道

今回のヒラメ釣りプロジェクトの開始は2019年2月11日(祝日)でした。
ヒラメ釣りプロジェクト開始の記→

 

釣果はというと、このブログで恥ずかしげもなく報告し続けている通りで、初戦からずっとボウズ続きでした。

 

ボラとかナマコとかイワシとかのスレ掛かりヘッポコ釣果が時々あり、そういう時は“完膚なきまでのボウズ”とは自称しませんでしたけれど、獲物のうちに入らない価値のない外道だから実質は完膚なきまでのボウズ永久連荘と同じことです。

 

だけど実はついに抜けたんですよ。完膚なきまでのボウズ街道を。


抜けたのは日曜日の夜。
正確には2019年5月27日(月)未明1時50分のことです。

 

日曜日は19時10分まで奮戦してルアーを投げ続けていました。
つまり、一番期待値の高そうな夕まづめの時間帯を真剣に全力投球した訳です。
それでも釣果は完膚なきまでのボウズでした。

 

でね、「こりゃちょっとやばいなあ、よっぽどムキになって努力しないとダメか?」とか思ってね、
5月26日(日)の23時30分くらい出発で再度釣りに出掛けたのでした。完全夜釣りに。



で、ついに来たよ、完膚なきまでのボウズ街道を抜けるその時が。上述の通り2019年5月27日(月)未明1時50分のことでした。
イメージ 1

 

イメージ 2
ヒラメじゃないけど、まっとうな獲物と言える魚です。魚種はカサゴ。全長23cm。
特に珍しくもない魚種なんだけれど、食べるととっても美味しい魚で、カサゴで23cmってのはかなり立派な大きさの部類だと思います。
自慢するような釣果でもありませんが、ボウズ街道を抜けたと言い切れるまっとうな獲物には違いないので、この程度でも私は感激しちゃいました。

 

ちなみに、使ったルアーはモアシルダの22gです。
モアシルダ22gっていうのは知る人ぞ知る伝説の名ルアーで、インターネットの釣り好き野郎達の間では“神のルアー”なんて言われているものなんです。
もう基本的に販売されていなくて買うことのできない筈のものなんですけど、久々に外国から入荷したばかりのタイミングで15個も売っているのをたまたま見つけて、5個だけ買っておいたんです(ネットで)。
その2~3日後に見たら、残りの10個はあっさり消えていました。誰かが1人で10個全部買ったのだと思います。

 

まあでもアレです。ルアーが良いから釣れた訳ではなくて、釣れた理論は
 ①運よく
 ②夜釣りが功を奏した
の2点だと思いますけどね。



夜間3時頃だったかな、家に帰着して捌きました。
イメージ 3

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右上の方半分強くらいを占めるちょっと薄く桜色をしているものは内臓脂肪です。
この魚体の大きさでこれだけの内蔵脂肪って、“ハンパじゃなく脂乗ってる”っていうレベルだと思います。
白子も卵もまるで入っていませんでした。内臓脂肪と肝臓だけでこれだけお腹パンパンって、メッチャ状態の良い個体なんだと思います。

 

胃袋の中にはエビとカニが入っていました。小魚が出てくるかと思っていたのでこの点はちょっと意外でした。

 

でね、朝4時とかまで起きているともう寝付けません。
私の癖というか現在の体質なんです、3時とか4時くらいまで起きているともう寝付けなくて完全に徹夜してしまうというのが。

 

で、完全徹夜明けで月曜日の朝にいつも通りに会社に出社したのだけれど・・・、
眠かったなあ~(笑)、途中何度も落ちそうに・・・、
いやなってないよ、仕事中に落ちそうになんて(笑)。

 

月曜日は19時30頃に寝て翌朝火曜日の7時まで泥のように眠りこけました。




で、5月28日火曜日の晩飯として煮つけを作りました。内臓脂肪と肝も入れました。
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ちょっと手を抜いてウロコ取りをサボりましたから、その分の味覚低下がかなりありましたけど、それでもかなり美味しかったです。
頭の中のとか腹ビレ周りとかの身はハンパじゃなく美味しかったです。
魚の持っている味覚ポテンシャルとしては、相当に上級だと思いました。

 

イメージ 6
せっかくなので、今回は残さずカンペキに食べてみました。

 

次回カサゴが釣れた際は、刺身にして食べてみたいですね。




さて、次の釣果はどんな魚になるでしょうか。

 

完膚なきまでのボウズ街道は確かに抜けたけれど・・・、
ヒラメはまだまだ遠い存在のような気がします。