2021年7月31日(土)も朝イチから釣りに出掛けました。
朝のうちはマゴチや根魚狙いのつもりでしたので、それ用のルアーを使って釣りを開始しました。
2回ほど根魚らしきしっかりとしたアタリがありましたがバラしてしまい取り込めず。そうこうしているうちに、7時5分にはこんなものが・・・、
ルアーはリズムカーリー5インチ(カラー:セクシーアルビノ)なんですが、まさかのマダコ。この時点ではタコはまったく眼中になかったので「あ、そうか。そういえば途中からマダコ釣りに切り替える予定やったな、今日の釣りって。」なんて思い出してしまいました。
270gと小さいのですけど、持ち帰ります。釣ったその場でカッターナイフで眉間ブッスリにて即絞めしました。
その後も色々なところで色々なルアーを投げましたけど何のアタリもなかったので結構アッサリ撤収し、昼前には自宅に帰着しました。
13分40分自宅での撮影です。絞めた後ずっと海水中に入れっぱなしにして持ち帰り、一旦冷蔵庫に叩き込んで、13時40分になってやっと調理を開始しました。
見ての通りでハッキリと死後硬直していて、足がピーンと伸びた“形状記憶状態”になっています。ただ、この状態でも体表表層の色素は元気に動いていましたけどね。
ヌメリ取りはこれまでと同じく米ヌカ使用です。
が、茹で方に関しては今回はちょっと工夫して、こんなものも使って茹でました。
茹で時間は60秒です。
完成です。これで足4本分です。
で、その出来はと言うと・・・、
「おお~、これやわ!」
食感の堅さ(柔らかさ)の観点では、80~90点くらいと言っていいくらいの大成功の出来栄えでした。スーパーで売っているモロッコ産とかモーリタニア産とかの蒸しダコにソックリの食感で、噛めばちゃんと噛み切ることができる状態でした。
「ちゃんと完全に死なせて死後硬直までさせると、完全に茹で上げても“噛み切れないゴム状態”にはならない」ってことなのだろうと思っています。分かりませんけど。
酢とお茶の効果がどれくらいあるのかについては今後の検証課題ですね。
機嫌よく、残りの足4本もそのまま食べ切っちゃいました。
食感が良くて噛み切るのに苦がないと、ビールも含めた食事トータルでの幸福感が桁違いに上がりますね。
でもね、釣って絞めた後6時間半も放置したせいか、旨みは「生かして持って帰って、生きたままヌメリ取りしてすぐ茹でるバージョン」より幾らか劣っているかも知れません。
次回は間を取って、絞めた後3時間くらいで調理開始にしてみようかなあ~と思っています。
翌日の8月1日(日)は魚、マダコともに釣果なく完膚なきまでのボウズにて終わりました。ついでに言うとタコルアーを2つロスト。現在手元にあるタコルアーはタコエギ×1個だけです。
500g~1kgくらいのデッカいマダコでも今回のような“ちゃんと普通に噛み切れる食感”を達成しなければなりませんから、タコエギを1個補充しようと思います。
オリンピック? 見たくないです、そんなもの。
ワクチン? 同じじゃないかな。