いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

能登潮干狩り

私がタケノコメバル釣りに行くポイントのうちの一箇所でアサリみたいな貝が採れるらしいことを、実は去年のある時期に把握していました。

釣りを始めようとウェダーでテトラに渡ろうとしたら、その周囲で誰かが採集したらしき2枚貝が3~4個岩の上に置かれていたんです。そのうちの1個は「これ、普通の本アサリじゃないのかなあ~」と思えました。もちろん生きた貝で中身は入っている様子でした。

でもその時はあんまり興味が湧かなくて、後日にそこで潮干狩りをしてみるっていうこともやりませんでした。

その場所で今日潮干狩りをしてみたんですよ。

 

それで、これだけですが採れるには採れました。

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北陸には潮干狩りが出来る場所なんてそうそうありませんから、これだけでも採れたらかなり上出来の方だとは思いますけど、まあショボ成果といわざるを得ないですね。

で、なんという種類の貝なのかさっぱり分かりません。シラオガイに似ていますが違います。シラオガイと本アサリを足して2で割ったような外観です。シラオガイみたいに平べったくなくて厚みは結構あります。

 

そして、帰路で似たような環境の場所に適当に入っていって、そこでもチャレンジしてみました。

すると・・・、

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驚いたことにメチャメチャ採れました。採り放題に近い状態でしたので、続ければ幾らでも採れそうでしたけど「今日はまあいいや、これだけで」と思って、これだけにしておきました。

採れた貝の種類は1箇所目のものと同じです。以下のとおり他にも何種類か採れました。

 本物アサリ:2個

 オニアサリ:7個

 シラオガイ:2個

 種類不明貝:100個くらい(?)

 

石川県の規則で「3センチ以下は採っちゃダメ」みたいな決まりがあった筈なので、3センチに満たない個体(並べた7個のうちの左の6個)は念のためリリースしました。※帰宅してから調べたこところ、3センチルールはハマグリとコタマガイ(オアサリ)に対してだけの規制だと分かりましたので、実際にはリリースしなくてもOKだったようです。

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右端の本アサリは3cm以上ありましたので容器内に戻して持ち帰りました。

 

しかし、ほんの2個だけではありますけど本アサリがちゃんと採れたというのはかなり意外というか、情報として大収穫だったと思っています。もっと色々なポイントで探し回れば今回のポイントの周辺でも本アサリがたくさん採れる場所があるかもしれない ということになりますからね。

 

先ほど自宅で撮影しました。エアレーションしながら泥吐かせ中です(前日のハマグリ4個も一緒に入れました)。※オ:オニアサリ、シ:シラオガイ、本:本アサリ

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でこの種類不明の貝ですが、パソコンで調べたところケマンガイ(華鬘貝)という貝であると分かりました。全国的には意外と認知されている貝で、日本国内でも気候がかなり温暖な地方では潮干狩りでポツポツ採れるみたいです。

味は「本アサリには負けるけど、マアマアいける」みたいな感じなのだそうな。

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いつも私がタケノコ掘りに行っている地域で、タケノコポイントのテトラの内側で同じように貝探しをすれば、ケマンガイがしっかと採れるポイントは結構見つかるものと思います。

4月になったら旬で身が詰まってかなり美味しくなるのかも知れません。今日のヤツはどんな味かなあ~。