7月31日夕刻、エソのすり身作りにチャレンジしました。
小骨が多いとは言っても規則正しく並んでいる小骨群が何列かあるだけなわけですから「包丁で丁寧にやればキッチリ全部除去できるだろう」と思っていたのですが、実際にやってみるとそんなことが可能そうな雰囲気では全然なく、小骨の除去は序盤で完全に諦めまてしまいました(笑)。
で小骨満載のまま回収した身↑の重量は265gでした。※トレーが約8gなんです。
澱粉を入れましょう。
適当に分取したら29g、ま、これでいいや。
刻んだ白ネギも入れます。
さて、すり身作り開始です。※ちなみに、このフードプロセッサーの魚すり身作りの場合の容量キャパは300gだそうですので、大きめのエソなら「1匹でちょうどすり身作り1バッチ分くらい」ということになります。
で、出来上がったすり身がこれです。
こんな絵だけ見ても攪拌時の状況はまったく伝わらないわけですが、材料の粘性が高すぎて材料全体が塊のままで蓋近辺の端の方に偏りっぱなしになってしまい、撹拌刃の剪断力が材料に上手く掛かってくれませんでした。
完成した料理としては、こんな感じ↓になりました。
で味や食感の方はというと・・・、
明らかに不合格ですね(笑)。
小骨が2~5mm長くらいのままで“大っ量に”残っていて、中が砂だらけの団子をその砂を歯でガリゴリ言わせながら食べている感じでした。食感についてはほぼ0点、何の味付けもしませんでしたが旨味は30~40点くらいですかね。
ま、自宅唐揚げも最初はちっとも上手に作れませんでしたが、鶏もも肉の唐揚げを始めとして今では相当に旨い唐揚げを安定して作れるようになったと自分では思っているのですよ。台場クヌギプロジェクト - いも工房
なので、今回のエソすり身プロジェクトも初回の失敗は“必要経費”で、そのうちに上手に作れるようになるものと信じることにします。
ただ、購入する“すり身製造マシン”の選択をフードプロセッサーにしたのは失敗だったかもしれません。粘性の高いものには使えない調理機器であるようで「長芋ならいいけど自然薯は粘性が高いからダメ」なんて取扱説明書に書いてありましたからね。「自然薯ごときがダメなんてメッチャパワー貧弱な機械じゃんか。ジネンジョなんざ儂のハンドパワーでも楽勝だぞ。」と言いたくなります。
「ブツ切りまでの分散が限度」であって、素材をそれ以上細かく破砕することはできない調理機器カテゴリーなんだと認識した方がいいような気がしてきています。
なのでジューサーミキサーの方が魚のすり身作りついては却って向いているような気もしてきています。ジューサーミキサーの高出力のハイエンド品をそのうちポチることになるかもしれません。まあ、すぐにはやりませんけど。