いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

ナマズの稚魚

昨日7月31日に久しぶりに魚採りの趣旨で川に行ってきました。
ここのところずっと“スッポンモード”。それもただの“スッポンモード”ではなくて“スッポンの卵モード”で、魚からは離れていましたからね~。

まあただ、何を採るっていうつもりもなくて、暇潰しに見に行っただけのつもりでしたけど。

行先は“秘密の宴会場シルバー”です。


で、行ってはみたのですが、大きいウナギが一匹いるだけでした。
「ま、しょうがない、帰ろうかな。」
と思ったのですが、

「おや・・・!」
ナマズがいました。ちっさーいヤツです。
梅雨の増水を頼りにした典型的なナマズの産卵とは別個に、最近ここで産卵が行われたのでしょうね。

「こんな小さいの見るのホント久しぶりだな~。つーか、生まれてこのかた2回目だ。」
ズバリ20年以上振りです。
1回目に見たのは中国地方に住んでいる時でした。その時は田んぼに居ました。

採ってもどうにもならないんですけど、ついつい採って帰りました。


イメージ 1
全部で8匹。小さいですね~。
全長3cm、と言いたいところですけど、全長3cm強くらいありますね。
採った時点では食べたプランクトンで結構お腹が膨れていたんですけど、もう腹ペコ状態風なお腹になっていますね。
幼魚は代謝が早いのかな。


イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4
ぱっと見はおたまじゃくしみたいですけど、よく見るとナマズです。
一匹だけヒゲを負傷している感じですね。致命傷にならないといいですが。

イメージ 5
もうちょっと拡大するとこうなっています。
ナマズのヒゲって、成魚では上あごと下あごにそれぞれ2本ずつの合計4本生えているんですが、この画像の個体では下あごに4本の合計6本になっていることが分かりますね。
これナマズの幼魚の特徴なんです。
少し成長すると、下あご4本のうちの2本が抜け落ちて上下合計で4本になるんです。
どんな理由があるんでしょうね~。

庭に置きっぱなしのプラ船にミジンコがたくさん発生していて、眺めていて飽きないので、魚にも仔スッポンにもあげずに大事にしていたんですが、このナマズ達のお腹があっさり縮んでしまったので、しょうがないのでこのミジンコはナマズにプレゼントします。

すなわち、今日の夕方の時点でこのナマズ稚魚8匹はミジンコの発生しているプラ船に移しました。
人口飼料でなんとかしたかったんですけど。

でも多分2日もすれば、ミジンコはすべてナマズに食べられて全滅してしまいそうな予感です。
直ぐに放流してしまうつもりではいますけど、できれば一ヶ月くらいは飼ってみたいですね~。

ミジンコが食い尽くされた後はどんな餌がいいかなあ~。