いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

仔スッポンの外飼い

第一陣として孵化したスッポン君達26匹を、たった一つのプラケースで飼い始めたのですが、当然の如く無理があり、

庭のタライに10匹だけ移しました。
タライと言っても正しくは
「庭池を作る時に使用したコンクリートこね用のプラ船80」
です。

これが意外にもやたらといい味を出しまして、
「こりゃ結構いいな。もうちょっと大きいのをもう一つ置くか。」
なんて思って、24時間営業のホームセンターにプラ船80よりももう一つ上のサイズのプラ船を買いに行きました。確か8月17日(土)の夜のことです。

そうしたら“プラ船ジャンボ”っていう、コンクリートこね用ではなくて魚を飼うことをメインコンセプトにしたプラ船が売っていました。
サイズは180リットルと400リットルと800リットルがあります。

私のイメージでは、その“プラ船ジャンボ180”が“コンクリートこね用のプラ船80”より2まわりくらい大きいように思えました。

値段は7000円。インターネットの通販価格と同等です。
「まあいいんじゃないの、これ買ってしまおう」
ってな感じで、深夜ながらでっかいプラ船を買って車の後部座席にギリギリで積み込んで帰りました。


イメージ 1
で、これが現在の状況です。
水色の方がその“プラ船ジャンボ180”です。こっちに残りの16匹を入れました。

“緑のプラ船80”にも“プラ船ジャンボ180”にも半分日よけの蓋がしてありますが、その下に水深が2~3cmくらいになるように砂場を作ってあります。
 でもスッポン達はホテイアオイの中に隠れている方が気分がいいみたいで、11:00~15:00とかの激暑の時間帯も大概ホテイアオイの葉の付け根とか根の中とかに潜んでいます。
そういう時間帯は水温も30℃を越えてしまっている感じなんですが、スッポン達はそれほど苦痛に感じないようです。
餌の食いは、朝と夕方が一番良く食べるみたいですけどね。

これを眺めているのが結構な気分の良さなので、ついついここで食事をしてしまいます。といってもまだ3回くらいしかしていませんけど。
 やっぱり外飼いだと、室内飼いではあまり見られないような活き活きとした自然な行動がよく見れる気がして、ずっと見ていても飽きないですね~。ま、そのうち飽きるでしょうけど(笑)。
それに、逆に室内飼いならではのメリットもたくさんあるのだと思いますし、まだ到来していない外飼いならではの大きなリスクがふんだんにあるということも想定しておかなければならないのかも知れません。

まあ何にしても、スッポンに限らず私は魚の外飼いはあまりしたことがないので、そういう思い入れが作用するせいか
「やっぱり外飼いっていいよなあ。何か違ってる気がするわ~。」
という風には思えました。
もしかして気のせいだったりして(笑)。


私がサボって餌をあげない時のための非常食の位置づけとして小エビをたっぷり入れてあるんですが、時々スッポンがこのエビを猛然と追いかけている光景を見ることができます。
ただ、めったなことでは捕まえられないような感じですけど。

捕まえられはしないんですけど、その追いかける時のスピードがすごい速さで、追う気力についてもかなりのものを感じます。
「ちゃんと紫外線を浴びると元気になるのかな~」
みたいなことも思いましたが、水温が30℃前後くらいになっているでしょうから、
ただ単に「あったかいからやたらと元気」っていうだけのことなのかも知れませんね。
実際のところがどうなのかは、私には分かりません。


イメージ 2

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あげた餌を食べている光景です。
私が直ぐ隣で上方から監視するように見ているので、“大勢でワラワラと食いに集まる”っていう状態にはそうかんたんになってくれず、アッサリ撮れる画像となると、現時点の“懐き具合”ではこの程度です。

瞬間的に一箇所に食べに集まっても、今のところは最大で5匹くらいです。
プラ船内のほとんどすべての仔スッポンが一気に餌に群がるくらい懐いてくれるといいんですけど、しばらくこのまま飼い続けたら、そういう風になってくれるでしょうか。