いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

庭のスッポン卵孵化場の解体

今朝、庭のスッポン卵孵化場を解体しました。
何でこのタイミングで解体しなきゃならんの?とでも言いたくなりますが、しょうがないです。

イメージ 1
解体完了の図です。
寂しい感じがしますね~。 って私の気持ちだけの問題かなあ~。


イメージ 2
解体した木材と庭池の光景です。
ホテイアオイの花が綺麗です。
最近は2日に1輪ずつくらい定期的に咲くような感じになっていました。


イメージ 3
さて、孵化場の中の状況です。
孵化に至らずに死んでしまった卵は、この10個だけでした。


イメージ 4
孵化直前の状態にまで達している卵がこの画像の通り17個ありました。
すべての卵ともに殻全体が真っ白に不透明状態になっていて、ほとんど孵化テンパイ状態のようです。

不自然に一箇所空席のようになっていますが、作業の刺激が影響したのか、掘り出したら1個だけ直ぐに孵化してしまいました。その殻を取り除いてから撮影したので、こんな配置になっているんです。
画像に写っている17個の卵も、多分今日か明日中には無事孵化するでしょう。

目の前で孵化したその個体を含めて、今日見つかった仔スッポンは2匹だけでした。

その2匹を放流、
17個の卵は放流した箇所の近所の砂の中に埋めました。自力で這い出して巣立ってくれると思います。


では、結果を整理します。

9月21日(土)の夜に室内で10匹孵化、
9月22日(日)の朝に室内で1匹孵化、
9月22日(朝)の時点で上記の2匹が庭の孵化場で孵化

これで9月22日昼過ぎの時点で、
 庭の孵化場から150匹、
 玄関等のそれ以外の管理場所から81匹、
合計231匹の仔スッポンが孵化しました。
放流数は225匹です。

庭の孵化場に埋めた卵は全部で219個です。
孵化に至らなかった卵は今日の検査結果から10個だけですから、209個は無事に孵化している筈です。孵化の歩留りが209/219というのは、結構いい結果ですね。

放流したのが150匹、無事に発生が進行している状態で川の砂浜に埋めた卵が17個、
150+17=167 つまり無事に孵化して川に戻る個体が167匹
209-167=42
すなわち42匹も計算が合致しません。

42匹は無事に孵化した後に自力で庭の孵化場の木枠の隙間から脱出してしまったんですね。
私の側の視点から見れば“迷子”ということになりますが、力強い仔スッポン達のことだから意外と自力で近所の川に到達してくれたんじゃないかと思いたいですが・・・。

おそらく、この住宅地中にある蓋有り側溝に入っていった個体が多いのではないかと思いますが、その側溝を100mも進んで行けば近所の川にまで到達します・・・。
まあ私の希望的なものの見方にしか過ぎないですね。反省要です。

私にこんなことを言う資格はなさそうですが「42匹の仔スッポン頑張って」



庭の孵化場に関してはこれで完全終了になります。後は部屋の中や玄関で管理している卵だけです。
自由研究の5個卵以外にも何組かあるので何十個かあるんですが、手元での管理を継続しようと思います。

そのうちの一部は新任地で孵化することになりそうですね。