いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

得物

前投稿でのほのめかし通り、実は昨日(2月11日(祝))も潮干狩りに行きました。

 

でも、潮干狩りは主たる目的ではなくて、狙いはコレだったのです。
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ゴカイです。 ちょっと変なゴカイだけど、ゴカイなんです。
潮干狩りをしているとよく引っ掛かってくるので、釣り餌にするために少し集めてみようと思ったのでした。

 

モチロン潮干狩りと同時進行で採取しました。コタマガイを1kgばかりとこのバケツ中のゴカイを採ったところでヤメにして帰宅しました。家に戻ってきた時点で2月11日(祝)正午頃だったと思います。



でね、このゴカイを餌にしてアイナメとかカサゴとかを何匹か釣って、それを“泳がせ餌”にしてヒラメを釣るつもりでした。
そういう構想を持って、午後イチからそのまま即、伏木国分港に釣りに出掛けました。

 

でも、小魚なんてなんにも釣れないですね。
フグが寄ってきてゴカイをついばむだけでした。フグではヒラメ釣りの餌にはならないよなあ~。
計画がデタラメ過ぎるのでこうなって当たり前ですよね(笑)。2月に五目釣りなんてしたって釣れる訳ないわな。



そして、釣れる訳のないルアー釣りに変更。
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何も釣れるわけないんだけど、ルアーを遠投するのって、それだけでも結構良い気分なんです。

 

前にも紹介したけど、カッコいいでしょ。前近代的なフォルムのこの竿。
武器や刀のことを“獲物”というけれど、そんなイメージだと思いません?





なんで“獲物”なんて言うんでしょうね。ちょっと検索で調べてみました。



ありゃりゃ、“獲物”じゃなくて正しくは“得物”ですか。
意味としては“自分の最も得意とする武器”というようなことなのだそうな。

 

“得意な武器”か? そりゃあこの自称“マグロ竿”にイメージがピタリと合致しますね。




さて、こちらは・・・、
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マグロ竿と同時期に買ったリールです。
マグロ竿によく合うパワーのあるしっかりしたリールなんです。だから、マグロ竿とこのリールのセットで私の“得物”になりそうですね。
そんな思いで引っ張り出してきたんですけど、実は壊れているんです。
という訳で修理にチャレンジしてみました。

 

赤い文字で記した部品(青矢印のあたりに組まれる)が割れてしまっていて、リールドラムの逆回転防止機能(ブレーキとかワンウェイクラッチとも言います)が働かないんです。

 

だけど、買ったのが15年以上前で、メーカーは既に釣具事業から撤退した“リョービ”ですから、部品が出ないんですよね(多分ですけど)。


でも、奮闘すること約2時間、 針金で代替の部品を製作して何とか修復することができました。
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ブレーキを効かせたりフリーにしたり、ちゃんと自在に切り替えできるようになりました。

 

まあでも、間に合わせ修理だから、1年くらいでまた壊れてしまうかもしれませんけどね。




カッコ悪いでしょ、このリール。 リョービだからさ~、デザインセンスが悪いんですよ。
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バイクのメーカーでいうところのSUZUKIみたいですよね、リョービって。

 

でも、なんか憎めないというか、意外といい味出していると思います。

 

15年以上前に私がこのリールを買ったのは、少なくとも“気に入って買った”んです。
何が気に入ったんだろ? この悪趣味なデザインと線径のぶっといアームかなあ~。
“奮発していいヤツを買った”という記憶もおぼろげにあります。
でね、使い勝手もやたらと良くて気に入っていたんですよ。
だから、壊れてしまったのは残念だったけれど、治せる自信もないのについつい捨てられなかったんだよな~。


また誰にも理解できないアニヲタネタで申し訳ないけど、これってさ~、
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そっくりだよね。 このリールの開発担当者ってさ~、ガンヲタなんだよ、きっと(笑)。
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まあ、なんにしても、相棒復活です。
このズゴックリールなら50センチのヒラメが掛かっても、ドラグ負けしないと思います。

 

実は今使っているダイワのリールは、ドラグパワーが結構弱い感じなんですよ。
もっとデッカいハイパワーのリールを買ってもいいんでしょうけど、マグロ竿が前近代的な年代物だからさ~。
リョービの格好悪いリールの方が似合うよね、あのマグロ竿には。



『このズゴックリールがあれば・・・、  あと10年は戦える。』
 ↑
これもね、同世代のヤツらは別にアニヲタじゃなくても、直ぐに分かる台詞なんです。
まいいか、くだらないネタなんぞは。


しばらくは、私の得物“マグロ竿とズゴックリール”でヒラメを追います。 石川県のサーフでね。