2020年10月3日(土)は富山県東部に釣りに行き、28cmチョイのキジハタが一匹釣れました。で自宅に帰ってきたら、時刻は丁度正午頃でした。
庭池を覗いてみると・・・、
「あ、居った(赤矢印)。排水管から落ちてなかったわ、良かった。」と一瞬思いましたけれど、
違いますね、別のクラッチです。 この撮影の時は気が付いていませんでしたが、左上にも一匹居ます。その一匹の這い出した穴が緑矢印のところです。
池の中のヒスイの上に鎮座していた個体は、この赤矢印の穴から這い出たようです。桃矢印のところの個体も同様でしょうね。
池の奥側の方の這い出し穴は、こんな感じです。
池の奥側の穴からは3匹、手前側の穴からは2匹出たようで、合計5匹の仔ガメが見つかりました。
手前側の這い出し穴をよく見ると・・・
仔ガメの手か足かが見えています。出てこれないのでしょう。救出します。
2匹居たので、合計7匹となりました。
こんな多甲板個体もいます。
みんな「出来上がっている仔ガメ」で、どの個体にもヨークサックは全く残っていませんでした。
で、体格は小さめ。尻尾が妙に長いという特徴が全般的に見られました。
そして、翌日に這い出し穴の奥を完全に掘り返して調べたところ、「這い出し個体数/産卵個数」の歩留は、池の奥側の穴は3/6(50%)、池の手前側の穴は4/8(50%)でした。また、9月30日這い出しの穴は歩留6/6(100%)でした。
防犯カメラの録画動画で調べたところ、奥側の穴の這い出し時刻は10月3日(土)10時40分頃、手前側の穴の這い出し時刻は10月2日(金)19時頃でした。
前投稿で紹介した9月30日這い出しの6匹は第2クラッチ産卵のものと思われるのですけど、第2クラッチで産卵タイミングイが遅くて真夏の猛暑の影響をモロには受けなかったから、歩留100%になったということなのかもしれません。
6月11日と12日にメスアダルト個体4匹すべてが産卵していて、ウチの庭には卵を産めるメスアダルトイシガメはその4匹しか居ません。でも、今回の10月2日這い出しと10月3日這い出しの仔ガメは、そのアダルト4匹のうちの何れかの第2クラッチかと言えばそうでもないような気がします。
そう推測する理由は以下です。
・歩留が50%だから、真夏の猛暑の影響をモロに受けているように思える。
第2クラッチだったら、歩留はほぼ100%になるのではないか?
・第1クラッチの卵から産まれた仔ガメより妙に体格が小さい。
特に10月2日這い出しの仔ガメはかなり小さい。
・特に10月2日這い出しの仔ガメは、第1クラッチの卵から産まれた仔ガメの
どれにも似ていない。
となると「まだ“ヤング”か“セミアダルト”だ」と思っていた若い個体が産んだ第1クラッチの卵だということになるのです。
私の推測だと、10月2日這い出し分がこの写真の右の方の個体で、
10月3日這い出し分がコイツかなあ~。
このコロナ禍状況下の春の大型連休(4/29~5/6) - いも工房
これで現在、我家庭池エリアに居る今年生まれのイシガメ銭亀は合計23匹になりました。
欲しい人にあげてもいいんですけどね。1人あたり3~4匹とかあげますよ、もちろん無料で。 でもね、責任持てないしね~。躊躇しちゃいます、人にあげるというのは。
なんの責任かって?
・飼うのがかなり難しいけど、飼育方法の指南を求められても対応できない。
・遺伝的なイシガメ純度が100%だと保証できない。
・飼うのが難しいから死なせてしまう可能性は結構あって、
つまり、貰った人を悲しませることに繋がる可能性がある。
・つがい(オスとメスのペア)を求められたり、性別希望をされても、
対応できないどころか、そもそも性別が分からない。
・決して綺麗な個体やハイカラー個体ではない。
↑こんな感じです。